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電線が燃えてしまった!なぜ漏電ブレーカーが機能しなかったのか?
- 建物の分電板から隣の建物に繋がる電線が燃え、断線してしまった。
- メインブレーカーに付いている漏電ブレーカーがなぜ機能しなかったのか疑問だ。
- 空中の線は漏電しづらいので、線が燃えても漏電ブレーカーが働かない可能性があるのか?
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>今後も心配ですので、同じ箇所で線が燃えても漏電ブレーカーが働くようにする方法等… ご質問の症状に関する限り、ありません。 漏電とは、電気が電線以外の部分に漏れることです。 今回の事故は、電気が電線以外の部分に漏れて起きたわけではありませんから、漏電ブレーカは関係ないです。 >原因は老化との事でした… 絶縁被覆が老化して堅くなり、ひび割れした部分に雨水が入り、線間短絡を起こしたのです。 このときの短絡電流が、漏電ブレーカの定格動作電流以下であったので、被覆は燃えても漏電ブレーカまでは動作しなかったのです。 このような事例を防ぐには、屋外用電線は定期的に交換するよりほかありません。
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- mukaiyama
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>ちなみに短絡で落ちるブレーカーは、ないのでしょうか… 少し舌足らずでした。 完全に短絡していれば、もちろん漏電ブレーカの過負荷保護機能が働きます。 御質問のケースは、完全短絡ではなく、被服の割れ部分で「線間放電」を起こしたというべきでした。 その際の放電電流が、漏電ブレーカの定格電流以下なら、漏電ブレーカが落ちることはありません。 例えば、漏電ブレーカの定格電流が 30A、線間放電電流が 5A なら漏電ブレーカはおとません。 100V で 5A ということは 500Wの電気ストーブと同じことですから、電線被服ぐらいは容易に燃やすことができます。 1A 以下だとしても、長時間に及べばやはり燃えてしまいます。
お礼
線間放電ですか? そう言われると、納得できます。 わかりやすい回答ありがとう御座いました。
- sentakuya
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まず問題ないと思いますが以下のURLでご使用のDV電線の許容電流をご確認ください。 http://www.kyowa-densen.co.jp/cable/clist/clist06.html 次に以下がM社の技術資料ですがP52から「電線との協調」について記述があります。 非常に技術的な内容ですが大きく言えば以下があります。 (1)コールドスタート(電流が零から突然に限時過電流や瞬時過電流が流れた場合) (2)ホットスタート(規定の電流が流れていて限時過電流や瞬時過電流が流れた場合) http://www.mitsubishielectric.co.jp/haisei/01sei/data/data03sei_siryou/mccb/gijyutu/y0657/nf.pdf まずはDV電線の許容電流以下のAT値の漏電遮断器となっているかをご確認ください。 AT値があまりにも大きいと電線がヒューズの代わりになり燃えます。 <PS> この話題は電線被覆などが劣化していない場合のお話ですのでお間違いないようにしてくださいね。
お礼
回答ありがとう御座います。 DVを飛ばしている建物は夏しか使用しないため、 その建物にあるブレーカーは切っていましたので、 容量オーバーは無いと思いますので、 単純に老化だと思います。 実際、外した物を見せてもらいましたが、ワニ肌の様な状態でした。
お礼
早速の回答ありがとう御座います。 新品に交換すれば、取り合えず安心出来そうですね。 ちなみに短絡で落ちるブレーカーは、ないのでしょうか?