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韓国の禅食とミスカルについて
禅食とミスカルは同じですか? 主成分が若干違うようですが どのように違うんでしょうか? イビョンホンさんが母が作ってくれたミスカルがすきと 雑誌などでコメントしていたそうですが ミスカルのジュースを飲んでみて、きな粉とコーヒー牛乳を混ぜたような 味で確かに子供の好きそうな物と思いましたが 市販で売っている粉は甘くないと聞きました。 ダイエットにでも使おうかと思ってますが 禅食の代用をミスカルでも大丈夫なんでしょうか? 糖分が高いのは太りそうでさけたいのですが・・・。 詳しい方教えてください。
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ミスカルは、はったい粉の粉を水で溶かして砂糖やハチミツを入れて、冷蔵庫で冷やしたり氷を入れたり冷たくして飲む夏のデザート風飲み物です。 はったい粉とは、お若い方は御存じないかもしれませんが大麦を炒(い)って砕いて粉にしたものです。麦焦がし とも言います。たぶん今でも日本の普通のスーパーの片隅にビニールに入って売ってますよ。 私も小学校の頃、夏休みに祖父母(日本人)の家に行った時、同じようなはったい粉の飲み物を飲んだ記憶があります。 十数年前くらいに「黒五(くろご)」とか言って、黒豆・黒米など黒っぽい豆・穀物が体に良いからと粉にしたものが流行ってたの覚えていらっしゃいますか。これも水やお湯で溶いて飲んだら、黒いところに含まれる栄養素が体に良いし、お腹がふくれるのでダイエットになるし、豆・穀物を丸ごと粉にした物なので繊維質が多いため良いということで流行ってました。私は飲むのはちょっとで、パンケーキの小麦粉に混ぜて食べてました。 これと同じように、ミスカルも穀物を丸ごと粉にした物なので体に良いと思われます。本当は昔は、ひもじさをこういう物をお腹に入れることによってごまかす意味もあったんですけど。 一度粉々にした物なので、離乳食にも病気回復中の人の食事としても良いのではないかと思われます。 ミスカルは、ファチェ(花菜、華菜)という韓国朝鮮式フルーツポンチと並んで、夏を象徴するデザートです。夏の午後あたりに、中庭の四角い木の台(よく韓国ドラマに出て来る)にみんなで座ってワイワイおしゃべりしながら飲みます。韓国人にとってミスカルの思い出はたいてい、幼い日の夏に家族や親しい人達とオスンドスン(親しく仲良く団欒する様子)、楽しく過ごした甘く懐かしい思い出です。 甘すぎることが多いので、甘さは調整なさるのがいいと思います。 禅食というのは禅宗のお寺で食べるお食事のようですが。ミスカルも動物性のものが入ってないので、お寺でも飲んでるかもしれません。 韓国の仏教ではまずほとんどの宗派で肉食妻帯しません。ごく一部、極めて少数派で許してる派もなくはないと聞いたことがありますが、基本的にはしません。 そのため、韓国仏教のお坊さんのお食事は豆・雑穀類を積極的に取ってます。ソウル江南にある大きなお寺(名前忘れました)のお坊さんとよく会ったのですが、外食は必ずと言っていいほど「豆ご飯(コンパブ)」を注文していらっしゃいました。お寺の周りの食堂には、お坊さんが注文しやすいそういうメニューがちゃんとありました。 雑穀類ということでミスカルと共通点がありますね。 韓国の有名宗派であるチョゲ宗が、主に日本人観光客向けとして韓国の精進料理(お寺料理)をアレンジした会席(かいせき)料理風ヘルシー料理の店をオープンさせたと、このあいだテレビでやってました。 韓国でここ十数年くらい、ソンシクという体に良い穀類を粉にした健康食品が流行っていて、朝食代わりに水に溶いて飲む人が多くいるようです。禅食とはそのことのようですね。 メーカーによって、入ってる成分が少しずつ違うようです。テレビで見ると、入ってる穀物・豆類の数や種類が違い、青汁のように野菜系統もかなり入っているようです。 というか、青汁のような野菜系統、こっちの方が主じゃないかと思います。でも、私は飲んだことがなくてソンシクについてはよくわかりません。 ちなみにですが、ミスカル を ミシカル とも言います。どちらかがソウル方言で、どちらかが標準語とされてます。芸能人がテレビでソウル方言のほうを使うと、局アナがすかさず標準語に言い直して「方言を使っちゃいけません。」と訂正してます。どっちがソウル方言だったか忘れました。どっちでも韓国語です。通じます。
お礼
ありがとうございます。 詳しく書いていただきありがとうございます。 ミスカルも禅食もあまり内容はかわらなそうですが 入っている成分の数がちがうみたいですね。