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全身麻酔とアレルギー体質でのリスクを教えて下さい。

 妻が、卵巣のう腫で、腹空鏡での手術を行う予定ですが、アレルギー体質で全身麻酔使用でのリスクが心配です。わかっているアレルギー食品は、そば、さばです。抗生物質で使用できないものが、アスピリン、ペニシリン、マイシン、クロマイです。喘息はありません。血圧はほぼ標準値です。47歳です。麻酔科医が常駐している病院なら問題ないと思いますが、妻が怖がり入院に踏み切れません。リスクとその対策について専門的にご存知の方、教えて下さい。

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回答No.1

 まずは治療をする病院で「アレルギー体質がある」というのを相談して治療に必要な薬で使えるものと使えないものを調べるようにしましょう。  「パッチテスト」というアレルギーテストをすれば「どの薬にアレルギーがあるか」というのが分かります。  まずは事前にちゃんと検査をしないと治る病気が治らなくなりますし、場合によってはひどくなります。  検査をした上で薬の量や治療法を決めていけば大丈夫だと思います。  私もアレルギー体質で、風邪薬の種類によっては喘息の発作が起きるので風邪を引いたらかかりつけの病院で風邪薬を処方してもらって飲んでいます。

sandorahony
質問者

お礼

ありがとうございます。パッチテストで麻酔アレルギーがわかるなら妻も安心できると思います。 本当に助かりました。

その他の回答 (1)

回答No.2

基本的に、麻酔専門医以上が居る病院では、おそらく大丈夫かと思います。  ただし、一般に食物アレルギーや花粉症の患者さんの場合、薬物アレルギーの発症頻度が2?10倍になるとも言われておりますので、今まで確認されていなかった薬剤についても注意が必要と思います。また、パッチテストは比較的安全な検査ではありますが、全ての薬剤に対してテストを行うのは困難ですし、「このテストで反応が出なかったから安全」と断言することもできません。  今回の手術は腹腔鏡手術とのことですので、気管挿管(手術中、人工呼吸のために気管に管を入れること?眠った後に行いますので、入れるときは苦しく無いと思います)は必須だと思いますし、各種生体監視モニタを装着し、気管挿管がなされた状態はそのまま「アレルギー反応が起きて治療するときの状態」でもありますので、その状態であれば比較的安全かとは思います。しかし、アレルギーの発症が気管挿管前後だった場合や、気管挿管中でも症状が激烈だった場合、最悪の可能性も考えておく必要があります(もっとも、私自身は今まで一万例以上の麻酔を施行しておりますが、薬剤アレルギーが原因で不幸な転機をとった患者さんは、幸い経験しておりません)。  いずれ一番大切な事は、アレルギーの既往があるという事と、何よりそれを不安に思っているという事を、主治医や麻酔科医に正確に伝える事だと思います。場合によっては(主治医や麻酔科医の性格や考え方によっては)その地方の大学病院での手術を奨められるかもしれませんが、もしその選択肢を奨められたのであれば、逆にその先生方を信頼しても良いのかもしれません。  いろいろ脅かしてしまって申し訳ないのですが、得てして「そう思って準備をしておくと、案外何もない」ものである事を、最後に申し添えさせていただきたいと思います。  奥様の手術が無事終わられますことを、心より願っております。

sandorahony
質問者

お礼

 麻酔科医の先生なのですね。専門的なご回答本当にありがとうございます。 全ての麻酔にパッチテストができる訳でない事を理解した上で、麻酔科の先生や主治医の先生とよく相談して妻を説得してみます。  本当にありがとうございました。

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