• ベストアンサー

C型肝炎について教えてください

母(63歳)20数年前に子宮筋腫の手術をしました。 おそらく、その際の輸血でC型肝炎になった可能性があります。 最近の採血検査ではC型肝炎のウィルスが検出されず 消えてしまったと、医師に言われたそうです。 ウィルスが消えることってあるのでしょうか? 薬害肝炎の場合、20年後くらいに何か症状が出ると聞いたこともありますが 実際どうなのでしょうか? 手術した病院にはもうカルテもありませんし 今更補償と言っても証拠も無く、どうすることはできないと思うのですが・・・。 ご意見お待ちしております。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.1

以前は、C型肝炎ウイルス(HCV)の抗体検査しかできなかったので、抗体陽性者は感染者(HCVキャリア)とほぼ同義語のように扱われていましたが、その感染力は一般的には低く、配偶者間でも感染しないといわれてました。 現在は、抗原検査が可能になりましたが、5%ほど偽陽性者がいるため、先ずは抗体検査でスクリーニング(ふるい分け)して、抗体陽性者からHCVのコア抗原を検出すること(HCV抗原検査)を行い、抗原陰性者に対して核酸増幅検査によるHCVの遺伝子を検出を試みて、陰性なら現在はHCV感染リスクが低いと考えられます。 もう少し詳しく書くとHCVが体内に侵入すると、身体はこれに対抗するためにHCV抗体というものをつくります。その抗体の有無及びその量(HCV抗体価)を血液検査によって調べるのがHCV抗体検査です。HCV抗体陽性の人の中には、『現在ウイルス感染している人』(HCVキャリア)と『HCVに感染したが治ってしまった人』(感染既往者)とがいます。 そのため、この検査が陽性と出た時は必ず、肝臓専門医の元で体内に今「ウイルスがいるかどうか」の精密検査が必要で、HCV抗原検査およびHCV核酸増幅検査を適宜組み合わせて判断する方法が一般に採用されています。 絶対ではないのですが、『HCVに感染したが治ってしまった人』(感染既往者)の可能性があります。

noname#139426
質問者

お礼

非常に分かりやすく参考になりました。 詳しくありがとうございました。

関連するQ&A