今までの回答者様が答えられていますが、広い地方に分布することで、絶滅しにくくなる、というのが1つ。
そして、もう1つはもっと単純な理由です。
植物は生きていくには地面から水や栄養分を吸収し、大気から酸素と二酸化炭素を取り込み、太陽から日光を得る必要があります。
すぐそばに種を植えて同じ場所に子供となる植物を育っていったらどうなるでしょうか?
その子供もまた種を作り、すぐそばに植えます。するとどんどん同じ場所に同じ種類の植物が増えていきますね。
そうなれば、土の中の栄養は有限です。たちどころに栄養が枯渇します。
さらに、水の少ない地方であれば水の取り合いが発生します。さらに、日光もお互いが邪魔しあい、奪い合いになります。
そうなれば一本一本は痩せてしまし、いずれ枯れてしまいます。
栄養の豊かな土壌ならあまり問題ではないですが、(実際雑草なんて同じ場所に大量に生えてますしね)、砂漠などの気象の厳しい場所の植物などは、根から毒を出して例え自分の種だとしても周囲の植物を枯らしてしまう植物すらいるくらいです。
あなただって、狭い部屋に何十人も詰め込まれたら嫌になりませんか?
しかも動物と違って植物は動けないのだから、ちょっと移住しますね、なんてわけにはいかないのですから。
お礼
確かに栄養分を取り合っていては生きていけませんね。 植物が密集すると、そのような問題点が発生するのですね。 回答有難うございました。