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C型肝炎について
27年前に妹を出産時に輸血したそうです。テレビでやってるC型肝炎とかっていうのはどういうものなんでしょうか。かかりつけの医師に相談したら大丈夫でしょと言われたそうです。一応、検査するみたいなんですけど肝機能がわるいわけでもありません。テレビでやってたから不安がっています。僕自身も不安神経症で通院しているので不安でしょうがないです。肝炎とかで27年前に輸血していなければ大丈夫だよと親友の医師が言っていましたがあまり不安になる必要ありませんか
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- harepanda
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状況が分からないのですが、27年前にお母様が妹さんを出産した時に輸血かフィブリノゲンを使ったわけですよね?それ以前に生まれているあなたが、なぜ気にするのか、良く分からないのですが… 一般的に言えば、C型肝炎は、数十万人から数百万人の患者がいる病気です。フランスでも多いという報道を見たことがあります。感染経路としては、TVで話題になっているフィブリノゲンの薬害や輸血によるほか、かつては小学校での予防接種の際に、注射器を多数の児童を相手に使いまわしていたことが原因とする説もあります。私の母の感染経路は後者のようですが、いまさら、昔のことなど分かりません。従って「肝炎とかで27年前に輸血していなければ大丈夫だよと」というのは根拠のある議論か分かりません。注射器経由でお母様が幼い頃に感染していた可能性もあります。ただし、C型肝炎の感染ルートは基本的にエイズと同じですが、感染力が弱く、母子感染はほとんど無いとされています。私にも母子感染していません。 不安なら検査をすればいいだけですが、現在の肝機能を見ても意味がありません。C型肝炎の潜伏期間は長いのです。近所の内科でも扱っていると思いますが、扱っていないようであれば、大病院の消化器内科などが担当です。C型肝炎を放置しておくと、最悪、肝炎、肝硬変などになります。 ウイルスが見つかってしまった場合、治療薬としては、インターフェロンというものを使います。細菌とウイルスの違いはご存知かと思いますが、細菌は完全な生物、ウイルスは生きた細胞の内部でしか活動的無い半生物です。細菌には抗生物質が、ウイルスにはインターフェロンが効きます。ただし、インターフェロンによるC型肝炎の治療は、金と時間と忍耐が必要なものです。副作用もきつく、私の母は、薬疹が出ているほか、髪の毛がかなり抜けています。 なお、インターフェロンは非常に難しい薬で、エイズやインフルエンザのインターフェロンが開発されたら、新聞のトップ記事になるくらいのインパクトはあると思います。小松左京の古いSF小説「復活の日」を読むと、当時から今に至るまで、インターフェロンがあまり進化していないことが分かります。