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建築塗装に関する質問です
はじめまして、建築塗装をしているものです 塗装材とゴム、コーキングに含まれる可塑剤についてですが、マンションなどの鉄扉玄関戸の塗り替えで 枠側についているゴムパッキンんと、癒着して扉が離れなくなり困りまった時がありました 特に今は水性材つや有を使うようにと指示がありますが、私はあえて弱溶剤の材料を使用して 問題を回避しています それでも多少の癒着はありますが、完全に癒着を防ぐ方法はあるのですか? 外壁コーキング部分に関してはエポサーフを下塗りにしています 平滑面で使用できるプライマー的な材料がありましたら教えてください また最初に戻りますが水性つや有ウレタンは特に可塑性による癒着が強いのでしょうか? よろしくお願いいたします
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- satoponman
- ベストアンサー率55% (22/40)
癒着の問題ではなくて基本的には鉄扉等などの鉄部は水性よりも2液弱溶剤系の塗料がベターです。 というのも扉などの開け閉めが多いところなどは特に衝撃が強いため水性等は剥離の原因につながります。 塗膜の硬さから考えても水性よりも溶剤の方が磨耗性にすぐれているため傷が付きにくいです。 ただし臭いの問題等で水性を選択されるのであれば施主にはその事を伝えた上で材料を選定された方が良いと思います。 2液は硬化剤を使用することで1液とは比べ比較的早く硬い膜を作ります。 1液や水性などは表面は乾くのですが硬化して固まるという点で考えるとかなりの時間を必要とします。 この過程ではかすかにタックと呼ばれる少しペタペタ状態が完全に硬化するまで残ってしまいます。 こういったくっつきやすい状態時にゴムパッキンと触れた事により一緒に硬化されてしまい固まってしまったのでは?と考えられます。 だから比較的早く硬化する(表面が乾燥するのではなく)材料を選択されているのは正しい判断だと思います。 癒着を回避できるかは解りませんが表面がつるっとしたろうで加工した用紙、キャラメルの包み紙などの素材でゴム部分を養生 もしくは間に挟む、また布マスカーテープなどをケースで購入したらテープとテープがくっつかないように表面加工した用紙が入ってると思いますがああいった物を接触部分にしばらく利用されてもいいのではないかと思います。 それから塗料側が完全硬化したら剥したら良いのでは? 外壁のシーリング材の可塑剤防止はノンブリードタイプのシーリング材を使用するのがベストなんですが、 すでにシーリングされてどんな材料か解らないといった場合、可塑剤防止用のプライマーをシーリングの上に施工前に塗る事でブリードを抑える効果があります。 ニッペ:ブリードオフプライマー、ロック:ノンタックプライマー、スズカ:ラフトン逆プライマーと言った商品がこれに該当するのですがサイズの割りには金額が高いです。 メーカーに言わせたら2液エポキシ系のプライマーである程度はブリード抑える効果はあるらしいです。
- foomufoomu
- ベストアンサー率36% (1018/2761)
このような問題に詳しいわけではないのですが、 >水性つや有ウレタンは特に可塑性による癒着が強いのでしょうか? 水性、油性の問題でなく、塗料の基材がゴムとなじみやすい(ゴムに近い)かどうかが問題のような気がします。ウレタンはゴムの仲間ですから、癒着しやすい気がします。(根拠はありませんが) もっとも樹脂系塗料なら、どれでも似たようなものでしょうが。 >水性材つや有を使うようにと指示がありますが、私はあえて弱溶剤の材料を使用して 別の話ですが、シックハウスは問題ありませんか? わざわざ水性を指定をするということは、有機溶剤禁止の場所ということはありませんか?
お礼
回答の方ありがとうございます 確かに塗料側にもゴムと同じく形成をつかさどることで可塑剤が入っています それなどの成分どうしのことであると思います 水性を 指定という点では問題があるからでしょう。公社の仕事です。担当の人たちは建築に対しては、あまり詳しい人材がいないという現状ですのでという問題もあります 何とかやってみます 回答ありがとうございました
お礼
的確な回答ありがとうございました 勉強になりました 可塑剤による影響というのは塗装対象となるものによっては癒着か、劣化するかどちらかだと思います いろいろな状況な中判断していくのはなかなか難しいですね 忙しいとこ回答していただき ありがとうございました またわからないことがありましたらよろしくお願いします