再びNO.3です
福島第一原発3号機では冷却プールに未使用のMOX燃料を10年間保管していたようです。それを昨年の5月に原子炉に入れ10月から発電を始めました。何か核燃料の扱いがいい加減な気がしませんか。
MOX燃料は従来のウラン燃料にプルトニウム239(爆弾の原料です)を8~13パーセント混ぜた燃料で、3号機はほかの原子炉とは状態が違います。MOX燃料はウラン燃料の4倍の発熱があるらしいので原子炉の状態が不安定なのはそのせいもあるかもしれません。なにせ世界初の事故なのでわからないことだらけです。
またこれもまったく報道されませんが、使用済み核燃料にはプルトニウムが1~2パーセント含まれています。先の239と違っていろいろなプルトニウム(同位体といって中性子の数が違う)が混ざった状態なので簡単に爆発しませんが猛毒であることは変わりありません。プルトニウムはその種類によって放射能が半分になる(最近よく聞くようになった半減期)が60年くらいから24000年まであって人が体内に取り込んでしまうと生きている間は減衰することは無く、ずっと放射線(α線)を出し続けて細胞のDNAを破壊し続けることなど少し詳しく解説している本をを読めばわかりますし、普通にそこらの書店で売ってます。
それより心配なのは冷却プールにあった燃料が使用済み燃料だけでなく、未使用のMOX燃料も保管されていたのかが不明なことです。使用済み燃料だけであんな爆発が起こるのか?爆発にMOX燃料が関与していたらそれこそ原爆と一緒で、大量のプルトニウムが撒き散らされたことになります。3号機の報道がほとんどないのもプルトニウムという言葉がでてこないのも明らかに変です。菅総理は浜岡原発をムリムリ止めさせました。たしか、4号機はプルサーマル運転だったはずです。関係あると思いませんか。もし、事故があっても何も公表できなくなりますよね。じゃ福島はどうなんだと・・・・・
東京電力が福島第一原発1号機メルトダウンして圧力容器に穴があいたと発表してからNHKも民放も報道内容が一緒です。記者クラブとかやらからの規制があるのでしょう。明らかな情報統制でしょうね。原発推進御用学者の出演は激減し出てきても解説がシドロモドロ........目が泳いでいるか、暗い表情でとても見苦しい・・・これだけのネット社会です。いくら隠しても必ずバレます。ニュースででるのはどの局も節電 節電 節電 節電で電力事情が逼迫しているのは明らかです。
福島県の隣には茨城県があって、ここには日本最大の原子力研究施設があります。過去、いろいろありましたが商業規模の原子力発電を分析できるのはここしかありません。詳細な分析はしてるはずです。ですが一切発表はありません。公表できないなにかがあると思うのは勘ぐりすぎでしょうか。ここには書ききれませんので質問者様で調べてください。MOX燃料についての問題点情報はいくらでもあります。ネットが信用できないならきちんと肩書きがある方が書かれた本を読んでください。どれほど恐ろしいことかわかると思います。
お礼
丁寧に教えて頂きよくわかりました。疑問点解決できました!たびたびのご回答ありがとうございます。週刊誌くらいしか鋭い報道ないですよね。アマゾンでみたら五月以降もかなり放射能関連の書籍でてるみたいなのでチェックしてみますね。