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インサイドアウト

先日少年野球教室においてプロ野球選手に言われたのですが。「子供さんに素振りをさせる時はお父さんが右45度斜め前に立ち、そこに向かってバットを放り投げるような感覚で振らせるといい」と話されました。どういう意味でしょうか。回答のほどよろしくお願いいたします。 PS:いくつか回答が寄せられた後にまとめてお礼をさせていただきます。

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noname#163326
noname#163326
回答No.3

こんばんは。 大学・社会人で投手をしていました。 非常にいいアドバイスだと思います。 小学生にテイ台に乗せたボールを打たせるとほとんどの子が芯よりも先でミートしています。芯で打つように言ってもまずできません。「ここに当たっているよ」とバットを指差すとびっくりしますが、これには二つの原因があります。 (1)下半身の先行動作が起きず、腕や手首の動きだけでバットを操作している。 (2)しかも円を描いてバットを操作している。 (1)はNO1さんの言われる右手キャッチや少しスタンスを広げた連続素振りなどが効果的です。 (2)は不思議に思われるかもしれません。 上から打者を見るとバットヘッドの軌道は確かに一種の円運動をしているようにみえます。ただしプロや上級者などは正円ではなく、打点付近がもっとも体と遠ざかるような楕円になります。 円を描いてバットを操作(腕や手首で)していけない理由を説明します。 ゴルフのプロなどもそうですが、トップからインサイドアウトに振り出します。しかし体が回転していますので実際にはクラブヘッドはインサイドインに動きインサイドアウトにはなりません。特殊なショットでは本当にアウトに振ることもありますが普通はありません。 ピッチングもまたしかりです。正しくは腕だけを目標に振ろうとするのではなく、右投手の場合には右のネクストサークルに向かって振ってちょうど体が回り目標に向くわけです。 バッテイングも同様です。このようにすることで最大の遠心力が得られる上に、インパクト付近でバットが直線的に動きやすくインパクトが点ではなくゾーンで捉えられるからです。 「阪神のマートン選手がインサイドアウトに振っているのに日本選手はできていない。日本人の技術は遅れている」という三流記事を読んだことがありますが、全く間違いです。インサイドアウトに振らなければプロはおろか甲子園にも出られません。しかし腕だけで外に振ってはいけません。 前置きが長くなりましたが子供にこの理屈を言っては混乱します(話すなら中学生になってから)ので理屈抜きで練習です。 (ア)左手小指・人差し指と右手の親指・人差し指以外は離してグリップします(腕を振りたくなくなります)。腕を横に振る意識はないものと思ってください)。 (イ)テイ台を本来のポイントよりも後ろに置き(捕手より)打たせます。 (ウ)打球がライト方向に飛んだらオーケーです。センターから左に飛んではいけません。 そのほかにも実際に2塁手の方向にネットを設置し、そこに実際にバットを放らせてもいいです。ただし下半身先行で・・・ つまりこの感覚で腕でバットを横に振る感覚を消すのです。上級者のイメージはあくまで直線的なものです。 最後にもう一つ 「グリップエンドをボールに向かって先行させるように振り始める」という理論がありますが、真に受けるのは危険です。右手首の角度が変わってし(深く)まいます。上級者は逆に振出しからいきなりヘッドを先行させるイメージで振るものです。そして手を離すと2塁手方向に飛んでいきます。 社会人の主力選手でもそんな練習をしていましたよ。

so-rennsen
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 「体は回転しているのだから腕で円運動してはいけない」 目からウロコです。 ありがとうございました。

その他の回答 (3)

noname#163326
noname#163326
回答No.4

再度失礼します。 グリップエンドを先行させて(2塁手に)方に向けるような意識は間違いという意味です。 NO1さんの仰います >>グリップエンドで打つ感じ は正しいと思います。

so-rennsen
質問者

お礼

ご丁寧な補足ありがとうございます。

  • masao44
  • ベストアンサー率12% (82/674)
回答No.2

少年野球教室でプロの選手からの指導・・・との事ですので、 おそらく基本的なアドバイスだったのだと思います。 ・セカンドの頭の上にライナーで打つイメージ ・体が開かないように振るイメージ ・放り投げる=インパクトの瞬間だけに力を集中させるタイミングのイメージ ・手首をこねない(右手をかぶせない)ように振るイメージ ではないでしょうか。

so-rennsen
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 >>セカンドの頭の上にライナーで打つイメージ 同様の話をされました。 そうなんですね。 ありがとうございました。

回答No.1

打者にとっての前と言うのが、投手方向なのか、右打者の場合の一塁側ベンチなのか判然としませんが、多分、ベンチ方向を指していると思います。両足の延長線上に対して、臍位置を起点とする垂直方向が正面とすれば、それより、右の斜め45度と言うことになります。 実際やってみれば分かることですが、正しいフォームの選手は、そのまま、何時ものフォームのまま、右45度にバットを放り出せます。間違っている人は、その方向にバットを飛ばせません。 何処に違いがあるかと言えば、バット・ヘッドが先行して回ってしまう人は、どうしても投手寄りにしか飛ばせません。しかし、ヘッドが遅れて出てくる人、右の拳が突き出されても、なお右肩にバットを残せる人は、右方向にバットを飛ばせます。プロ選手は、そういう柔らかい手首、そして、強靭な手首を要求しているわけです。しかし、少年野球に、柔らかさはともかく、強靭さを余りに求めては危険です。思いっきり、放り出すのではなく、やや脱力した感じで、右方向に放り出す練習をお勧めします。 または、アメリカで古くからある親子のバッティング練習として、親がストライクゾーンにトスするボールを打者としての構えの子が、腰を回転させ、右手で素早くトスボールをキャッチするというのがあります。スイング気味に右手を振ってキャッチするのではなく、右肩位置から、真っ直ぐに、丁度、空手でいう掌底打ちのような感じでボールに向かって、キャッチします。 このように、ボールをパンチする感じと言いましょうか、あるいは、グリップエンドで打つ感じと言うのが当初に体得すべきバッティングの基本になります。腕自体でのスイング動作ではなく、掌(または拳)を突き出すことで、自然にバットがスイングされ、ヘットスピードも上昇するわけです。ヘッドが先行するスイングでは、そのヘッド・スピードが決して上がりません。

so-rennsen
質問者

お礼

説明不足で申し訳ございません。 右45度とは、 「右打者がバッターボックスに立ったときに二塁手の方向にインサイドアウトに」 という意味です。この練習がどのような効果を持つのか知りたかったのです。 ご回答ありがとうございました。 参考にさせていただきます。

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