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宮城県産の野菜・牛乳は大丈夫ですか?
福島県からはなれた東京の浄水場から放射能が検出されました.また,首都圏に出荷されることの多い,茨城・栃木・群馬各県の野菜も出荷停止になりました.同様に福島県に隣接する宮城県産の野菜などに関しては情報が少ないのですが,原発からの距離が近くても大丈夫なのですか?宮城県知事は「いちいち測定しない」旨発言されたようですが,首都圏への出荷が少なければ問題がないと言うことですか?
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No.4の回答 「測っていないから安全だ」という考えは成り立ちません。「測定しない」のは行政の怠慢です。 の言うとおりだと思います。 でもこれが,行政の基本体質かとも思います。 この報道で思ったのは,危険度は全く違いますが,私たちが調査している長野県辰野町の県外からのホタル移入養殖です。 同町では役場が「松尾峡」に県外からゲンジボタルを移入して見せています。 役場は, 「移入したのは,ここだけだから,他地域に拡散しないはず。だから調査も不要」 と言っていました。 しかしその後の私たちの調査で,移入ゲンジボタルは松尾峡の在来ゲンジボタルを絶滅に追いやっただけでなく,そこから下流にも,やはり広がっていることが判明しました。 そんなことありえない,という主観で,生態被害の拡大を招いているのです。 薬害エイズ問題でも,「あの時は分からなかった」と後に弁解した学者や役人がいたことを忘れないで下さい。 「調査しなかった」と「分からなかった」は全然違います。
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- 井口 豊(@Iguchi_Y)
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No5回答に追加です。 宮城県も結局,25日に放射性物質検査を実施しました。 その結果,水道水と原乳から放射性ヨウ素131を検出しましたが,基準値以下でした。(東北大学分析) とはいえ,やはり出たのです。 対応が後手に回った感じです。 野菜は28日に測定予定です。 宮城県庁のサイトから TOP > エネルギー > 新着情報 > 発電所情報 とたどり, 福島第一原子力発電所事故にかかる情報及び相談窓口 で見られます。
お礼
フォローアップ,ありがとうございます.すこし安心な知らせですが,すぐに調べないとだめですよね!どういう神経してるんだか.
- hakubaku
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「測っていないから安全だ」という考えは成り立ちません。「測定しない」のは行政の怠慢です。 測定すればいくつかの路地野菜などで基準値を上回るものが出てくる可能性があります。 地震災害で測定できないという実情があるにせよ、首都圏の測定機関などに依頼して行う方法はあります。 もしも出荷先で測定されて基準値を上回るものが出たりしたら、宮城県産農産物の信用を一気に失墜します。
お礼
回答ありがとうございます.宮城の方の地震・津波被害には心からお見舞い申し上げますが,わたしも宮城県の対応には疑問を感じます.放射能被害にも全力を挙げて欲しいです.
東京都水道局で検出された放射線は、江戸川水系の広範囲な水域からの検出です。即ち、東京に放射線物質が降り注いだわけではありません。放射線物質の多くは水源地に拡散したものが、下流域で取水し東京都で検出したものです。 よって、 ●福島-東京の距離ではありません。 福島-江戸川水系の地域(場所を特定する根拠は、開示されていません)の距離です。また、放射性物質は、大気の流れによるので、風向きで変化すると考えられています。さらに、ジェット気流に乗れば、全世界に拡散されます。1950年代の原爆の大気圏での実験では、ジェット気流の集まる日本上空には核物質が集まりました(今回の事故の比ではない)。 ●宮城県の農産物でも影響はあるでしょう。 おそらく、宮城県知事としては、今回の原発事故の主たる原因は、国の指導不足を指摘しており、農産物の検査は国が行うべきとしていると推定します。即ち、原発の設置基準や認可は、都道府県のほか国家指導もあり、宮城県が責任を負う前に国の責任の所在を指摘していることになります。 消費する農産物や飲料水も重要ですが、酪農家をはじめとした生産者は消費者の比ではありません。消費者は、別の地域の農産物を買い、PETボトルの水を飲めば済みますが、家畜の移動は困難、水も食餌も現状維持です。一番困っているのは、牛・豚・ニワトリを飼育している農家だと思います。 だって、生活がかかっているから・・・
お礼
回答ありがとうございます.いっしょくたにされて被害を受ける農家の方の不条理は察するにあまりあります.
- nitto3
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今までは冬型の気圧配置で北の風が多かったのですが、 これから春になって南風が吹くようになれば、宮城県も放射性物質が飛んでくるでしょうね。 元のほうが早く解決することを祈ります。
お礼
回答ありがとうございます.せめて風が福島から海に向かって吹いてくれることを願います.
- aokii
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宮城県知事は「いちいち測定しない」旨発言されたのは、出荷先の県が測定するまでやらないという意味でしょう。 宮城県もいずれ出荷停止になります。 でも、実際には、茨城・栃木・群馬各県の野菜も、全く気にしないで食べれる放射線量なのです。 皆さん大騒ぎしすぎです。 何でも良いから、出荷制限せずに生産地を正確に書いて、消費者の判断に任せれば良いのに、政府は余計なお世話です。
お礼
回答ありがとうございます.おっしゃるとおりです.政府の説明には不満があります.最大に食べ続けても,自然放射線よりすくないようです.十分な説明なく,むやみに出荷停止するとかえって不安をあおります.きちんと解説をつけた情報が必要です.たとえば,「微量の放射性物質は野菜表面から検出されている.福島県内陸地方産の野菜なら,1ヶ月あたり3kg以上は食べないこと,それ以下なら心配ない.野菜は十分洗って表面のチリを落とすこと.そうすれば7kgでも問題はないだろう.長期の土壌汚染による野菜内へとりこまれた放射性物質の影響は,今後の情報を落ち着いて待つこと」といった具合なら,まだ納得できます.「いちいち測定はしない」というのは,最低レベル以下の対応ではないですか?
お礼
回答ありがとうございます。さまざまな可能性やリスクを、想定/調査するのが大切な仕事だとおもいます。日本の行政は、柔軟性がなく、一度マニュアルや規制をつくると、それを逸脱する可能性を想定しなくなる硬直した面を持っているといわざるを得ないと思います。