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ロシアで週の始まりが月曜日なのは何故?
- ロシアで週の始まりが月曜日とされている理由は何でしょうか?キリスト教国であるはずのロシアで、なぜ月曜日が週の始まりとされているのか疑問です。
- ロシアの週の始まりが月曜日であることは、キリスト教の影響を受けていると考えられます。しかし、具体的な理由は不明です。
- 中国でも週の始まりは月曜日からであるため、週の始まりが月曜日とされる国は多いのかもしれません。
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キリスト教国の日曜日(神の日)は比較的新しい習慣でローマ時代末期に始まっています。 それまではギリシャ―ユダヤの習慣である土曜日(金曜の日没から土曜の日没まで)が休息日でした。 4世紀初めにキリスト教がローマ皇帝から認められた時、キリスト教はユダヤ教の習慣を捨てイエスが復活した日(つまり今日の日曜日)をキリスト教の安息日にしました。 ユダヤ教の習慣を守っていたころは今日の土曜日が中心だったので日曜は土曜から第一日目、月曜は第2日目と順次呼ばれ、曜日に名前があるのは土曜と日曜だけでした。この古い形はポルトガルに今日も残っています。ポルトガル語では月曜のことを第二の曜日(segunda-feira)~金曜は第五の曜日と呼びます。 その後ヨーロッパでは一週間の始まりが日曜派と月曜派に分かれていましたが、現在では少なくともEU諸国では月曜に統一されています。 日本では一般カレンダーは日曜から、事務用は月曜からと混在しています。いずれ月曜に統一される日が来るような気がしますが・・・ ロシアのことはよく分かりませんが、月曜日が週の始まりであれば、ヨーロッパがユダヤの習慣を捨てた後(4世紀以降)に採用した習慣だと思われます。ユダヤ暦なら月曜は第二日に当たりますから。
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どうでしょう。例えば次のサイトを見てください。http://suwa3.web.fc2.com/enkan/zatu/24_2.html 確かにロシア語では火曜日が第ニの日となってますから、そこから言うと、月曜日が第一ということなんでしょうけど、水曜日は真ん中ってなってます。土日を除いた5日間の真ん中とも捉えられますが、アイスランド語(火曜日を第三の日という)やドイツ語でも水曜日は(週の)真ん中って言っていて、これは一週間の真ん中にあたることから日曜日始まりと取れます。 ロシア語の場合も火曜日を第ニとかいう言い方をしていても、根底には日曜日が初めの意識があるのかもしれません。 ちなみにスペイン語・フランス語などでは少なくとも曜日を読み上げるときは普通lunes、lundi(月曜日)からです。曜日の語法も英語ならSundayにまとめてあることが多いと思いますが、スペイン語ならlunes、フランス語ならlundiです。それとこのサイトを読んでいくとわかるんですが、ヨーロッパ諸国でもカレンダーは月曜始まりが多いそうですよ。 日本では一応カレンダーは日曜始まりがまだ多いと思いますが、週休2日制もあってか、月曜を初めという考えも結構あるんではないでしょうか?週末と言われると土日(金曜の仕事が終わってからかもしれませんが)という感じですし(つまり日曜日=週の終わり)、少なくとも私は、金曜日に来週の日曜日と言われると、2日後でなく9日後を思い浮かべますし、今週の日曜日と言われると、5日前でなく、2日後を思い浮かべます。
お礼
ありがとうございます。 (参考URLもとても参考になりました。) ヨーロッパ諸国のカレンダーが、多く月曜始まりとなっているというのは初めて知りました(少なくとも、私の手持ちのものには、ビジネス手帳のもの以外、あまり見かけません)が、感覚としては、月曜始まりというのは納得できるところです。 なお、ロシア語の“月曜日”が週の始まりというのは、(キリル打ちが面倒ちいのでカタカナで書きますが)“ニジェリェ”が“週(間)”、“パ”が起点を示す接頭辞なので、パニェジェリニクというというのは、まさしく、“週の始め”という意味でして、ご参考まで…。
- SPS700
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下記の「ロシア」の項をご覧下さい。 http://en.wikipedia.org/wiki/Workweek_and_weekend#Russia ソ連時代には宗教が禁止され、労働を始めるのは月曜でした。「労働者の天国」では、月曜が意味があったのではないでしょうか。 イギリスでも下記のような疑問が出ています。 http://uk.answers.yahoo.com/question/index?qid=1006032407399 ロシアに限らず一週間の仕事が月曜に始まり、日曜日は休む、という点では共通ですから、週がいつ始まろうと仕事の始まりは月曜、です。 キリスト教だと、はじめ仕事して神は7日目に休んだのですから、月曜から始まるのが道理に合っていますね。
お礼
すみません、上の補足の年号は、「1917年」のタイプミスです。 1907年では、何のことを言っているのか意味不明ですね。。。
補足
…そうすると、現在のロシアでの曜日呼称は、1907年以後に制定されたということなのですか?
お礼
ありがとうございます。 月曜日を週のはじめとする習慣(というか、少なくとも、日曜日を週の必ずしも始めとはしない習慣)が比較的古くからあったことは初耳です。 個人的には、かなり以前から、月曜日を週の始めとする方が感覚的に合っていたのですが、よく報道では“日曜日”が週の始めであるとか、お友達にも、“週の始めが日曜日ってことくらい常識やで”などと言われた経験もあり、ロシア人や中国人は、なんと合理的な言い回しをするものだと感心していたところです。 EUで、月曜日を週の始めとしているのであれば、(アメリカはどうか知らんが)おっしゃるとおり、日本でも月曜日が週の始めであるというのが常識とされる日もそう遠くないかもしれませんね。 まあ、日常生活上は、何の影響もありませんが…(^-^)ゞ