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洋書の出版社についての関係性
- 洋書の出版社についての疑問について解説します。
- Kensington Publishing、Philosophical Library、Citadel Pressの関係性について説明します。
- どの出版社が著作権を持ち、どの出版社が買収されたのかを詳しく説明します。
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## 英語は苦手なのであまり回答する気はなかったのですが。 まず Copyright (c) 1962, 1990 Philosophical Library, Inc. は、通常、1962年に初版、1990年に改訳版がでたという意味にとるほうが自然です。 著作権の記載の仕方で、 1962年に著作権が成立し、1990年に大きく変更が加えられたというようなときは、 Copyrightの次に 1962,1990と書きます。 余談ですが、1962-1990というような書き方も見かけますが、 これは、1962が最初で、1990に最後の更新をしたというような感じのときに使います。 (常に更新があるウェブサイトのような場合によく使われます。) ということで、著作権を譲渡したとかとはまったく関係ないです。 また、Copyrightで示された会社が著作権を持っていますが、 出版するのは、著作権を持つ相手に対価を払って著作物を出版するだけのことです。 (著作権を買い取る必要はありません。) 次に、奥付の意味ですが、 Philosophical Library, Inc.がいつからはわかりませんが、 H.P.Secher氏から翻訳物の著作権を譲り受けたか著作権の管理を任されたかしている。 (普通、任されたら任されたって書くと思うのでたぶん譲り受けたのだと思いますが。) 著作権が成立したのは最初の版が1962年、改訳版が1990年である。 Kensingtonは2002.7に第一刷を出版した。 CITADEL PRESS BOOKS シリーズはKensingtonが出版しています。 Citadel PressとそのロゴはKensingtonの登録商標です。 Citadel Press社をKensington社が買収したのか、商標だけ買収したのか どっちかはよく分かりませんが、Citadel Pressとそのロゴを勝手に使うな!ということを 示していると思います。 ということで、質問に書かれている(2)が疑問。 (他はそういうところではないかと私も思います。)
お礼
回答ありがとうございます! 著作権とか、出版界の常識?とかちんぷんかんぷんなので非常に勉強になります! つまり、時系列に並び変えるとこういうことでしょうか? 1922年 Max Weberが執筆・発表(ドイツの出版社等は無視) 1962年 H.P.Secherによる英訳の出版 →Philosophical Library社(米)およびpeter owen社(英)から出版 →著作権はPhilosophical Library 1990年 改訂版発行 →著作権はPhilosophical Library 2002年 KensingtonからCitadel Pressのシリーズとして出版 →著作権はPhilosophical Library 著作権と出版が別と言うのを聞いて、大部分納得しました。言われてみれば当たり前なのですが。
補足
訂正します 1922年の出版は、著者の死後でした。