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謙譲語いただくと、下さる、について
今ちょっと礼状を書いていて、 下手な絵をご覧くださいまして有難うございました。 下手な絵をご覧いただきまして有難うございました。 下さいましては相手の視点、いただきましてはこちらの視点 だと思いますが、どちらが適切でしょうか。 ある展覧会に出した絵を観てくださった方への礼状です。 よろしくおねがいします。
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質問者が選んだベストアンサー
「いただく」と「くださる」は、私も迷いながら使っています。 それは、「どちらでも使える」場合があるからです。 ●こちらから(無理に)お願いする場合 「いただく」 ●相手の「ぜひしたい」という意思がある場合 「くださる」 いずれかがはっきりしている時に使い分ける ...ということをこちらで読んで「なるほど」と思いました。 http://www3.kcn.ne.jp/~jarry/keig/c01c26.html
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- mo6644
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No1の回答者の通り「くださいまして」は相手の動作に対する尊敬を表した敬語なのでこちらだけが正解でした。しかし『国語審議会の敬語の指針』では「いただきまして」も自分の動作に対する謙譲なので相手に敬意を表すことには変わりないということになりました。 最近では尊敬語のはずの「~てください」を目下の人にも使うようになりこの言葉が丁寧語のような感じになってしまいました。それで「いただきまして」のほうがより敬意を表しているように感じる人が多くなったような気がするのは私だけでしょうか。 参考「敬語の指針」平成17年(webが見当たりませんでした。) 「いただく」と「くださる」の使い方の問題 【17】いつも,「御利用いただきましてありがとうございます。」と言ったり,書いたりしているのだが,「御利用くださいまして」の方が良いのだろうか。どちらが適切なのだろうか。 【解説1】「御利用いただく」は謙譲語I,「御利用くださる」は尊敬語である。つまり,「(自分側が相手側や第三者に)御利用いただく」,「(相手側や第三者が)御利用くださる」という基本的な違いがある。しかし,立てるべき対象は,どちらも同じであり,また,恩恵を受けるという認識を表す点も同様であるため,どちらの言い方も適切に敬語が用いられているものである。
お礼
詳しく教えて頂きましてとても勉強になりました。結論としてはどちらのいい方でもいい のですね、納得です。ありがとうございました。
- ktyln
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「くださいまして」が適切です。 以下、誤解を恐れず大胆かつ簡単に説明します。 「いただく」の主語は「私」です。 「いただき、ありがとう」とは「私がもらった事への感謝」という意味になります。 つまり誰がくれたのかは関係なく、私がもらった事が嬉しい、ということです。 大げさに言うと、誰でもいいけど私にくれた人ありがとう、ということになります。 それに対し「くださる」の主語は「あなた」です。 「くださり、ありがとう」とは「あなたがくれた事への感謝」という意味になり、 ストレートにあなたに対するお礼という意味です。
お礼
回答有難うございました。私は ~いただくの方が受益者側の感謝の意が強く感じられる とどこかで読んだ気がして、いただくにしょうかと思ったのですが、下さるの方が 相手をしっかり見て感謝していると言う感じがしますね。 またよろしくお願いいたします。
お礼
一般的な行為については、厳密な使い分けはない。 こちらから(無理に)お願いする場合「いただく」 相手の是非したいと言う意志を受けての場合「くださる」 つまりこちらからOOさんに仲人のお願いをした場合 この度は仲人をお引き受けいただきまして有難うございました。心より厚く御礼申し上げます。 OOさんから仲人は僕たち夫婦でぜひやらせてもらうという申し出があった場合 この度は仲人をお引き受け下さいまして有難うございました。心より厚くお礼申しあげます。 すっきりいたしました。貴重なURLまで添付していただき有難うございました。