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パーソナリティ人格障害者との付き合い、接し方
自己愛性人格障害や境界性人格障害など、一番望ましい接し方を教えてください。 ある程度距離を置くだとか、否定的な言葉を控えるなど他にも知りたいです。
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実際にその様に診断された人と付き合ったことはありませんが、人格障害という言葉が元々パーソナリティを分類して出来た概念である以上、程度の差こそあれ、何れかのパーソナリティ障害に近いタイプの人は巷に溢れているものだと思います。よって、そこから考えてみたいと思います。 自己愛性人格障害も境界性人格障害もどちらもプライドが高く傷つきやすく、人に依存する性質が強い人、試し行為をする人達だと言われていますよね。言い換えれば、場の空気を読み自分に合わせてくれる人、同意や共感を躊躇無く示してくれる人、我を抑えて付き合う人、つまりは、同調を強く示す人に依存してしまう人たちなんだと思います。 依存という言葉も曲者で、それは好意だけではないですよね。 例え相手を憎いという感情があろうとも、自分の意のままに出来る人、望んだ反応を返す人(折れる態度を示す人)に彼らは執着します。 ですから、接するときは一貫した態度を取るのが一番だと思います。 自分の価値観に合わせることを望んでいる人たちに一々合わせていると、支配されてしまいます。 付き合いをするのなら、本当の自分を見失わないでいることが肝心だと思います。 自分の気持ちを置き去りに、自身を偽って自尊心を捨てるようにして付き合うこと、共依存の関係に陥ることが最も回避すべきことでしょう。 【共依存】http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Oasis/3875/kyouizon.html 【自尊心】http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E5%B0%8A%E5%BF%83 こちらがつかみ所のないグレーの態度を示すと、「接触した相手だけではなく、自己評価・社会的地位に対する執着心や不安」から、執拗な試し行為(攻撃)を受けることになります。 同調することで相手を傷つけることをしないで済みますが、同調していて自分がボロボロになってしまうのでは泥沼です。 関わることで却って自体が悪くなってしまいます。 自分という人間を相手の虚像にしてしまわないように、誤解を招く言動は慎み、ハッキリした態度を示すことが大切だと思います。 接するときは、共感と同調を混同しないこと、個と個の尊厳を常に示すことと考えます。