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心臓停止の状態
AEDを使用することで、生還することがありますが、AEDを使用する前、心臓が止まっている状態では、脳波なども止まっているのですか?つまり、死の状態であると考えてよいのでしょうか?
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まず、AEDは止まっている心臓を電気ショックで動かす機械ではありません。 ケイレン(心室細動)状態になっている心臓のケイレンを取ってあげる機械です。 ですので、除細動器と言います。 ケイレン状態では血液を送り出せないので、心停止と言っています。 完全に止まってしまっている心臓を動かすことは、どんなに高機能なAEDでも不可能です。 心臓が止まってもすぐに脳は死にません。 脳に血液が行かなくなった時点から時間が経つ(4分以上)につれて、脳細胞が死んでいき、脳死状態となります。 心臓が止まっていても、心臓マッサージで脳に血液を送ることにより、限界はありますが、脳死の時間を延ばすことができます。
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- morito_55
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>「よくドラマで見かけるピーを表す機械は脳波を測定してるわけです。」 ちょっと誤解をしているみたいなので、すみません。 よくドラマで見かけるピーは、心電図のことを言っているのだと思います。 ですので、脳波でなく、心臓の電気的な活動を表しているものです。 心電図が、反応なく、横一本(ピー)となった場合を心静止と言って、AEDでは元に戻すことはできない状態です。 心電図が、細かく波を打っている状態を、心室細動と言って、ケイレンしている状態で、AEDによってケイレンを取り除くことが可能です。 心静止(ピー状態)になっても、すぐに脳死になるわけではありません。 脳死になる前に、心臓マッサージなどにより心臓が動き出せば、社会復帰ができますが、心臓が動き出しても脳が死んでしまっていると、植物人間状態になります。
お礼
どうもありがとうございます。 とまったものを動かすのではなく、ケイレンの除去ができるんですね。
脳死をご存知と思いますが、脳死は「脳」は機能停止しても「心臓」は動きます。ただ心臓が動く内臓が動くというだけで「植物状態」のわけです。心臓が止まるというのはその逆で、脳波は生きています。心肺停止状態という事は、心臓が動いていない訳ですから、当然、脳にも血液が行かなくなり、脳の機能は停止します。ただ脳波は出続けます。その「脳波」が出なくなり、よくドラマで見かけるピーを表す機械は脳波を測定してるわけです。ピーが真っ直ぐになれば脳波が止まった事になり、脳死になる訳です。脳波が止まり、初めて、死を迎えるわけです。
お礼
ありがとうございます。脳波は動いてるんですね。そのピーが止まっても、数分以内なら、AEDで戻ることがあるのかと思ってました。
お礼
ありがとうございます。脳波どころか、心臓も動いてるんですね。いわれてみれば、ケイレンしてる状態というのは、聞いたことがありました。