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心臓マッサージと人工呼吸について
心臓マッサージと人工呼吸について 最近テレビで救命処置は心臓マッサージだけで大丈夫だというのを見ました。 これって本当ですか?人工呼吸はしなくてもいいのでしょうか?だったら気軽にできるのですが・・・・ 心臓と呼吸ってどっちが先にとまるのですか? あとAEDがある場合心臓マッサージとどちらを優先してするほうが効果的なんでしょう よろしくおねがいいたします。
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救命講習(心肺蘇生法)の修了者です。 講習では,胸骨圧迫(http://utun.jp/S3c)と人工呼吸(マウス・トゥー・マウス),AED使用等の訓練をしました。 横浜市消防局の講師も, 「人工呼吸は必須ではない」 「口を付けるのに躊躇し救命にかかるのが遅れるより,意識・呼吸・脈がなければ,即座に胸骨圧迫」 と指導していました。 http://utun.jp/S3b 口を付ける心理的嫌悪感以外に,嘔吐物が気道を塞ぎ,素人では気道を確保し人工呼吸が出来ないこともあるわけです。 胸骨圧迫は,AEDを装着するまで,または病院などで医師等による救命処置に引き継ぐまで,または傷病者が動き始めるまで,続けるとあります。 http://www.med.or.jp/doctor/jmaacls/guideline.pdf AEDを誰かが持ってくるまでの,ほんの数十秒でも,脳への血流を止めないことが,救命率や救命後の後遺障害の程度に大きく影響すると指導されました。
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- LTCM1998
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呼吸が止まれば,肺で酸素を血液に吸収することができなくなります。 心臓が止まれば,血液を全身に回すことができなくなります。 どちらも深刻。 ではありますが,呼吸が止まった時点でも血液の中の酸素がゼロになっているわけではありません。 心臓マッサージを行なって血液を脳に回せば,酸素がふだんより足りないとしても,いくらかは脳で吸収できます。 もちろん,長時間になると,血液中の酸素も尽きてしまいますが,その頃には救急隊も来るでしょう。 大事なのは,停止直後にその場にいる人だけで,どれだけできたか?です。 後になればなるほど,どんな専門医でも助かりにくくなります。最初の数分が勝負と言われる理由です。 人工呼吸は,吹き込んだ空気が胃に入ると反射で吐いてしまうこともあり,どうしても戸惑いがちです。 戸惑っている時間があるならその間に心臓マッサージだけでもしてほしい,ということがいえます。
お礼
ありがとうございます。実践でいかそうをおもいます。
- qiqiqi0123
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心肺停止(しんぱいていし)は、心臓と呼吸が止まった状態ですね。CPAともいいます。(cardio pulmonary arrestの略)。 心臓の動きが先に止まる場合と、肺の動き(呼吸)が先に止まる場合とがあるのですが、いずれの場合でも放置しておけば必ず両者は合併し「心肺停止状態」となるんです。 心臓マッサージと人工呼吸の両方を行った場合の救命率よりも、心臓マッサージだけを行ったときの救命率のほうが高いことや、心臓マッサージによって心室の細胞が元気になり、AEDが効きやすくなることなども明らかにされています。 つまり、AEDが届くまで心臓マッサージを優先して行ってください。そしてAEDは決して難しい機械ではないので安心してくださいね。
お礼
親切な説明ありがとうございます。
- heyboy
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いやいや、TVが間違っているとは言いませんが 人口呼吸も必要と言うか 首の下を持ち上げ 全顔を45度に傾け気道確保しないと 息が出来ませんよ。 ただTVが言いたかった事は 心臓マッサージをすれば胸を圧迫するので 自然と呼吸する事に繋がると 思ったからでしょうけどね。 それと習った方法だと心臓マッサージ30回で 人口呼吸が2回だそうですが AEDがあればそちらがまず第一優先になりますよ!
お礼
わかりやすい説明助かりました。ありがとうございます。
お礼
専門家の意見はとても勉強になります。ありがとうございました。