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mcintosh c28 の反応について

 オーディオ歴半年ちょっとの者です。現在プリにmcintosh c28を使っているのですが、このアンプはいわゆる「反応の良さ(速さ)」「スピード感?」と言われる部分についてはどうなのでしょうか? 比べる相手としては特に同じmcintoshのc34v,c29あたり、他に最近のマッキンの製品、またメーカーとして平均的にmcintoshより値段が高いマークレビンソン、クレル、ジェフローランド、ゴールドムンドあたりです。  先月号のステサンを読むとC28は当時マッキンの最高級だったそうですね。しかし何分かなり古いアンプなので、ネットや書物等で色々と調べるとレンジや解像度等は新しいものに比べると劣るという意見は良く見ますが、その点は私は気になりません。反応以外の部分は満足しています。しかし、反応に関して書かれているのは見たことがないので、その部分について詳しい、経験のある方にお尋ねしたいです。やはり新しいものに比べ反応は著しく劣るということがあるのでしょうか? youtubeで私のシステムにかなり似たスピーカーを用いてるものがある(http://www.youtube.com/watch?v=aUHphi8h0S4)のですが、私のものは反応の点ではこれに劣り、原因としてパワーに相当の安物を使っているので、それが大きいとは思うのですが、c28にも原因があるのではないかと思って投稿致しました。  「反応」「スピード」とは何か?という点でも議論があり、自分で聴け、個人差、機種差、個体差、部屋、スピーカー、プレーヤー、ケーブル等で一概に言えないとお答えしたくなるいかにも初心者な質問でしょうが、それは自分でも解っておりますので、回答して頂ける方の完全な主観で、c28と上記のアンプの「反応」の違いについてのお考えをお聞かせ下さい。それでは宜しくお願いします。

みんなの回答

回答No.1

C28 は友人宅で聴いたことしかなく、JBL Speaker も愛用したことがない上に現在は Audio 趣味から離れてしまっているので良い回答ができるかどうか怪しいのですが、C34V は Bose 501MkIII をバラして自作した Speaker で 5 年余り愛用し、それ以前は Marantz 社の FET Amp に興味を抱いて PM84D/94/95/99SE (99SE は Philips 社製) と乗り換えながら Bose 901CSIV を 8 年余り愛用、Marantz 社の Amp は音が Speaker から耳に到達するまでの間に制動をかけられたような詰まった感覚が拭いきれずに Step Up をし続けたことから Amp の反応速度についてはよく解る気がします。 友人宅で聴いた C28 (Power Amp も McIntosh でしたが型番は忘れました) は延べ 1 万時間近く使用されていたものでしたので、中古とは言え 1~2 千時間程度しか使用されていないような私の C34V の方が明らかに反応速度に勝っており、多種多様な Tone Controller を Full に用いても低重心で太く熱い McIntosh Sound を崩すことがないのには舌を巻いたものでした。(さすがに Compander や Continuous Loudness Controller を使うと解像感や硬さ、温度感と言った感覚に変化を生じますが・・・) しかし、その C34V も手に入れてから 3 千時間ほど酷使している間に Wood Bass や Bass Drum といった低音の立ち上がり部分で何かが引っかかって苦しくなって来たような違和感を生じるようになったことから思い切って Overhaul に出し、電源 Condenser (確か 6800μF だったと思います) も新品に交換したところ、すっかり元通りになりました。 Transistor 式 (或いは OTL 式) Amplifier では電源 Condenser の容量に十分な余裕がないと低音域を力強く出せないと言われますが、電源 Condenser に用いられる電解 Condenser の寿命は (熱環境に依存しますが) 数千時間から 1 万時間程度でしょうから古い Amplifier は電源 Condenser を交換することを含めた Overhaul を行った方が他の同系列 Amplifier に乗り換えるよりも良策であろうと思います。(買い換えるよりも安価ですから期待ほどではなかったと後悔する度合いも期待外れの買い換えで被る後悔に較べれば遙かに少なくて済みますし、期待通りに復活すればますます愛着が湧くというものです) 残念ながら現在は大掛かりな Audio 機器を手放してしまった身ですが、C28 ならば C34V に変える前に Overhaul する価値があると思いますし、Power Amplifier または Speaker Cable を含めた Listening Room 環境に投資した方が良策ではないかと思います。

jlpmghrs4
質問者

お礼

このような答えにくい質問に非常に丁寧な御回答を頂きありがとうございます。  仰る通り私のc28は元々かなり状態が悪く最近地元のオーディオ店に修理に出したところオーバーホールも勧められ、実は現在修理&オーバーホール中です。>C28 ならば C34V に変える前に Overhaul する価値がある ということでしたので、オーバーホールで期待通りの音になるか疑問でしたがその点は安心いたしました。しかし、>私の C34V の方が明らかに反応速度に勝っており というのは使用時間に差があっても気になります。そこまで差があるのなら同等の状態でも差があるのでしょうか?  またケーブルは解らないでもないですが、部屋も反応速度に影響するのですね。部屋が音色に影響するのは体験済みでしたが、速度の方は知らなかったです。  色々と勉強になりました。ありがとうございます。 

jlpmghrs4
質問者

補足

 C34Vは86年発売、C28は70年発売です。  「解像度やレンジの点では新しいアンプの方が圧倒的にいいが音色は古いアンプのものの方が好きだ」という意見はよく聞き、かなりの物理音痴なのでよく解りませんが、解像度やレンジは技術の問題で、音色は感性の問題になりそうな気がするので、そういう意見は納得できるのですが、反応速度の点はどうなのでしょうか?  地元ではl-509fくらいしか試聴は出来ないのですが、これは特に速いと思いませんでした。しかし、発売時期の近いマークレビンソンの32Lをyoutubeで聴くと速いと思いました。  これはやはり32Lが「新しく」「高い」からでしょうか?それとも速度に関しては、昔のものでもいいものは速いのでしょうか?70年代くらいのものでも新品なら32Lに近い速さのものはあったのでしょうか?

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