>広告やDMを作ったり
ということですので、広告領域から回答しようと思います。ただし、定説はないと思いますので、ちょっと独断を交えて。
広告業界において企画営業というとき、本来は欧米の広告業界で90年代に脚光を浴びた「アカウントプランナー」という職種が日本に導入され、それが翻訳されたものだと思います。(日本の広告会社は「営業」を英語では「アカウントエクゼクティブ」と表記します。欧米から見ると間違っているのですが・・・)
本来、アカウントプランナーというのは大雑把に言うと、マーケティングとクリエイティブがバラバラにならないようにまとめる役で、どちらかというとマーケッター出身であることが多いようです。(逆を言えば、それまでマーケティングとクリエイティブが噛み合っていないキャンペーン提案が多かったということです。)(本当は日本と欧米の広告会社の違いなども関係するのですが、ここではそこまで触れません。)
ところがアカウントプランナーという職種が日本に紹介されたのがバブル崩壊直後(いわゆる接待営業が通じなくなった頃)で、時代は提案型・企画型の営業を求めていましたから、そんなニーズに沿って「アカウントプランナー」を翻訳した「企画営業」という言葉が勝手に独り歩きして広まっていったように私は思っています。
同時に「企画」という言葉に憧れる人が多くなった、ということもあったので、「企画営業」の方が何となくウケがよかっった、ということもあったと思います。
ですから(日本では)通常、「営業」というのはルーティンの顧客や業務を維持する人、ざっくばらんに言えば「御用聞き」(昔の広告代理店が言うところの「連絡職」)。「企画営業」というのはルーティンよりも自分で提案して顧客や業務を新たに開拓する役割の人、というように感じています。
広告業界に話を限らなければ、「営業」は自社の商品やサービス「そのもの」を売る職種、「企画営業」は自社の商品やサービスを活かした「企画」を売る職種だと思っています。
お礼
ありがとうございました。 ようやく見つけた職種ガイドにも、ほぼ同様の事がかいてありました。 薦められたけど自分の能力でやってけるものなのか ますます分からなくなってしまいました。 もう少し考えてみてから方向を決めたいと思います