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原発 母乳から放射性ヨウ素
茨城、千葉などの4県にお住いの方々の母乳から放射性ヨウ素が検出されました。 これは水道水や、食べ物から母乳へ移行したのでしょうか? 放射性濃度の高い空気を吸う事によっても母乳へ移行するのでしょうか? 私は東京に住んでいますが、とても心配です。 現在6ヶ月の息子がいますが、完全母乳で育てております。 哺乳瓶、マグ、ストローなどすべて受け付けてくれないのでミルクは飲んでくれません。 このまま東京に住み続けても本当に大丈夫なのでしょうか?
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私自身かなり慎重なタイプですが、東京に住み続けることに問題はないと思います。 福島原発が爆発しない限り、今後多くの放射性物質が東京に飛び散ることはありません。 3月15日の水素爆発で放射性物質が大量に飛び散り、3月21、22日に雨が降ったために大量の放射性物質が地上へと降り注ぎました。そのため金町浄水場などの水道水から基準値を超える値が出て、ペットボトル配布の措置が取られました。結果として浮遊していた放射性物質が地上に落ちたためにモニタリングポストによる空間放射線量は、順調に下がっています。 都内の現況として、空間放射線量や水道水などは安心レベルにあります。ただ、現在収穫期になる関東の葉物野菜には、注意が必要です。なぜなら放射能が基準値以下でも、当初の測定方法と変わっているからです。現在は野菜は水洗いしてからの測定ですから、割り引いて(洗っても減らない。測定値に×10や×5が元の値など)考える必要があると思います。今月以降、植え付けられた野菜(ごく一部の地域を除いて)については、大気や雨から受ける放射性物質は安全な域まで下がっていますから、心配は無くなると考えられます ただ、これからは太平洋岸の水産物から、放射能が検出されるでしょうから、その辺に注意されて生活すれば大丈夫だと思います。 まだ、心配でしたら武田先生のページをご覧下さい。
- 参考URL:
- http://takedanet.com/
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- choco318
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母乳の放射性ヨウ素が一番高かった千葉のお母さんは飲料水も料理の煮炊きもミネラルウォーターを使用していたと会見で発表されていました。その他、生活にも慎重に対応されていたとの発表でした。 http://www.youtube.com/watch?v=W5IiJ9s4P8Y&feature=related しかし、このお母さんが日本産のミネラルウォーターを使った場合はその水から被曝した可能性もあると思われます。今も、1日に154テラベクレルの放射性物質が福島原発から放出されています。ある日の埼玉県の放射性物質は368メガベクレルでした。 http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110420/dst11042001130002-n1.htm この放射性物質が採水地で降り注げば、水は汚染されるでしょう。今までも放射性物質は1日で大阪や韓国まで飛散していました。日本の採水地は山梨が多いと聞きます。大阪まで飛散した場合は山梨の水にも入ってしまう可能性が高いと思います。 また、この千葉のお母さんが安全性の高い海外産のミネラルウォーターを使った場合には、食べ物(内部被曝)や被曝線量(外部被曝)や経気道摂取(呼吸などによる摂取)による被曝が原因に考えられます。しかし、お水にも気を使っていらしたので、きっと食べ物にも同じように対応されたと考えます。つまり、外で浴びてしまう放射線(外部被曝)と経気道摂取(呼吸などによる摂取)に絞って推察します。 (肌から入ってしまう放射性物質もありますが、目下、健康に影響があるとされる放射性ヨウ素とセシウムに限定して、お話をしています。) 先程、ご紹介した、ある日の埼玉県の368メガベクレルを経気道摂取(呼吸などによる摂取)の計算式に当てはめ、ミリシーベルトになおすと 368メガベクレルは368000000ベクレルなので 7.4×10-9乗×368000000 =7.4×0.000000001×368000000 =2.7232シーベルト/平方キロ =2723.2ミリシーベルト/平方キロ =2.7232ミリシーベルト/平方メートルになります。 ※計算式は下記、帝京大学医療技術学部診療放射線学科の資料から。 http://www.teikyo-u.ac.jp/20110329.pdf この値は白血病の労災認定基準の年間被曝量5ミリシーベルトの半分以上になります。 ※白血病の労災認定基準は年間被曝量0.5レム~。0.5レムは5ミリシーベルト。 “第2 電離放射線に係る疾病の認定について”の“5 白血病について” についてを参照。 http://joshrc.org/kijun/std02-5-810.htm#2-2-5 先程の埼玉の1日の放射性物質2.7232ミリシーベルトを全部、吸収することは、まず、ないので1日のほとんどを屋内で過ごしたと仮定して半分の1,3616ミリシーベルトを摂取すると考えると、年間496.984ミリシーベルトの被曝となります。 また文科省は放射線量(外部被曝)の安全基準を年間被曝20ミリシーベルトに引き上げました。こちらは白血病の労災認定基準の年間被曝量5ミリシーベルトの4倍です。 これらを合計すると自分でも計算していて恐ろしくなりましたが、500ミリシーベルトを超える数値となるのです。 累積で500ミリシーベルト浴びるとどうなるか具体的な例はありませんが、先程の白血病の労災認定基準の年間被曝量5ミリシーベルトの100倍となるので、「チェルノブイリ原発事故では高汚染州であるゴメリ州(筆者注・原発から約100キロ)に限定してみると91年以降は世界的平均の100倍以上にも達している。ベラルーシ国立甲状腺ガンセンターの資料。」という数値が日本でも現実めいてくるのです。 http://diamond.jp/articles/-/11752 また、福島原発から20キロ地点と東京上空の放射線量は大きな差異がないそうです。前記、帝大医技部診療放射線学科の資料から。 私も関東ですが、本当に心配ですよね。これを踏まえると、一番良いには海外産ミネラルウォーター(ヴォルヴィックなど軟水)で粉ミルクですが、チェルノブイリでは5ヶ月で粉ミルクなどの加工食品からセシウムが検出されましたし、質問者さんのお子様が粉ミルクを受け付けないことを考えれば(ご判断は勿論、質問者さん次第なのですが)、福島原発が収束する6~9ヶ月間(その間は放射性物質が出続けるので)は少なくとも300キロ圏外(チェルノブイリでは300キロ圏内ギリ2まで高濃度の放射能汚染がありました)に避難されると東京に居続けるよりかは安心かもしれません。
お礼
丁寧に教えてくださり、助かります。 私も500kmはできれば避難したいですが、現実そのような事はできません:; これからも水や食材などに注意して生活していきます! どうもありがとうございました^^
飲食品が主原因です。呼吸でも、肺に沈着するだけでなく、食道から胃へと入る可能性はありますが、主として飲食したものが、消化され、血液になり、やがては母乳となります。 とりあえずは、水や食品に注意するしか手立てがないでしょうね。近隣県産の食品は、注意した方がいいと思います。検査といっても、全品検査しているわけではないので、必ず、放射性物質に汚染された農産物の「抜け道」はあります。
お礼
ご回答ありがとうございます! 飲食が主原因ですか>< 母乳は血液ですもんね。 近隣の県産食品はとらないようにしています。安全とうたっていますが、到底安全とは思えません。信用しすぎもいけませんよね。 これからも注意して生活していきます。 どうもありがとうございました^^
お礼
遅くなりましたが、回答ありがとうございます。 武田先生のページをじっくり読みました。素人な私にもとてもわかりやすく勉強になりました! いろいろと教えてくださり感謝致します。 どうもありがとうございました^^