うちも三歳(年少)の娘が幼稚園に行き出してからというもの、私やひとつ上のお兄ちゃんを押す様になりました。きっと幼稚園でもやってるんだろうなと、それこそ苦情秒読みなくらいよく押す、というより突き飛ばす感じです。
上の子も三歳の時にそうだったんですけど、これはもう『言い聞かせ』しかないと思います。
玩具の取り合いで反射的にやってしまう場合は、『そんな事しなくてもお口で貸してと言えばいい』、おちゃらけている時や嬉しさ余っての時は『そんな風に押されるの、ママは楽しくない』、怒ってわざと突き飛ばしてきた時は『そんな事して転んだらどうするの』などと、その場の状況で、説明や問いかけ、理由などをつけ加える様にしていました。
その時も『あ!今押したな!』と必ず声に出し、本人にも『押した』事を認識させるのが重要だと思います。意地悪よりも、無意識、反射的がこの時期一番多いと思うので、これをクセ付かせないようにしなければいけません。
私も同じ様に押したりして『こんな事されたら嫌でしょ?!転んで危なかったでしょ?!』なんてやったりもしましたが、一回二回で治る物ではありませんし、やり返す事をあまり覚えて欲しくないので毎回やるのはお勧めしません。
あと、上の子の場合。
『そうやって押したり突き飛ばしたりばかりしていたら、○○君が本当は悪くない時でも手を出した○○君が悪くなっちゃうんだよ!』もよく言いましたし、『そうか』と納得した感じも一番手応えがあった様に思います。『ママは○○君のいー所をいっぱい知ってるけど、○○君を知らない子は分からないんだよ。痛い事する子なんてもう遊ばない!なんて思われたらつまらないよ。そんなのママ悲しいな』と。
同情をかう様な言い回しですが、痛いからダメ、危ないからダメ、とかよりも『ママが悲しむんだ』と思う方が、子供にはリアルに伝わるのかもしれません。
きっとずっとではないと思います。もっと上手に自分の意見を言える様になれば、ちゃんと落ち着いてくれるはずです。
それには『言い聞かせ』は必須だと思います。直ぐに治らないでしょうが、それでも毎回見逃さずに、なぜダメなのかも説明しながら言い聞かせる事が大切なんだと思います。