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放射性物質が検出された野菜の出荷について

原発事故で、野菜などから検出される放射性物質の暫定基準値が定められましたが、基準値に基づいて出荷規制が行われている県からは「厳しすぎる」として緩和を求める声が出ているそうです。 個人的には、「暫定基準値」も多すぎるのではないかと感じていて、厳しい基準で出荷制限をしてほしいと思っています。もちろん補償はちゃんとすべきですが。 もしくは、すべて出荷時に放射性物質を測定して、その値を商品に明記し、自己責任で買ってもらうようにするとか。 皆さんはどう思われますか?

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noname#134608
noname#134608
回答No.3

こんにちは。 暫定基準値…もう少し消費者、生産者に「解りやすい」解説をして頂きたいですね。 そしてまた「食品衛生法」の所管は厚生労働省、農水省の筈が、 放射性物質に関しては、「原子力安全委員会により示された 『飲食物摂取制限に関する指標』を暫定規制値とすることを 各自治体に通知している」と言うわけですから、 結局、取扱者、消費者の健康被害が生じた場合や、被害作物の補償問題など 「何処が主管になるの?」…という疑問も生じます。 出荷制限があるなら“家庭菜園”はどうなるの…? 種々の補償対象になるの…やはり疑問です。 結局は「国会審議」や「民事訴訟」…等、 「足尾事件」、「水俣事件」の再現になるのかな…と懸念しています。 因みに、飲食物摂取制限に関する指標から、 核種 原子力施設等の防災対策に係る指針における摂取制限に関する指標値を 放射性ヨウ素 (混合核種の代表核種:131I)「Bq/kg(1キロ当たりのベクレル)」について、 “ 野菜類 (根菜、芋類を除く。) 2000ベクレル”を試算(“個人的私算です。”)してみると。 甲状腺等価線量の50mSvに対して、 (引用 http://www.fsc.go.jp/sonota/emerg/emerg_genshiro_20110316.pdf) 預託実効線量を計算すると、 0.01606 Sv 16.06 mSv 16060 μSv となります。 計算条件は以下の通りです。 1kg当たりのベクレル値:2000Bq(ベクレル)←「暫定基準値」 1日当たりの摂取量;1000g(グラム)←余程の草食系で無いとこんなに食べられません^^ 摂取日数(日):365日←草食系じゃなく草食動物ですね^^;。 放射性物質の種類:ヨウ素131摂取方法 摂取条件:経口摂取(食物の場合) となり、 暫定基準値『50mSv』に対して、預託実効線量は『16.06 mSv』となります。 体外排泄は考慮していません。 計算式 預託実効線量 = 放射能濃度(Bq/kg) × 実効線量係数(Sv/Bq) × 摂取量(kg/日) × 摂取日数(日) × 市場希釈係数 × 調理等による減少補正 市場希釈係数 = 1 。 調理等による減少補正 = 1 。 従って、 >県(通達された自治体)からは「厳しすぎる」 の意見は、容易に納得できます。 しかし、『青果』はそれを直接大量に手にする、『集荷場』『市場』関係者を経由する為、 集荷場、市場関係者の『防護対策』は必要かと思います。 通常の自然界レベルの年間放射線被爆値を『当分の間、大幅に超えてしまう』と想像が付きます。 しかしまた、『ブラジルのガラバリの年間自然放射線量(10mSv)まではいかない』とも思います。 >もしくは、すべて出荷時に放射性物質を測定して、 >その値を商品に明記し、自己責任で買ってもらうようにするとか。 個人的には大賛成なのですが、『集荷場、市場、店舗関係者の防護』を考えると、 『どのように買ってもらうのか』…一考しないといけないかな…。 内閣が『緊急措置法案(激甚災害)を農作物に対して』、 優先的に閣議決定していただきたいですね。 被災地の支援復興と平行して可能だと思います。 厚生労働省、農水省、文化省、内閣府、原子力安全委員会…、 大臣、閣僚、官僚、委員長各役職者が『臨戦態勢』で望んでいただきたいです。 それでは。

fishsong
質問者

お礼

詳しく教えていただき、ありがとうございます。 確かに「暫定基準値」は「ただちに健康に問題はない」レベルではあるのでしょうが、実際問題として、何ヶ月も、何年も、多くの食物を通して体内に取り込み続けることになる可能性が高いですよね。 数年後に健康被害が出ても、かつての公害問題のように責任がうやむやにされ、何十年も訴訟が継続するようなことになるのは恐ろしいです。失った健康はお金では償いきれないものですし。 また、集荷場、市場関係者の防護対策については考えが及びませんでしたが、確かに問題ですよね。 こういう時こそ政治家の出番なのに、かれらが生産者の立場はある程度考慮しても、消費者目線で対策をしてくれるようには思えないのが腹立たしいです。 せめて自衛のために放射線量の明示をしてほしいです。

その他の回答 (2)

  • mshr1962
  • ベストアンサー率39% (7417/18945)
回答No.2

単純に都道府県で制限かけるから、都道府県の北と南、東と西といった違いで レベル以下の農場とそうでない農場があり「厳しすぎる」ということだと思います。 生産者側に関しては市区町村レベルまで落として、出荷制限にすればいいと思うのですが 問題は購入者側がそれで安心するかということですね。 ※流通の間で、出荷制限地域の野菜が紛れ込まないか、産地偽装されてないかという不安ですね。 できるなら販売するスーパーなどに放射線測定器を置いて、 心配ならご確認くださいとすればいいのかもしれませんが... 小さい商店だと難しいと思います。

fishsong
質問者

お礼

ありがとうございます。 確かに、生産者の方からすれば、地域でざっくりと規制されてしまうのは迷惑なのでしょうね。 きちんと補償がなされればいいのでしょうが。 また、確かに産地偽装は心配です。安価な放射線測定器があればその場でチェックできて安心なのですが。

  • jhayashi
  • ベストアンサー率29% (535/1843)
回答No.1

一週間前に収穫したキャベツが1玉2000円で並んでいるとか いやだと思います。 地域で制限レベルで十分かと。 http://www.nikkiken.jp/service/radioactive-material.html このくらいの費用が1回にかかるようです。 そのくらいの日数がかかるようです。

fishsong
質問者

お礼

ありがとうございます。 安全や安心を重視すると、コストや鮮度に跳ね返ってくるのは仕方ないのでしょうね。 地域でざっくり規制してしまうほうが現実的で安全なのかもしれませんね。

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