献体について
5日前に80歳の実父が死去しました。
父は30年以上前から献体登録しており、長男の私(40歳)を含め弟(37)、妹(36)も、実母(70)も父の考え、意志を理解していたので、簡単な葬儀(喪主の母は「お別れ会」と言ってました)を済ませ、医大の方に引き取られて行きました。
その夜、母も献体登録するから私達子供たちに同意のサインを求めたので快くサインしました。
帰宅後、妻(36、老人看護師)が「何故、あんなに簡単にサインしたの
?義父も義母も私は大好きなのに、何故、医学生の教科書代わりに献体しなければならないの?義父や義母が献体する必要はない。すぐに荼毘にふして、納骨してあげなきゃ可哀そう!」と言って泣き出しました。
私は、父が献体登録する時に、「俺は生きている間に人様の役には立てない。せめて死んでからだけでも役に立ちたい」「人間、死んだら何も残らない」と言われ、まったくそのとおりだと思っています。
父のお別れ会の時、さすがに涙が止まらずに泣きましたが、父の言っていた言葉は今も私にとって生死観そのものです。
医療従事者である妻が(看護学校で献体された遺体で解剖見学の経験もある)、何故、こんな事を言うのかがわかりません。
妻はまっすぐで合理的な性格なのですが…
故人の遺志、個人の意思を尊重するべきだといっても理解してくれません。
どう、妻に説明したら良いのでしょうか?
また、献体に反対の方のご意見をぜひ聞きたいのです。
お礼
なるほど!