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フェイクRAIDとソフトウェアRAIDの違い
Linuxで録画&ファイルサーバを構築しようとしています。 堅牢性を高めるためにRAID1でデータは保存しようと考えているのですが、 サーバやらRAIDに関して素人であり、フェイクRAIDとソフトウェアRAIDのどちらを構築すべきか迷っています。 フェイクRAIDとソフトウェアRAIDでは使用する上でどのような違いがあるのでしょうか。 ※フェイクRAIDとは動作の一部をBIOSで行い、対応マザーボードが必要となるRAIDであり、 ソフトウェアRAIDはOSですべて行うRAID、という認識です。 また、ハードウェアRAIDはコストが高いことから考えていません。 速度はソフトウェアRAIDの方が速いと聞いていますので、それ以外で使用する上で違いがあればご教示願います。
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- manjorin
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adaptecはHostRAIDっていうし、言い方はメーカーによって違うみたいですけどね。 http://www.jetway.com.tw/jw/ipcboard_view.asp?productid=822&proname=NF81-T56N-LF そもそもこれSATAにLinux用の別コントローラ載ってないですよね? だからこれはOSのソフトウェアRAIDしかできないと思う。 別コントローラが載ってるのはLinuxのインストールをサポートしたサーバマザーのみです。 こういうのとか http://www.supermicro.com/products/motherboard/Xeon3000/3210/X7SBA.cfm こういうの http://www.intel.com/products/server/motherboards/S1200BT/S1200BT-overview.htm これはESRTのドライバが提供され、RAID Web Consoleで管理します。 http://downloadcenter.intel.com/Detail_Desc.aspx?agr=Y&DwnldID=19992&ProdId=3326&lang=eng&OSVersion=Red%20Hat%20Linux*&DownloadType=Drivers readmeをみてわかるとおり、中身はmegasrなので、Megaraid Storage Managerをインストールしても使えます。
- manjorin
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ASUSのマザーやNEC,DELL等の低価格サーバに搭載されるmegasr, supermicroのadaptahci,intelのEmbeded Server RAID TechnologyなどfakeRAIDと呼ばれるものには色々種類があります。 これらに共通の利点としては、ハードウェアのRAIDカードを使ったときのように、わかりやすいGUIの専用管理ツールによるディスク状態の監視が出来ることがあげられます。 サーバー用途で、サーバールームやデータセンターなどでの運用を念頭に入れてあるので、 アレイが壊れたときのメールアラートは標準として、アラームが鳴ったり、対応エンクロージャで不具合ドライブのfailLEDを光らせるものもあります。 また、いちいち個別のサーバーへログインせずとも、別のPCに管理ツールをインストールしておけば、同じネットワーク内の全てのRAIDアレイの状況を把握できます。 ただ、カーネルにソフトウェアRAIDドライバがマージされていないので、インストール時に別途RAIDドライバを必要としますが、RHELやSuSEなどのシェアの大きいディストリビューション用しか公開していません。当然、使いたいOS用にドライバが公開されていなければインストールできません。 そして、運用中のカーネルアップデートに伴って、アップデート先の新カーネル用にRAIDドライバを作成する必要があります。 新しいカーネルでドライバが古いまま起動するとOS上でRAIDアレイが解除され、カーネルパニックで全く起動しないか、ディスクが同期されずそれぞれ1台ずつで認識します。 OSによるソフトウェアRAIDの場合は、どんなチップセットでも関係なく構築できますが、管理ツールがないので、ディスクの状況は自分でsyslogを確認して初めて知ることが出来ます。 そして、障害時もターミナルからコマンドを使って手動復旧させなければならず、初心者にはかなり敷居が高いです。 なんか難しそうだ、と思ったならばAdaptecのASR2405やLSIのSAS9211-4iといった安価なハードウェアRAIDカードを導入するほうがいいです。 メジャーチップのためカーネルにドライバがマージされており、アップデートした新しいカーネルでもそのままRAIDを認識するので、fakeRAIDの欠点をなくした形になります。 RAIDカードが壊れても、同じものか上位機種を購入すれば、そのまま使えることが多いです。 安く抑えてカーネルアップデートが出来なかったり、RAIDの状況がわからないといった運用不安を抱えるか、2万円程度の出費で快適に使うかの2択です。 もしくは、supermicroやASUSから出ている、LSIのSASコントローラを搭載したサーバーマザーを購入すれば、RAIDカードを別途買うより若干安いです。
補足
ご回答ありがとうございます。 違いはHDD故障時の検出と復旧方法ということですね。ソフトウェアRAIDで復旧させるのは調べて仮にできたとしても、いちいちコマンド入力しないと故障かどうか判断できないというのは手間ですね。しかし、+2万円というのはちょっと高いので、できればそれはなしで考えたいです…。 追加で質問させてください。 ソフトウェアRAIDについて、HDD故障時の検出と復旧方法は検索すれば出てきます。例えば以下のサイトなどです。 http://www.linuxmania.jp/soft_raid_recovery.html しかし、フェイクRAIDについてはあまり情報がないように思います。(そもそもフェイクRAIDという名前が一般的ではない?)フェイクRAIDについて、故障検出や復旧方法などを調べたい場合はどのあたりを調べればよいでしょうか。例えば使用を考えているのは新製品のNF81-T56N-LFなどです。
補足
そうでしたか…。どおりでマザーボードのマニュアルに何も載っていないわけですね。NF81-T56N-LFにはRAID対応という記述があり、廉価版のNC85-E350-LFには特に何も書いていなかったのでNF81-T56N-LFはフェイクRAIDできるのかと思っていたのです。この違いはなんなんでしょうか。OSによるソフトウェアRAIDはマザーボードが対応していないとできないとか、そういったことはないですよね。 supermicroはICH9Rというコントローラですね。サーバ用ということで価格が高い…。もっと手軽に導入できると思っていたのですが、再考する必要がありそうです。