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チュニジア政権が呆気無く崩壊した理由

チュニジア政権が呆気無く崩壊した理由を教えてください。 よろしくお願いします。

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  • lv4u
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回答No.2

No.1さんの回答にあるように国民各層に対して不満がありました。でも、人権的に問題があろうとも、米国経済にメリットあるなら「無害な独裁国家」としてアメリカは支持を続けていました。ヒラリー・クリントン国務長官もベンアリ政権を支持する発言をしていました。 しかし「デモクラシーの擁護者」と自認するオバマ大統領は、「チュニジアの国民の勇気と尊厳に拍手する!」という発言を行ったのです。 この一言で米国の後ろ盾を失い、チュニジアのベンアリ政権は倒れたわけです。「ジャスミン革命」ですね。そしてエジプトもそれに続きました。 もちろんIT技術の発展により、携帯電話を使って情報発信・受信が自由にできるようになったことも大きな理由だと思いますが、最期の決め手はオバマ大統領の決断だと思います。 アメリカは、資本主義国家で経済原則を重視します。でも、もうひとつはキリスト教を基本とした宗教国家でもあります。霊界からは天使長であるミカエルの支援を受けています。そこには、「経済原則を無視しても理想の実現を目指す」というアメリカ建国以来の精神が流れています。その理想主義が作動すると、今回のように米国はそれまでの支援を打ち切り、寝返ってしまい、親米派アラブ諸国であろうとも民主革命(実際にはイスラム化すると思えるので、イスラム革命?)が実現するわけですね。 ただし、どんなに理想を目指そうとも、中東情勢はこのジャスミン革命の影響により不安定化してゆきます。原油は大幅な値上げとなり石油ショックが再現するかもしれません。 また、これは米国が強力に支援するイスラエル存続の危機でもあります。多くの人たちが知るように米国はユダヤ資本が支配していますので、彼らがこの状況をほうっておくことはないでしょう。場合によってはオバマ大統領暗殺ってこともあるかもしれません。 一部のキリスト教徒は、中東での(核兵器による)世界最終戦争を待ち望んでいます。大天使ミカエルに立ち向かうのはイスラム神であり、漁夫の利を狙う悪魔ルシフェルも世界最終戦争を望んでいます。この騒動でアジア地域の米国軍事力が中東方面に流れて手薄になれば、その隙を狙って中国が台湾や日本を取ろうとしてくるかもしれません。 日本は、早く自衛隊がまともに戦えるように、憲法九条の廃止、あるいは解釈変更をする必要があります。

  • trajaa
  • ベストアンサー率22% (2662/11921)
回答No.1

国民各層に長期政権への不満が鬱積していた。 若年層に顕著な失業(就職難)問題があった。 そう言った中でも、官僚組織や一部の権力と癒着する階層には、富が集中する。 という様々な問題が水面下に隠れていた中で、新興国の発展に伴う資源高から食料価格の高騰が起きる。 何とか食べていける状態なら、不満を持っていても爆発はしなかったが、明日の食事にも事欠くなるようになれば、破れかぶれの抗議行動も起きることもある。 初めは単発の抗議行動だったが、今のIT技術により抗議行動が連動することが容易だった。 警察権力は当時大統領を支持したが、軍は民衆の側を支持した。 警察と軍隊が正面から対峙したら勝負はあきらか。