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現在の学校教育はなぜあれほど数学を重視している?
現在の高校までの学校教育は 数学の授業に時間を割きすぎていると思いませんか? 数学は社会人になってからはほとんど使う場面が無いと思います。 なぜあれほど数学の授業に時間を割いているのでしょうか。 法律や政治経済のような、 就職後に役に立つような科目の授業を増やしたほうがいいと思いませんか?
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- kuni-chan
- ベストアンサー率22% (678/3074)
>数学は社会人になってからはほとんど使う場面が無いと思います。 そのように信じて疑っていない人はたくさんいます。 おそらく数学は必要ないからという理由で勉強をしなかったと思いますので、恩恵を受けた実感も無いはずです。 人間の脳にはわからない事がたくさん残っていますし、利用していない部分もかなり有ると言われています。 数学を勉強する事は、脳の普段使わない部分をトレーニングし、活性化しているという説があります。 そんな事はあり得ないと決めるのは簡単ですが、それにより本来得られる効果を失うのはもったいないと思います。 トレーニングはしないよりした方が良いに決まっています。
数学の授業時間を決めているのは学習指導要領です。つまり文部科学省です。 ではなぜ文科省が数学に力を入れるのかですが、OECDという国際学力調査があります。3年毎に行われています。 そのなかで「数学的リテラシー」という分野があります。 2000年 28か国・地域中 日本は1位 2003年 41か国・地域中 同 6位 2006年 56か国・地域中 同 10位 2009年 65か国・地域中 同 9位 日本はなかなか上がれません。1位をとった思い出(トラウマ?)があるので9位や10位では、日本の数学はまだまだだと文科省は判断しているのでしょう。なので数学に力を入れているのです。 もう一つ、どこの大学とはいいませんが、大学の講義で、中学校の数学「中1レベル」を行っているところもあります。それほどひどいのが数学教育の現状です。つまり高校までがダメと文科省は判断しているのでしょう。もちろん一部の大学のことでしょうけれど。 以前に、分数ができない大学生、と言うことが話題になったこともあります。 数学ができる生徒はかなりできるはずですが、そうでない生徒はかなりひどいものになっているはずです。数学は格差が大きい教科です。なので数学に力を入れているのでしょう。
- R_Earl
- ベストアンサー率55% (473/849)
> 数学は社会人になってからはほとんど使う場面が無いと思います。 それは人に依ると思います。 数学を必要とする仕事もあれば、必要としない仕事もあります。 > なぜあれほど数学の授業に時間を割いているのでしょうか。 それほど時間を割いている印象はありません。 国語、英語、理科、社会と大差無い気がします。 > 法律や政治経済のような、 > 就職後に役に立つような科目の授業を増やしたほうがいいと思いませんか? 学校は就職の為だけの場ではありません。 なので就職後に役立つ事ばかりをやる必要はないと思います。 また、就職後に役立つ科目って職業毎に異なりませんか。 「法律や政治経済の内容が役立つ職業」があるのは分かりますが、 「法律や政治経済の内容がほとんど必要無い職業」だってありますよね? そのような職業を目指している人達に対しても法律・政治の授業数を増やすというのは、 「ほとんど使う場面が無い知識の学習に、多くの時間を費やす」という事になりませんか? 結局のところ、必要な知識なんて人によると思います。 就職後に役立つ知識を専門的に学びたいのであれば、 専門学校に通うという手もあります。 なので学校で教える内容を、「特定の人にとって最適な内容」に する必要はないと思います。
- sosdada
- ベストアンサー率33% (265/792)
>数学は社会人になってからはほとんど使う場面が無いと思います。 あなたがお使いのパソコンも、ケータイも、テレビも、車も、水道も、電気も、服の加工をする機械も、繊維を作る機械も、ねじも、何から何まで数学によってこの世に生まれ、発達し、小型化し、高性能化し、数学によって流通計算されて、安く手元に届きます。使う場面ばかりです。 使っていない人だけが、使う場面がないと言うのです。
- ID10T5
- ベストアンサー率31% (732/2312)
数学の必要性は他の回答者がじっくりと述べていると思うので、別の観点から回答しましょう。 生徒や学生、つまり学校に通っている人は社会人に比べて時間が豊富ですから、演習を伴う学習をしっかり行うことができますね。 法律や政治経済には演習は必要ありません。つまり社会人になってから必要になる都度独習すればいい。 一方、数学や物理などは演習をしっかり行って、考え方を身に付ける必要がある。修得に時間がかかるのです。だから法律や政治経済などよりも優先して数学を高校までの学校教育で修得する必要があるのですよ。
- potatorooms
- ベストアンサー率28% (3506/12498)
ゆとりで最も削られたのが数学と理科です。 その結果が、いまの日本です。 金融工学すら理解できない銀行マンや証券マンが、国際競争でぼろ負けした結果ですね。
庭にホースで散水するときに,仰角45度にすれば最も遠くまで届くということを,理屈でわかっているほうが便利ですよ。
- sanori
- ベストアンサー率48% (5664/11798)
こんにちは。 >>>数学は社会人になってからはほとんど使う場面が無いと思います。 はい。 あなたと同じ考え方の人はたくさんいますが、数学を実用に活かすすべを知らないだけです。 私は技術開発職をやってましたが、高校までの数学で仕事で役に立たなかったのは図形のパズル問題だけで、他は役に立ちました。 日常生活では、関数、方程式、不等式、確率・期待値の考え方を知っていると得をします。 単純な例では、入会金と1回当たりの料金があるスポーツクラブでかかる金額は、一次関数です。 一次関数は中学数学ですけどね。 二次関数は、たとえば、クルマの運転と関係があります。衝突の衝撃とかブレーキを踏み始めてから止まるまでの距離とか。 生命保険は、一生の中で住宅についで二番目に高い買い物になる場合が多いですが、これも数学を活かせば、得で、かつ、安心な契約ができます。 預金や借金は複利計算なので、指数関数です。 デシベルや地震のマグニチュードやギターのフレットの間隔は、対数関数の考え方でできています。 三角関数の微分積分を知っていれば、太陽に引っ張られている地球が(ほぼ)円軌道で回ることを、いとも簡単に説明できます。 >>>なぜあれほど数学の授業に時間を割いているのでしょうか。 >>>就職後に役に立つような科目の授業を増やしたほうがいいと思いませんか? 大学の数学となると、実用に役に立つものと立たないものがはっきりしてきますが、高校までの数学であれば、あらゆる学問の基礎と言ってよいでしょう。 もちろん、法律や政治経済とも関係があります。 たとえば、身近な法律として所得税法というのがありますが、これも数学の知識がないと理解できませんし、得もできません。 たとえ仕事のことを除いても、私が社会人になってからもっとも役に立っている高校教科は数学。次いで英語ですね。
- meg68k
- ベストアンサー率33% (1133/3386)
こんばんは、素人です。 わかりやすい例です。 こんなの卒業したら使う事ないじゃん(三角関数)、と思ってたら卒 業後、画像演算(拡大縮小回転等)ICの開発で普通に使い、電気に 関しては先輩が教えてくれましたが数学に関しては完全に知ってる事 を前提に進められたので結構焦りましたよ。 画像演算なんて今じゃ特別な技術じゃありません。カメラや携帯だって もっと複雑な処理しています。 開発に関わる人間は多かれ少なかれ数学を使ってると思います。 さて。この話を聞いた上で、就職後に役に立たないと思いますか?。 開発全般役に立たないか、もしくは高卒の開発なんてたかがしれてる と言いたいのでしょうか。(いや私は高専卒ですが、三角関数は高校 レベルですよね)
- yukaru
- ベストアンサー率12% (143/1118)
全然足りないでしょう 日本が資本主義である以上、数学は誰にとっても超重要科目です 特に小中の数学の時間は少なすぎです 能力別カリキュラムにして効率を上げるなりしないと 法律や政治経済もとてもいいですけど、そんなのを教えようと思ったら 英国社分を全部使っても役に立つレベルまで教えれるかどうか