天井埋め込み型を使っていました(TESのガスエアコン)。昨年新築してエアコンは全て壁掛け式です(一般的な電気式)。確かに壁掛け型よりもスッキリとしていて見た目は良いです。
でも、私は壁掛け型をお勧めします。
天井埋め込み型は温度ムラが激しいです。天井にある噴出し口から下方向に冷気や暖気を噴出しますので、その風が顔などに当たって不快です。
壁掛け型でしたら冷風を上方向(天井)に上げて排出する機種もありますので、あまり冷気が気になりません。
よくオフィスの天井埋め込みエアコンの冷気が当たる机の人が、ダンボールなどで噴出し口を加工しているのを良く見ます。
暖房は下方向に暖気を吹き出しますが、天井埋め込み型だとたぶん部屋の中央にあるため、その風がまともに当たります。以前は食卓の真上にあったので、料理にまともに暖房風が当たっていました。
壁掛け型なら部屋の隅から吹き出しますので、あまり問題になりません。設置した下側はあけておかなければなりませんが、天井埋め込み型よりも床までの距離が短い(低い)ので床面も温まります。
あとは天井埋め込み型のフィルター掃除は面倒でした。
カタログを見ると効率や機能面でも壁掛け型のほうが優れているようです。
気をつけなければならないのは、配管を壁埋め込みにすると、確かに見た目は綺麗なのですが、冷媒が変わるとその配管は基本的に使えないので、その時点で費用が発生します(配管交換となると壁を壊すかも知れません。または配管の洗浄だけでもすむかもしれませんが、この点は良くわかりません)。
また、以前使っていたものは8年前の機種なので最近は改善されているかもしれませんが、ガスエアコンの温度コントロールはあまり賢くありませんでした。特に除湿にすると温度の上下が激しくてたまりませんでした(この機種の除湿は冷房した冷気をお湯を使って暖めて温度を下げないようにしているので、再熱除湿タイプよりも不経済です)。
広い部屋でしたら大きなエアコンを1台設置するよりも、小さ目を2台設置するという手もありますね。そのとき気をつけなければならないことは、同じメーカーをつけるのでしたら、リモコンのチャンネルが複数あるものを選択することです。チャンネル切り替えがないと、一台だけを使いたいときに、もう一台にも電源が入ってしまうというトラブルが発生します。また、設置する場所も重要になりますので、良く考えてお決めになられますことをお勧めいたします。
お礼
体験を踏まえたご意見非常に参考になりました。 皆様の御意見から壁掛けにしようと考えていますが、取り付ける位置や室外機を置く位置を迷っています。 アドバイス本当にありがとうございました。