日本のメディアでは出ていませんが、米議会では公聴会を開いて、原子力発電所の専門家を呼んで意見を聞いています。テレビでも放送がありました。
そのうえで、90キロ以内では人体に危険が及ぶ可能性があるとして、米国人全員に避難勧告が出ています。空母に乗っている人たちも同じ扱いです。
同時に、原子力発電所の事態収拾に援助を申し出ました。3・18日付の新聞では、日本政府は受け入れを受け入れた、とでていましたが、日本のウェブサイトを見る限りそのような報道はありませんでした。アメリカ側の新聞の誤報かも知れません。
米軍の原子力発電所関係の活動援助は日本政府から拒否されています。もともとの目的は被災者救援ですから、米国政府が90キロ以内は被爆の危険があると判断した時点で、退避したのは当然の判断です。
政府レベルの話し合いで、決まったことなので、米軍に選択の余地はなかったでしょう。
補足
湾岸戦争の日本みたいですね、今回の米軍は。 金(モノ)は出すがヒトは出さない、と