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RAIDの信頼性
RAID(RAID1)サーバーの構築を検討している中で、「RAIDの動作自体あまり信頼できない部分があるから、単純なバックアップからの復旧でもそれ程差は無いよ」という意見が出ました。 RAID1を構築する上で、大きな差がなければバックアップのみで行いたい気持ちもありますので、RAID1を利用する場合のメリットとデメリットが知りたいです。これまでRAIDサーバーでの運用を見たことがありませんのでどういった、RAIDによるトラブルや利点があるのか分かりませんでしたので教えて欲しいです。 例えばRAIDを信頼していたのに結局サーバーが停止する事態になったなど。 よろしくお願いします。 <予定構成> Red Hat Enterprise Linux ES Version 4 RAID コントローラ CoreSolo (1.66GHz:L2 2MB)/512MB (DDR2 512MB×1)/160GB SATAx2 RAID1
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RAIDとバックアップは意味合いが異なります。 RAIDは冗長性のため(RAID0を除く)であって、バックアップ用途 ではなく、ダウンタイム短縮のため(かな?)です。 ディスク1本が壊れても、見かけ上、サーバは停止していなくて、 裏で回復の作業を行う、という感じで、バックアップからの復旧とは 回復までの時間が違います。 僕はRAID1を組む場合、可能な限り3面ミラーにします。1本が壊れてリビルドしている間も 冗長性が確保できるからです。 同じく、コントローラも可能な限り冗長します。 たとえばSCSIディスクでソフトウェアRAIDを組む場合、SCSIカードを 複数枚使ったりします。 RAIDしてて怖いのは、壊れてたことに気がつかないことがあり、 結局2本とも壊れちゃったとか、ありがちなので監視が欠かせません。 また、コントローラ異常で、ディスク書き込みに不具合があり、 両方のディスクの中身がおかしいので、結局バックアップから戻す、 などが考えられます。 いずれにせよ、コストがかかる話なので、どこまでやるかは要件次第。
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- a-saitoh
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いざ故障というときに、バックアップの戻し方がわからないといってマニュアルを読んでいるようでは話になりません。予行演習は必須です。 あるいは、戻そうとしたときになってはじめてバックアップがちゃんと取れてなかったことに気がついた(バックアップのやり方が間違っていたことにそれまで気づいてなかった。テープのメディア不良なのにベリファイしてなかった)。なんていう悲劇もあります。 同様にRAIDコントローラの設定データが飛んだ(故障交換も含めて)場合の予行演習も必要でしょう。
お礼
ご回答さりがとうございます。 ご意見は、全くその通りです。 この質問をしたこと自体、何もしたことが無いので予行演習(チェック)は直ぐにでもしてみたいです。 重ね重ねありがとうございます!
RAIDを組まなかった例。 例えば、毎日、一日の終わり(午後の6時など)にバックアップをしているとします。 午後の4時頃HDD障害が起きたとしましょう。 その日みんなが入力した文書や情報は消えてしまいます。 問題は起きませんか?起きなければバックアップのみで問題はありません。 私の会社なら、かなりの大問題です。データの打ち直し、取引先に再度データをもらう、などなど。
お礼
ご回答ありがとうございます。 RAIDを組まない例は、切実な状況を容易に想像できます。 私の会社でも大問題になるはずですね。
- a-saitoh
- ベストアンサー率30% (524/1722)
いちど、予行演習ということでバックアップからデータを戻してみてください。 いまどきの100GB 単位のディスクを何個も使っていると、バックアップを戻すのも下手すたら数時間~数日かかります。到底許容できるものではありません。障害時のダウンタイムを減らす(なくす)のがRAIDの利点です。当然、バックアップもちゃんとしておかなければなりません。 火災や地震で全部なくなるとか、ファンの故障で数個のドライブが一気に壊れることはあるので。 なお、RAIDカードの予備は持っておくべきです。また、RAIDカードが壊れて交換した際に、従来のディスクがそのまま使えるのかどうかも確認しておきましょう。
お礼
ご回答ありがとうございます。 うーん。気づきをもらってしまいました。 「予行演習」→これはやってみたいですね。 となると、バックアップ単体では到底考えられません。
- takoyaki100
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例えばウイルスにやられた場合、RAIDではディスクが複数あっても救えませんが、バックアップがあると感染前の状態に戻せる事があります。逆に片系ハード故障の場合、バックアップを戻すとバックアップした時点のデータに戻ってしまいますが、RAIDだと最新のデータが保持されます。このようにRAIDとバックアップはそれぞれに特徴がありますから、「単純なバックアップからの復旧でもそれ程差は無い」は場合によっては間違いではありませんが、運用や保証したいデータ範囲などで使い分ける必要があると思います。記載されている環境の信頼性はわかりませんが、私が構築している工場システムではRAIDは常識です。
お礼
ご回答ありがとうございます。 RAIDとバックアップの特徴がよく分かりました。 目的からするとRAIDで最新データを確保することの方が重視されそうです。ウィルスでの障害については考えていませんでした。ヒントをありがとうございます。
補足
ご回答ありがとうございます。 RAIDとバックアップの特徴がよく分かりました。 目的からするとRAIDで最新データを確保することの方が重視されそうです。ウィルスでの障害については考えていませんでした。ヒントをありがとうございます。
- tk_uc
- ベストアンサー率68% (33/48)
サーバー管理を行う立場からすると、RAIDとバックアップの両方が必須です。 また、RAIDで使用するHDDがホットプラグ対応でないと、HDDが壊れたときにサービスを停止しなければならなくなりますので、ホットプラグ対応のものにしたほうが良いです。 他の方も書かれていますが、購入後何年かたつと代替HDDの入手が困難になります。 ですので、5年くらいのハードウェア保守をつけて部品交換を保障してもらうべきです。 サーバーをどこに設置されるかわかりませんが、安定した電源供給って結構大事ですよ。 以前事務所にサーバーを置いていたときは、HDD破損の頻度が高かったように思います。※偶然かもしれませんが。
お礼
ご回答ありがとうございます。 残念ながら、ホットプラグでの構築は構想に入っていませんでした。 設置場所は、外部の専用サーバー専門業者を検討しています。HDDが壊れた時点で交換する内容なのでHDの保障はありますが、いずれサーバーの停止や別サーバーへの移設が必要になりそうですね。
- tarepanda009
- ベストアンサー率33% (2216/6589)
なおRAID組むときは予備のHDDも準備しておいたほうがいいと思います。数年後同じ規格のHDDを探す手間が省けます。でも無駄になる可能性も大きいです。まあ保険料ですね。
- tarepanda009
- ベストアンサー率33% (2216/6589)
マザー側が壊れてしまった場合はどうしようもないですが、HDDのクラッシュであれば復旧は容易です。 ただしRAIDで対処できるのはHDDのクラッシュであって、操作ミスなどで大切なデータを消してしまった等では対処できません。したがってデータのバックアップも行うのが普通です。
お礼
ご回答ありがとうございます。 どちらかではなく、両方することが当然であるべきなんですね。 ちょっと、検討し直してみたいと思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。 「壊れてたことに気が付かない」というのが怖いですね。 残念ながら、2つのHDでのRAIDが予定されていますし、ホットプラグではないので元々問題アリかもしれません。 ただし、復旧の手段が持てるので無いよりは、ずっと良いのかもしれません。ダウンタイム短縮が目的です。 監視も業者から直後に通知されるのですが、復旧までの確認や判断に時間が掛かりそうなので不安が残ります。