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窯業系サイディング再塗装の施工時期について

築17年が経ちメンテナンスとしてサイディングの再塗装をすることに決めました。シーリングも劣化が激しい為こちらも同時に打ち替えすることを決定しています。 作業工程としては足場組み→高圧洗浄→シーリング撤去→マスキング→プライマー→コーキング充填→コーキング部マスキング→シーラー→下塗り(ニッペファインシリコンフレッシュ)→上塗り(ニッペファインシリコンフレッシュクリアー)→の手順が妥当ではないかと思います。 今回は下塗りにクリスタルグレー色を塗り、上塗りとしていわゆるクリアー塗装を塗ることにナリのですが、クリアー塗装は一般的に艶が出てしまうとの事で好ましくありません。ニチハのHPを見ると全艶消し、3分艶、フルグロス設定有りとのことで艶は抑えられるのだろうと思い、昨日、日本ペイントに問い合わせたところ仕上がりがどのような感じになるのか色見本は出すことが出来ないとの事でした。どのような感じになるか分かる方法はありますでしょうか?

みんなの回答

  • toso
  • ベストアンサー率57% (64/111)
回答No.2

NO1です。 チョーキングがかなり激しくても、クリアを塗ると、チョーキングの激しい部分、激しくない部分が同色に落ち着く場合がありますので、テストをする際、チョーキングの激しい部分と激しくない部分が共存しているような場所を選んで、約0.5m2位クリアを塗ってみてください。 クリアをテストして、そのままクリア塗装で決定すれば、クリアを2回重ねて塗ればいいのですが、そうでない場合、 塗りつぶしに決定した場合は、下塗りが必要になりますので、クリアでテストした部分はペーパーで多少ケレンしといた方が無難です。 クリアの上をペーパーでこすることで、表面に傷がつき、下塗りが付着しやすくなり、密着性が向上します。 日本ペイントのシリコンクリアは約10年の耐候性です。 AGCコーテックのフッ素クリアは約20年の耐候性です。 一色で塗れば、やはりのっぺりとしてしまいます。 ただ、質問者様の壁は、模様が細かいので、1色で塗っても、少し離れて見た感じは、塗装前とさほど変わらないのでは・・・と思います。 近くで見ると明らかに変わると思いますが・・・。 コーキングを打ち替えてから、マスキングをして塗装をする方法もコーキング上には塗装はつかないと思うのですが、 現実問題として、新しく打ったコーキングの上にはマスキングテープがくっ付きにくくなるのと、テープの隙間から塗料がはみ出してくるので、コーキング上の仕上がりが悪くなる可能性があります。 私は仕上がりを優先で考えますので、やはり塗料を塗った後、コーキングを打ち直す方法を選択します。 その方が安心です。塗料はマスキングテープのわずかな隙間からでも侵入してきます。 コーキングの上を塗料で塗った方がいいことは確かです。コーキングの劣化の第一の原因は、紫外線による劣化ですから・・・。 ただ、コーキング上に塗る塗料で、表面が硬めに仕上がる塗料を塗ると、コーキング上にひび割れを起こすことが多々あります。 セラミック成分配合の塗料は要注意です。 当社ではSK化研社製のクリーンマイルドシリコン弾性という塗料で塗っています。この塗料なら、打ち替えたばかりの、コーキング上に塗ってもひび割れを起こしません。弾性がキーワードです。 新しく打ち替えたコーキングは完全乾燥するのに時間が掛かるため、なかなか厄介な代物です。普通に塗ると、まずひび割れを起こしてしまいます。 再塗装の施工時期についてですが、私の個人的な見解を申し上げます。 塗装にとって一番大事なのは、乾燥時間です。いかに早く乾燥するかということです。 それには気温が大事になります。塗料メーカーの設定温度は大体23℃です。 23℃を超えている季節は、春、夏、秋です。 4月前半から11月上旬くらいまででしょうか。 塗装屋は冬でも塗装していますので、本音を言えば、そんなことは言ってられないのですが・・・。(仕事が無くなり、冬、冬眠しなければなりません) これからの時期は塗装にはもってこいです。 梅雨を敬遠される方が多いですが、今は一番昼が長く、気温も真夏ほど高くないので、職人も仕事がしやすいです。 お客様の目線で話せば、真夏は窓などを締め切る期間が3日ほどあり、息苦しくなりますので、寝る時にクーラーを使用せず、窓を開けて、自然の風で寝てみえるような方は施工をやめといた方が無難です。 チリとか埃の付着は乾燥時間が短いほどいいので、夏の方がいいでしょう。外壁に塗った塗料が乾く(手で触っても手につかない)時間は夏で2時間、冬で4時間と言われています。 乾燥時間が短いということは、雨や雪に降られる確率が少ないということです。乾燥時間が長くなる季節は、雨や雪に対応した塗り方をしなければなりません。 毎日、天気とのにらめっこになります。 昼から雨や雪が降るような日は1日全休になったりして、施工期間は確実に延びます。 ですから、これからの7月、8月、9月は最高の時期なんです。乾燥に関して言えば、何の問題もありません。 何度も繰り返して恐縮ですが、塗装にとって乾燥時間が一番大事です。

g16rabm8
質問者

お礼

1つ1つ丁寧に説明していただいて本当にありがとうございます。 質問している以上のことも教えていただきとても勉強になります。 施工時期はいつがよいのかについては今くらいの気候がベストとのこと。現時点では施工時期は遅くとも9月末までには全工程を終えたいと考えております。今は業者を1社にしぼって詳細を詰めていたところだったのですが本日電話があり9月末までには工事を完了できないとのことでした。なぜ今になってこんなことを言われるのかわかりません。 なぜ9月末にこだわるのかと申しますとうちの市のほうでリフォーム助成をやっておりちょうど外壁塗装を考えていたので申請してみたところ受理され、助成を受ける条件として工事を9月末までに完了する必要があるためです。打ち合わせをしていたのは地元の工務店の人で、薄々頼りない人だなとは感じていたのですがここにきて9月末までに工事を完了できないと今日電話で言われ、それじゃさよならみたいな感じで無責任な人でもありました。かなり頭に来ています。愚痴になりました。 たちまち今から新たに業者を探さなくてはなりません。助成対象が地元の業者限定になるので素人の私が探すのはなかなか苦です。 今は全世界的に不景気で私自身不景気だと感じており建設業?もまた暇なのではないかと思っているのですが今から数件当たれば9月末までに工事を完了できる業者は出てくるのでしょうか。助成金額も数十万円という大きな金額になるので乗っかりたいという希望があるのです。

  • toso
  • ベストアンサー率57% (64/111)
回答No.1

塗装屋です。 拡大写真から見ると、外壁表面には現状2色の塗装がしてありますね。 下塗りからクリア塗装するんではないんですね。 もし、下塗を一色にしてしまうのなら、ちょっともったいないですね、 今の状態なら、間違いなく、元の色にクリア塗装で戻ります。 表面が多少、まだらに色褪せしていても、クリアを塗ると、ある程度表面の色は均一になります。 裏側とか人の目につかない所で、クリアを塗って実験してみて下さい。 そこで、塗りつぶしか、クリア塗装か判断した方がいいと思います。 次にコーキングの件ですが、 先にまずクリア塗装を完成させて、その後、既存コーキングの撤去、シーラー塗り、新しいコーキング打ち、の工程で工事を進めた方がいいです。 新しいコーキングの上にクリアを塗ると、いずれ剥がれてきます。 新しく打ったコーキングの上にはクリア塗料は塗らない方がいいです。 ニッペでは艶消しクリアが出ているかどうか分かりませんが、AGCコーテックには ルミステージ水性UVカットクリア低汚染艶消し 塗料あります。 でもかなり高くなります。 塗料メーカーの10年保証は付いてきますけど・・・。

g16rabm8
質問者

補足

プロの方の意見が聞けて大変参考になります。ありがとうございます。 追加で教えていただきたいのですが、 >もし、下塗を一色にしてしまうのなら、ちょっともったいないです やはり1色で塗ってしまうとのっぺりしてしまうと感じています。色はまだ決めていませんが同色でと考えています。仕上がりの印象は今のとくらべてどのように変わってしまうでしょうか?塗ればわかるのですが塗ってからだと遅いので・・・。 サイディングメーカーの相談窓口で相談したところチョーキングしていないならばクリア塗装で十分ですよとのことでしたが、メールで写真を送ってから再度相談すると褪色がみられるので色を塗ってから上塗りでクリア塗装してはどうかといわれました。クリア塗装でも問題ないのならば色は塗らないでクリア塗装だけでもそのほうが私としてはよいです。寿命に関してはクリア塗装なら10年くらいといわれていました。 >裏側とか人の目につかない所で、クリアを塗って実験してみて下さい。 業者と相談して実験したいと思います。実験した箇所はさらに上塗りしても問題ないでしょうか。 コーキングに関して >先にまずクリア塗装を完成させて、その後、既存コーキングの撤去、シーラー塗り、新しいコーキング打ち、の工程で工事を進めた方がいいです。 その方法は初めて知りました。いろいろな方法があるのですね。 こちらもサイディングメーカーに問い合わせたところ 足場→高圧洗浄→クラック部パテ処理→シーリング除去→プライマー→マスキング→シーリング→シーリング部はマスキング→シーラー処理→下塗り→上塗り→ という工程ですればどうかとアドバイスをもらいました。 この方法でもシーリングには塗装を塗らないで済みます。 この場合色を塗らないので塗装の色、あるいはクリア塗装する場合はサイディングの色に合わせてシーリングの色を決めることが必要になると聞いています。 話は変わりますが、ある業者の話によるとシーリングの上に塗装をすることによって塗装がシーリングを保護するのでシーリングの持ちが良くなるとありました。塗装が乗るシーリングならばそうなのでしょうか? 恥ずかしい話、タイトルと質問内容が違っており質問を書き込んでいるときに質問する内容がすり替わってしまいました。 再塗装の施工時期についてですがいつやるのが適当でしょうか?夏場は日光が強いので塗装が塗っている途中で乾いてしまってムラができてしまうとか、風の強い日はゴミが舞うので向かないなどございましたらご教示願います。

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