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高校~大学物理の参考書のお勧めありませんか?

何でか物理の授業をとらなければならなくなってしまった文系です。 二か月程文系用のうっすい教科書で頑張ってきたのですが、理系の人と同じ課題をこなし試験を受けるにはさすがに役不足になってきました。 公式がしっかり書いてあったり、考え方が丁寧に説明されていたり、解答解説が詳しかったりするお勧めの参考書、問題集を教えて頂けませんでしょうか? 使ってみた感想なども付けて頂けましたら助かります。 自分は使わなかったけどこういうのがあるよ、といったことでも構いません、よろしくお願いします。

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  • sanori
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回答No.1

こんにちは。理系のおっさんです。 大変そうですね。 自分の学生時代のことを今いろいろと思い出してみましたが、 もっともよいのは、高校数学の勉強ですね。 リストアップすると、 ・三角関数 ・指数関数・対数関数 ・微分 ・積分 ・ベクトル です。 問題集をやるとよいと思いますが、決して難しい問題集は買わないほうがよいと思います。 高校物理では微分積分を使わないので、色々と変な覚え方をしなければいけないです。 たとえば、等加速度直線運動は、 加速度 = a(定数) という超簡単な式で表され、これを積分していくと、 速度 = v = ∫adt = at + vo 位置(距離) = x = ∫vdt = 1/2・at^2 + vot + xo とやって、あっという間に導けるんですが、 高校物理だとグラフの中の面積を計算するという怪しげな手法が用いられます。 ですから、私は高校時代よくわからなくて悶々としていたのですが、微積分を使えば簡単に導けるということに気づいたときは霧が晴れた気分でした。 また、ケプラーの第3法則は、重力が距離の2乗に反比例することと、三角関数の微積分を知っていれば、簡単に理屈がわかります。 振り子の運動やバネにとりつけられた物体の運動(単振動)は、やや簡単な微分方程式で導けます。 放射性物質の半減期は、指数関数・対数関数の微積分を知っていれば導けます。これの考え方は、多方面で役立ちます。 あと、物理でいちばん大事だと言っても過言でないことは、どちらの方向をプラスに決めるか、ということです。 たとえば、高さというのは、高い方向をプラスにするのが自然ですよね。 ですから、自由落下の場合は速度はマイナスですし、重力加速度も9.8ではなく-9.8として計算します。 数学以外となると、読み物を読むことをお勧めします。数式が少ない本です。 ブルーバックスとか。 私自身、高校時代、授業で習わないようなことを書いている読み物を買って読みました。 しかし、結果的に役立っています。 また、単位と単位の関係はしっかり覚えましょう。 エネルギー J = N・m = W・s = 1cal/4.19 速度 m/s 加速度 m/s^2 角度 πrad = 180° 電荷と電流 C=A・s 電力 V・A=W オームの法則 V=R・A コンデンサ C=FV 電界(電場) V/m=N/C (なぜ等号で結べるかは上記の関係を使えばわかります) 圧力 Pa=N/m^2 1000倍していくと k⇒M⇒G⇒T 1000分の1になるごとに m⇒μ⇒n⇒p⇒f それから、ギリシャ文字の書き取りもやったほうがよいです。 英語より少ない24種類で、大文字と小文字合わせて 24×2字です。

sotoya
質問者

お礼

いつもしっかりご回答くださりありがとうございます! 高校数学が大事なんですか…数学は一応持ってますが練習不足が深刻です…。 挙げられた5つの項目が全部苦手なところで(ーー;)   物理の授業は前期だけなので8月までなんですが単位を取れなければ一年後になってしまうのでここでどうにかしたいのです。 言われてみれば毎回先生もプラスの方向を確認なさってます。 つい考えずに進んでしまうので、注意します。 ブルーバックス、聞いたことあります! 新書だった気がします…読書は好きなので今度見てみます。 あと単位とギリシャ文字ですね、ギリシャ文字は授業で先生がプリントを配って下さったものがあるので、使って全部覚えるようにします。 今までは使いそうなのしか覚えてなかったので。 後二カ月、ご意見を参考に頑張ります! 今回もありがとうございました!!