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放射能って体外に排出されますか?
私はテレビで、尿に排出されると言っていたのを見て、排出されると思っていたのですが、母はテレビを信用していなくて、絶対に排出されずに蓄積し続けると言います。 どちらが正しいのか、知っている人がいたら回答よろしくお願いします。 URLなど、ソースもあればより助かります。
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参考URLが どこのホームページのものか わかりませんが、 詳しく書かれており、参考になります。 そもそも、放射能は自然界にもあり、また、健診などで、レントゲン撮影など人生の中で、幾度となく浴びているものです。 病院の放射線技師などは、防護衣を着ているとはいえ一定量の被ばくは避けられません。 もし、尿などによる排泄で体外に出ず、蓄積されるとしたら、年をとった人ほど体内の放射線量は多いものになってしまいますが、そういうケースはありません。排泄だけでなく普通の生活をしていても、息や汗によってまた皮膚からの排泄もあって、減少していきます。
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- ninoue
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一般の人で放射能を浴びるのは微粒子状になって風で運ばれてきたり、食物素材等の表面に付着したり、素材内部に取り込まれた物を使い摂取する場合です。 (放射能と放射線は同じような意味で使っています) 体の表面からの被曝もありますが、それよりも問題になるのは内部被曝或いは体内被曝と呼ばれる、呼吸により鼻や気管支に付着したり肺に取り込まれたり、食物として体内に取り込まれる場合です。 体にとっては(化学的には)、普通の原子(ヨウ素等)と放射能を持った原子(ヨウ素131等)は区別する事が出来ず、普通に消化吸収、蓄積排出等が行われていきます。 (ベータ線やガンマ線等もありますが、おおよそは以下のアルファ線の話と同一です) アルファ線は紙一枚で遮蔽出来ると説明されたりしますが、体内ではその短い距離の間に数多くの分子と衝突し、電子を弾き飛ばしたりして原子間結合を切離し多数のイオン化された分子(の断片?)を残します。 イオン化された分子(一方は+他方は-)が、元繋がりあっていたもの同士と繋がれば問題ないのですが、数多くのイオン化されたものが近くにあった場合、繋がりが違ったもの同士で行われる場合が出てきます。 そうなると細胞内の遺伝子等が傷つけられたりする場合も起る事になってしまい、体に障害を残す事になります。 放射能の程度が少ない場合は、体の修復機能:異物排除機能が働き、ある割合で異常な細胞は排除されて障害にまで発展しないとも言われています。(このあたりは余り詳しくは知りませんが) セシウム137やストロンチューム90等は化学的な働きが略同じなカリュームやカルシュームと同じような働きをします。(Wikipediaなどで確認下さい) 同じ割合の放射能被曝にさらされても、子供やこれから子供を考えられている大人の人は受ける影響が大きいです。 極端に言えば60-70才以上の人は、現在の福島原発から20-30km以上の範囲に居られれば、市場に出回っているある程度の放射能汚染の作物を摂取していても全く健康に影響する等の問題を気にする必要は無いのではと考えられます。 (放射能で癌になる確率がある程度はあるにしても、肺炎や脳溢血等で亡くなる確率がその数十倍ある場合、気にしても始まらないのでは...) その他は次等を参照下さい。 http://okwave.jp/qa/q6608942.html 自然放射線と人工放射線の違い
- hokke1
- ベストアンサー率40% (238/593)
「放射線」と「放射能」は違います。 「放射線」は、アルファ線、ベータ線、ガンマ線、その他・・・、などの総称です。 「放射能」は放射線を出す能力のことで、あいまいな言葉です。 より具体的に説明するなら「放射性物質」という言葉を使ったほうが良く、これは放射線を出す物質のことです。 報道で何マイクロシーベルト、と言っているのは「放射線」のことで、ほうれん草や源乳から検出されたのは「放射性物質」のことです。 テレビで良いたとえ話があったので紹介します。 虫かごに入ったホタルを想像してください。ホタル自体は虫かごから出なくても、光は外に出ます。 ホタルが「放射性物質」で、ホタルが出す光が「放射線」です。 光が体に蓄積しないように、放射線も体を通過するだけで蓄積しません。 もし虫かごをあけてホタル(放射性物質)が外に出たら、光(放射線)を発しながら飛んできます。ホタルが家の中に入ると、家に蓄積して光を発し続けるわけです。これが、放射性物質を摂取したときの状態のたとえです。(家が人体のたとえ) ところで、もし放射性物質を口から摂取したとしても、胃腸で吸収されない分は排泄物として排出されますし、血液中に吸収されても尿で排出される分もあります。 どちらもどれくらいの割合かはわかりませんが。 よって、摂取した放射性物質が全て蓄積され続けるというのは、誤りでしょう。