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遮蔽能力の無い防護服についての疑問
- 福島原発の作業者が着ている白い服は放射線の遮蔽能力が無いということです。実際には放射能のあるチリなどが付かないようにするために使用されています。
- 一方、放射線の遮蔽能力のある黒い防護服は高価で重たいため、作業効率が悪くなることから、一般的には使用されていません。
- また、原発や東電、国には放射線を遮蔽するための防護服が存在しない可能性も考えられます。
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米デュポン社のタイベックという防護服です。 http://www.bougofuku.com/goods/type1/1002.html?gclid=COHBp5nNnqgCFc2DpAodYQxlHA 仕事で使ったことがあるので、原発の作業風景をみたときに、 「もしや」と思ったらやっぱりそうでした。 「これらでは放射線を防護する機能が無いため、 作業者等は空間中の放射線量を計測する機器を携帯し、 規定被曝量に達する前に作業を終了する必要がある。 作業終了後は除染するため、流水などで着衣表面に 付着していた放射性物質を洗浄してから脱衣する。 なお洗浄に用いた水も、汚染状況によっては放射性二次廃棄物として扱われる。」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%94%BE%E5%B0%84%E7%B7%9A%E9%98%B2%E8%AD%B7%E6%9C%8D とあるため、その必要のない場所での短時間の作業をしていると 考えられます。 「強力なX線やガンマ線などを遮蔽する能力を持つ遮蔽体はたいへん重い (全ての放射線を遮蔽できる防護服を作るとするならば、 総重量が少なくとも100キロ以上に達するという)ため、 完璧な防護能力を持たせることはできない。」 ということで、迅速な作業には不向きということもあるのかもしれません。
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- fisker
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γ線や中性子線を防護服で遮蔽するのが不可能なのはNo.1の回答者のおっしゃる通りです。ただし、α線とβ線の大部分は遮蔽しますし、何より内部被曝を防ぐのが目的です。 外部被曝は比較的簡単に管理できますが、内部被曝はどれだけ被曝したかを正確に知ることが困難なため、放射線作業従事者は極力内部被曝させないことになっています。 なお、線量当量(シーベルトで表される値)が同じであれば外部被曝も内部被曝も危険性は同じです。一般の方が内部被曝を必要以上に恐れる必要もありません。(自然由来の被曝も多くは内部被曝です)あくまでも管理がしにくいということです。
お礼
内部被爆を避ければ、ある程度良い、(仕方ない)と言う考えなのでしょうかね。 5kg程度の遮蔽(確か1/3程度遮蔽)をする服がありましたが、それは使わないのですかね。 原発で対策している人は本当に命賭けです。 ありがとうございました。
お礼
さっそくありがとうございます。 やはり遮蔽能力が無い防護服での作業なのですね。 マー動きやすいとは思いますが、、。