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医者の科の分類について
医者の科には、さまざまなものがあり、例えば消化器科にしてもさらに消化器内科と外科があると思いますが、例えばこれらの内科と外科をどちらもやっていたりすることとかはあるものなのでしょうか? また、他の科において、例えば循環器外科と脳外科などをいずれも行うなど複数の科の仕事を行ったりする人とかはいるものなのでしょうか? また、平均的な人の場合はどのくらい掛け持ちしていて、また、多い人はどのくらいいろんな科を行ったりしているものなのでしょうか? また、ちなみにこの消化器科の場合においては内視鏡手術は内科と外科ではどちらがおこなうものなのでしょうか?
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医師は、麻酔科をのぞいては基本的に、好きな科を表示することができます。 その上で、広く浅くいろいろな科を表示する医師もいますし、 また専門的に一科を行う医師もいます。 前者には町の診療所の医師などがおり、 たとえば広く浅く、内科・外科・小児科・皮膚科・放射線科など ひとりで複数の科を標榜します。 いろいろな患者さんに、来てもらいたいからです。 しかし、実際の専門は、ひとつまたは、二つなので、 自分の手に負えなければ、他院専門医に紹介状を書きます。 後者は総合病院の医師などが当てはまり、各自分業して、専門の科に専念します。 もちろん、例外も多くあります。 特に平均値としてもデータは、あまりないとおもいますが、 本当の意味での専門は、多くの場合ひとつで、 ほかにおまけで、表示していることが多いでしょう。 風邪に風邪薬を出して内科、湿疹に軟膏をだして皮膚科、レントゲンをとって放射線科というなら 容易ですから。 消化器内科と消化器外科は、基本的に消化器疾患をメインに診療するという点は 変わりませんが、治療に対するアプローチが違います。 内科の医師は、内科治療を主とし、外科治療が必要なら、外科医に紹介します。 外科医は、内科治療で十分なら、内科に紹介するか、自ら内科治療を行います。 内視鏡(胃カメラや大腸ファイバー)は外科医も内科医も行いますが、 実際できるかどうかは個々の医師の技量によります。 胆石や、悪性腫瘍などの内視鏡手術(腹腔鏡)は、消化器外科医です。 循環器外科と脳外科は、それぞれ専門性が高いので、兼務することは稀だと思います。