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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:石綿の開綿や梳綿の具体的な方法や原理?は)

石綿の開綿や梳綿の具体的な方法や原理

このQ&Aのポイント
  • 石綿の開綿や梳綿の具体的な方法や原理について教えてください。
  • 石綿の工程には、破砕・乾燥、不純物除去、繊維長別選別などが含まれています。
  • 石綿の繊維状態にするための工業生産の方法や原理について教えてください。

質問者が選んだベストアンサー

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  • drmuraberg
  • ベストアンサー率71% (847/1183)
回答No.1

学生の頃、アスベストマットやアスベスト糸を熱管に断熱材として巻き付け実験機器を作りました。 紡績機械の稼働を見たりして、一通りの知識のある者です。詳細は忘れている点が多いので以下は 概略です。 繊維は、圧縮され梱包された状態で、紡績ラインに投入されます。梱包はあの軟らかい綿花がこんなにも 硬い物かと言うくらいに圧縮されています。 開塊機(?)はドラムの周囲から爪が突起した物で、繊維塊に掛かりこれを引きちぎります。引きちぎられた 塊は更に次のドラムに移行し、更に細かい塊になりドラム面全体に拡がります。繋がるローラは速度が 徐々に上がるように設定してあり、繊維は徐々に拡がりながら平行に並んできます。 下記URLの最初の図で、下側がスタート点です(90°回転)。(検索キーワード、紡績機+ドッファー) http://www.google.co.jp/images?q=%E7%B4%A1%E7%B8%BE%E3%80%80%E3%83%89%E3%83%83%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%BC&hl=ja&rlz=1T4ADBF_jaJP293JP293&prmd=ivns&um=1&ie=UTF-8&source=og&sa=N&tab=wi&biw=1224&bih=549 次いで、繊維は鋸の歯やブラシが並んだような大きな径のドラム4に移り、ここで薄く大分並んだふわふわ した、透けたマットの様になり、ドラム上を動き次の中径のドラム5に移行します。このマットはこれに続く ローラで圧縮され、1本に束ねられ、本当に軽い撚りが掛けられスライバーとしてドラム15に蛇が とぐろを巻くように納められます。感じとして直径3~5cmのフワッとしたかなり平行に並んだ繊維の束です。 ドラム15は紡績機にセットされ、引き出されたスライバーは延伸(ドラフト)され、撚り(スピン)が掛けられ 糸になります。紡績機の図や写真はネットで容易に見つかるので省略します。 アスベストは綿に較べで、繊維長も短く、重いので、原理は同じでも、各工程の速度は遅く、撚りも少ない 糸となると思います。学生の頃に使った糸は毛糸の様に太く、撚りも太く、引っ張ると簡単にちぎれる 物でした。 鉱物から繊維を分離するのは、比較的簡単かと思います。 鉱物を圧砕すると白い部分は繊維状の異方性で嵩高のもの岩石部分は丸く小粒なものになると思います。 これを篩に掛け、更に圧砕し篩に掛けると繊維と微細な砂分は分離するはずです。 金属粉の製造では数ミクロン単位で篩を掛け分球したりします。これから較べてもそう難しい技術では 無いはずです。 そうして分離された繊維を圧縮して梱包した物がアスベストマットや糸の原料として、加工メーカーに 供給されるのだと思います。 今時、珍しい事をお調べですね。

moto_koukousei
質問者

お礼

大変にありがとうございました。 調べていた内容に回答をいただき感謝します。 はやり、 1)(この最初とところがわからなかったのです) 原鉱石を粉砕して岩石部分を粉々の粒にする。繊維部分は柔軟性があるため比較的粉砕されずに残る。それを、ふるい分けして、岩石粉や砕けた短繊維を除き、繊維分を長さでグレード分けして、圧縮して梱包し販売していた。 ⇒「分離された繊維を圧縮して梱包した物がアスベストマットや糸の原料」として販売流通していた 2)(このところが一番わからなかった) 石綿の繊維の塊を積み重ねて、ニードルパンチしながら、繊維の絡みを増やし、ローラーで圧縮しながら梳き引きながら撚じって糸というか紐状態にしていく。 石綿繊維が糸や紐にするには向かないグレードの場合、そこに他の繊維を混入させてやっていく。  (目的物が糸や紐、布などに使うものでなければ、工程が違う) ということなのですね。 綿花や羊毛から糸を紡ぐ方法も知らなかったし、岩石の中に石綿が入っている中から石綿を取り出す方法もわからなかったので、さっぱり???でした。 図鑑とかに載っているとか、webで見えるものが見つかれば良かったのですが、見つけられませんでした。 「今時、珍しい事」なのかもしれませんが、前から不思議には思っていたのです。案件は違いますが、製鉄に関しても不思議に思っていて、昨年からようやく調べ始めました。江戸時代にたたら製鉄ができる前の方法や材料も完成した鉄製品も大分江戸時代のものとは違うようです。この過程で鉄鉱石がいつどうできたのかも初めて知りました。タイムリーに調べることはできませんが、前から疑問に思いながら調べることもしなかったことや、知っている方にとっては常識でも実地体験が皆無の者にはまるでピンとこないこともあるので、こうしたサイトで、教えていただいています。 ありがとうございました。