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殺人未遂と過失傷害致死
どっちの罪が重いでしょうか? 意図的なことを考慮し、殺人未遂か、結果重視で過失傷害致死か。
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過失傷害致死というのがよく分からないのですが、傷害致死のことでしょうか、それとも過失致死のことでしょうか。 死に至らしめるまでの傷害行為に故意があった場合は傷害致死となり、故意がなかった場合は過失致死となります。 法的には、もちろん殺人未遂が最も重い罪となっています。 殺人未遂……死刑または無期もしくは5年以上の有期懲役(ただし減刑可能) 傷害致死……3年以上の有期懲役 過失致死……50万円以下の罰金 道徳的には、その人の倫理観に左右される部分もありますが、多くの人はやはり殺人未遂が最も重いと考えるのではないでしょうか。 相手が死ななかったのは単なる結果論であって、「他人を殺そう」と考えてしまうその意思、あるいは魂のあり方が、道徳的には最も重視すべき問題だと考えられるからです。
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- yamato1208
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回答No.2
(未遂罪) 第二百三条 第百九十九条及び前条の罪の未遂は、罰する。 上記が条文ですが、未遂では「死刑・無期懲役」はありません。 殺人の条文には「死刑・無期懲役」はあります。 通常は、過失致死では「殺意」がありませんから、 (過失致死) 第二百十条 過失により人を死亡させた者は、五十万円以下の罰金に処する。 ということになります。 ですから、「殺人未遂罪」のほうが重たくなります。 判決的には、未遂罪は3年以上の実刑となります。 執行猶予はありません。
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