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ホバリングで足を動かさないには
ダイビングでダイブマスターの講習中です。 20スキルのテストを受けました。 殆どクリアできたのですが、ホバリングでどうしても足が動いてしまいます。。。 よく、アグラのような格好でホバリングをするとよいということですが、 足を組もうとするとオシリから沈んでしまいます。。 何かコツがあれば教えてください。 どうぞよろしくお願いします。
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hoveringは水中での姿勢がどうでも良いのならば、さほど難しくはありません。 しかし、逆立ち状態だったり、お尻が落ちて水面を仰ぎ見るような姿勢でのhoveringは、ダイビング中であることを考えると、不適切で危険ですよね。 また、あぐらを組むhoveringは、しばしば「究極」のhoveringとして雑誌等でも取り上げられますが、私は無意味だと考えています。 たとえば、ラインや岩などつかまるものがない状態で水深6mで安全停止をする場合に、あぐら状態でhoveringをするのは、バディやチーム・メンバーへの注意がおろそかになり、流れがあれば簡単に流されてしまうなど、マイナス面がたくさんあります。 目指すべきは、実戦的な姿勢でのhoveringです。 ここでは、実戦的な姿勢のhoveringがどのようなものかは、割愛しますが、次にあげる事柄が水中姿勢に関係してきますので、参考にしてください。 1、ウエイト量とウエイトの配置 最初の回答者のかたが言われる通り、ウエイトベルトにウエイトを集中させた場合、ウエイト量が多すぎると、お尻から沈む可能性が高いですね。0.5kgまたは1kg単位で、ウエイト量を変えて適正なウエイト量を改めて確認することをお勧めします。 また、ウエイトベルトのどこにウエイトを配置するかも関係します。背中側にウエイトが配置されると、後ろに引っ張られることになります。 水平姿勢でhoveringするならば、腰にウエイトを集中させずに、上半身にもウエイトを分散する必要があるかもしれません。(とくにドライスーツを着用している場合) 2、タンク スチールとアルミでは水中特性が異なります。ご存知の通り、アルミタンクの場合は残圧が少なくなると、タンクのお尻のほうから浮きはじめます。スチールはほぼ空になってもマイナス浮力です。したがって、スチールタンクで200bar充填されている場合は、背中側がかなりマイナス浮力ですから、上半身を垂直に起こすと、後ろにひかれることになります。アルミタンクを選択するか、水平姿勢でのhoveringにするか、あるいは残圧が少なくなってから実施するほうが容易でしょう。 3、フィン フィンの浮力も関係します。とくに水平姿勢でhoveringする場合は重要です。下半身が浮くようならば、ゴム素材の重めのフィンを使い、下半身が沈むようならば、軽めのフィンを使うなど、ウエイトとタンクの調整では補えない微妙な調整は、フィンの変更によって調整することがあります。 DM取得、がんばってください!
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- oyajin082
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前の回答者様の補足説明をさせて頂きます。 水中でウエイトやタンクのバランスが取れて、ほぼ垂直の姿勢が取れた段階での練習法をご紹介します。 基本的にホバリングは呼吸のコントロールですから、いかに自分の呼吸を無意識でコントロールできるようになるかです。 先ずはスクーバセットを着けないでプールで練習する方法をご紹介します。 プールにあるビート板を1枚用意して、水中で腰掛けます。 慣れるまでは手でスカーリングをしてバランスを取ってもかまいません。 その状態で肺に息を一杯吸うと顎が水面から出て、息を吐くと目の辺りまで沈みます。 その状態の浮力が確認できたら、肺に一杯息を吸い込んでちょっと止めて下さい。 顎が水面上に出ていると思います。 浮いて上下動が無くなったら、普通に息を吐いて下さい。 そして身体が沈み始めたら、口を水面上に出して普通に息を吸います。 そして浮いたら息を吐きます。 これを繰り返します。 ここで呼吸と上下動のタイミングにずれがある事を感じて下さい。 慣性の法則があるので、息を吐くのと同時に沈むのではなく、また息を吸ったのと同時に浮くのではなく、吐いて暫くしてから沈み始め、吸っても暫く沈み続けてから浮き始める感覚が解ると思います。 その時間的なずれを利用して、息を吐いて沈み始めたら息を吸い、身体が浮き始めたら息を吐く、そしてできるだけ上下動をしないタイミングを覚えて下さい。 最初は速い呼吸でもかまいません。 水面でこの感覚が理解できたら、スクーバを装着して水中で練習してみましょう。 ダイビング専用のプールですと、タイルの継ぎ目など目標になるものがあるので、それを基準にプールで行った呼吸法を練習してみて下さい。 先ほどの呼吸と上下動のタイミングのずれがもっと良く解ると思います。 海の場合は潜行ロープに印を付けても良いかと思います。 最初は意識しないと動いてしまいますが、神経回路に自動化されれば何も考えなくてもほぼ一定の水深を保つ事ができるようになり、足を動かす必要は無くなりますよ。 慣れてくると、髪の毛や顔に生えている産毛の動きや鼓膜の圧力感で自分が上下動しているのか解るようになります。 多分、質問者様の場合後ろに引っ張られて、やや仰向けになりそうになるのを足を動かして垂直を保とうとされているのだと推察します。(圧倒的に多いです) それは前の回答者様の回答のように、ウエイトの位置とタンクのバランスによって決まるので、身体の全面にウエイトが集中するように工夫して下さい。 2Kg玉のウエイトを使ったり、ウエイト用ベストを着用して胸側にウエイトをセットしたり、無ければBCDのポケットにウエイトを入れたり、ご自身の水中バランスを調整してみて下さい。 多分、DMのテストですから垂直状態でのホバリングであって、水平状態でのホバリングでは無いと思いますが、水平状態でのホバリングで足を動かさないためには、フロートタイプのフィンを使われるのも良いかもしれません。 ドライスーツならば少し足に空気を移動させると、アンクルウエイトの重さを打ち消す事ができますよ。 呼吸のタイミングと水中バランスで決まりますので試してみて下さい。 DM頑張って下さい。
お礼
分かりやすいご説明ありがとうございます。 呼吸のタイミングですね。意識して練習してみます。 ありがとうございます
- FEX2053
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>足を組もうとするとオシリから沈んでしまいます。。 単純にオーバーウエイト、ってことだと思うんですが。多分、常時フィンキックしていることを前提にウエイトを付けているんではないかと。結構「無意識にフィンキックしていること」ってありますよ。 一度プールなど「ちゃんと安全が確保できる場所」で、フィンを外してホバリングしてみると、適正ウエイト量が分かって良いかと。意外にオーバーウエイトだった、ってことがありますので。
お礼
お礼がおそくなって申し訳ありません。 フィンを外して。。。 やってみます。 ありがとうございます。
お礼
お礼が遅くなり申し訳ありません。 細かいご指導ありがとうございます。 確かに、前回スチールでやってうまく行かなかったのですが、 アルミでやったときはもう少しうまくいった気がします。。 色々調整してみます。 ありがとうございます