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インデックス投信の積立方法
- インデックス投信で老後の資金のために積立を考えている方へ、アセットアロケーションの比率やリスクリターンの変化、リバランスの管理方法などについて解説します。
- インデックス投信の積立方法に関する疑問や迷いを持っている方へのアドバイスです。アセットアロケーションの比率の求め方やリスクリターンの変化、リバランスの管理方法を理解して、効果的な資産運用を行いましょう。
- インデックス投信での積立方法についての疑問や不安を解消するための情報を提供します。アセットアロケーションの比率を求める方法やリスクリターンの変動、リバランスの管理方法について詳しく説明します。初心者でも理解しやすいように解説しています。
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主にインデックス投資信託で5年程度資産運用しています。 >実際はどのように自分にあった4資産(国内外株式・債券)の比率をもとめるのでしょうか? 4資産のリスク(=標準偏差)とリターンと相関係数を知る必要があります。これは経済研究所や年金運用団体のホームページを検索すると確認できます。確認できたら計算式でリターンとリスクを計算です。 ■4資産のリターン 4資産のリターン=(Aの保有割合×Aのリターン)+(Bの保有割合×Bのリターン)+(Cの保有割合×Cのリターン)+(Dの保有割合×Dのリターン) ■4資産のリスク 4資産のリスク=√(Aの保有割合の2乗×Aのリスクの2乗)+(Bの保有割合の2乗×Bのリスクの2乗)+(Cの保有割合の2乗×Cのリスクの2乗)+(Dの保有割合の2乗×Dのリスクの2乗)+2(Aの保有割合×Aのリスク×Bの保有割合×Bのリスク×AB相関係数)+2(Bの保有割合×Bのリスク×Cの保有割合×Cのリスク×BC相関係数)+2(Cの保有割合×Cのリスク×Dの保有割合×Dのリスク×CD相関係数)+2(Dの保有割合×Dのリスク×Aの保有割合×Aのリスク×DA相関係数) となりますが、手計算するのは現実的ではないのでEXCEL等を利用します。それでも大変だと思いますので検索すると計算できるサイトが何箇所か出てきますのでそちらを利用しても良いかもしれません。 >その比率のままでも未来もずっと同じリスクリターンのパーセントのままでなのでしょうか? いいえ、リスクやリターンは絶えず変化していきます。特に景況が変わるときはリスクやリターンが変化しデータとして蓄積されます。でもあまり気にされてもしようがありません。そもそも期間の取り方によってもリスクやリターン、相関係数は異なってきます。例えば10年で求められるリスク・リターンと50年で求められるリスク・リターンは異なります。しかしどちらが良いのか?それは誰にも分からず、ゆえに参照するデータが団体によりまちまちです。 >リバランスをする時点でそれぞれの資産の評価額がどのくらい当初設定した比率から離れているかを知るためにどのように管理をしていけばよいのでしょうか? 手作業で行うのであればEXCELなどで評価額を記録し割合を計算すれば良いかと思います。最近はウェブ上でポートフォリオが解りやすく表示されるところが増えてきましたのでそれを参照しても構わないかと思います。 ■わたしのインデックス http://myindex.jp/ 個人的にリスクやリターンは厳密に計算していません。なぜなら厳密に計算しようがしまいが、結果にあまり差は出ないと思われるからです。そもそも元のデータにすら賛否両論があるくらいですので厳密性を求めてもしようがないと思っています。なのでこの資産を含めるとリターンとリスクはどうなりそうかと傾向をつかむだけで良いと割りきっています。 余談ですが個人的には最大損失額を決め、その2倍程度の額を上限に、そのなかで期待リターンが最大になる運用を目指しています。なので資産を全部運用することはなく、期待リターンが低い債券での運用はあまりしていません。あとは定期預金と普通預金での運用です。 もちろんこの運用がベストというわけではありません。リスク資産を増やしたほうが得られるリターンも多いと思います。ただ資産配分でリスクをコントロールするのはかなり難しいと感じているのでこのような形になっています。いずれにしてもご質問者様が納得される運用方法はご質問者様しか見つけることはできません。 参考になれば幸いです。
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- NEWINN
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最初にやり方を簡単に説明しておきます(最終的な判断は自己責任でやってください)。 まず、やる事は質問者様が貰う年金の見込み額などを大雑把でも良いから把握する事です。 老後に必要な額から年金を差し引いて、リタイヤ時に必要な額を出しておきます。 その次に、毎月投資できる金額でリタイヤ時に必要な額になる為のリターンを計算します。 ここまでならば、高等学校理系の数学が理解できていれば簡単に計算できます。 必要なリターンを求めたのならば、各アセットクラスの期待リターンから最小のリスクでリタイヤ時に必要な額を達成できるようにします。 各アセットクラスの期待リターンは参考URLの7Pに載っていますので、こちらを参考にしましょう(KKRのデータです)。 注意点は、物価上昇率によって期待リターンの変動が起こります、例えば国内債券の場合は「物価上昇率+1.20%」という具合です。 現時点では物価上昇率はマイナスなのですが、取り合えず0%と考えておいて良いでしょう。 ここでは必要リターンを年3%と仮定します。 基本的には「国内株式:外国株式=4:6~5:5」ぐらいで良いでしょう。 https://www.rakuten-sec.co.jp/web/market/opinion/yamazaki/yamazaki_20080118.html そこで「国内株式:外国株式=5:5」とした場合は、国内株式30.25%、外国株式30.25%、国内債券39.5%で配分すれば期待リターンは3%になります。 >例えばリスクが10%リターンが4%というアセットアロケーションの比率をを組んだとしたら、 >その比率のままでも未来もずっと同じリスクリターンのパーセントのままでなのでしょうか? KKRのデータからは期待リターンの設定には物価上昇率を使用している事から分かるように、期待リターンは変動するって事です。 リスクもリーマンショック時のボラティリティが非常に大きくなった事から分かるようにリスクも変動しています。 リバランスについては、税金の影響もあるので積立金額の各アセットクラスの投資比率を変える方法や401Kの方でやる方法をとるなどして税金の影響を軽減するようにします。 基本的には、投資比率が高くなりすぎたアセットクラスを売却して、投資比率が低くなりすぎたアセットクラスを購入するような形ですが、税金を低減できるように注意してやりましょう。 リバランスは年に1度ぐらいで良いと思います。 管理方法はネット証券のポートフォリオで簡単に管理できるので、そちらを使った方が早いです。 注意点は、現在、日本株式が20年間も低迷しており、これは将来解消に向かうのか、それともこれからもずっと低迷し続けるのかが分からない事です。 また、政府の財政破綻など20年後、30年後にならないと分からない事も多いのが実情です。 ですから、ここに書かれた方法も将来を保証するものではありません。 アセットアロケーションに万人に共通する正解は無いと言われますから、アドバイスできる事は当然限られます。 最終的な判断は自己責任になるので、ここに書かれた事は質問者様の方でも考えて慎重にご判断ください。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。 老後を安定した生活で送るために投資をする目的があります。自分の年金が将来いくらくらいもらえるのか調べてみた事がありますが、これから相当なリターンを期待した投資をしないとならなさそうです。 >KKRのデータからは期待リターンの設定には物価上昇率を使用している事から分かるように、期待リターンは変動するって事です。 期待リターンを一定にしたいなら、リバランの際にアセットアロケーションの比率を変えることもあると言う事ですね。参考URLのp7にある期待リターンをリバランスする際に利用すれば良いてのでしょうか? >管理方法はネット証券のポートフォリオで簡単に管理できるので、そちらを使った方が早いです。 証券会社はSBI証券のものを利用していますが、私にとってはあまり分かりやすくはないのでもっと良いものがないか探しています。 私の理解力が乏しくてNo.1様のお言葉をどれくらい理解できているかはなはだ怪しいのですが、理解できた所からまずは進めてみる事にします。 貴重なお時間をありがとうございました。
お礼
貴重なご意見ありがとうございます。 リンク先のわたしのindexさんのページは見た目もきれいで分かりやすいですね。ぜひ利用させていただきたいです。 資産の配分は個人個人で違うものだから答えはないとよく本やネットで見かけるのですが、リスクをいくらぐらいなら損してもいいかをどうとらえていいのか悩んでしまいます。 本音を言えば1円でも損はしたくないです。大事なお金なのですから。でもそれじゃあ投資なんてできないよってなるとその通りでみもふたもありません。しかし、telesienna様のおっしゃるようにとりあえず最大損失額を決めてやってみようと思います。とても参考になりました。ありがとうございました。