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no+名詞とfew,littleについて
- no+名詞で「まったく~ない」,fewやlittleは「ほとんど~ない」という意味ですが、否定の対象としてnoやfew,littleのような否定語や準否定語は述語動詞を否定(つまり全文否定)するんですよね?
- 例1では月には空気がまったくないという意味になります。例2ではほとんどの人が彼について本当のことを知らないという意味になります。例3ではポットにはほとんどミルクがなかったという意味になります。
- つまり、no+名詞やfewやlittleは否定の対象として述語動詞を否定する役割を持っています。
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He hit jake,not Judy. これですね。 これは「省略」という用法を使っているので、Judyを否定しているわけではありません。 多分、分かりにくいと思うから、これを省略を抜いたバージョンで書いて見ます。えい! He hit Jake, (and(but) he did) not (hit) Judy. こんな感じ。「彼はジェイクをぶん殴ったけど、ジュディはぶん殴んなかった。」もしくは「彼はジェイクをぶん殴って、ジュディはぶん殴んなかった。」という風になります。 こうしてみると、この前も説明したとおり、「主語+述語+not」のときは「文否定」が優先的にくるので、見えないかもしれませんが、これは文否定の「not」なんです。わかりにくいね~・・・ まぁ、英語はスムーズに書くのが結構ルールみたいなものですから、省略される形がよくあるんですよ。 ごっちゃになるかもしれないけど・・・これで分かったかな?
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- wind-sky-wind
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no は名詞につくという点で日本では形容詞に分類されます。 (英米では決定詞・限定詞といい,形容詞とはしていません) 名詞についているというだけで,「語否定」ということにはなりません。 You have no brothers. は「兄弟を持っていない」 don't have (any) という否定文の内容なので文否定。 You have no brothers, do you? で付加疑問文。 No news is good news. は「便りのないのはよい便り」 文は否定しなくて,news の存在のみを否定する語否定。 No news is good news, isn't it? で付加疑問文。 さきほどは「狭義」などと言ってしまいましたが,余計でした。 not にも語否定の場合があります。 not a few で「少なからず」 Not a few people came came to the party. 「かなりの人々がパーティに来た」 「少ない」を否定しているが,文は否定していない。
先ほどのやつです。 あ~!そういうことね?述語動詞にかかっていると思ったと? いえ、それは残念ながら違います。 もともと「no」や「few」や「little」というのは「many」や「much」と同じで「数量」をあらわす形容詞のことです。文全体を否定しているわけではありません。先ほど言ったとおり、これは「語否定」ということになります。 ここでちょっと「語否定」と「文否定」の区別をしておきましょう。 「語否定」というのは、まぁ先ほどのようなものを使いますね。じゃあ、なぜ「no」や「few」や「little」が「語否定」になるのかというと、さっきもいった「数量」をあらわすというのもそうなんですが、もっと簡単に言えば「形容詞」だからです。「形容詞」というのは「体言」、つまり名詞を修飾するものです。なので、ここでは「語否定」となり、決して「文否定」にはならないというわけです。 日本語訳に訳すと、たしかに「ほとんど~ない」とか「~がない」のように文全体を否定しているようにも見えますが、そうやって「形容詞は名詞を修飾するものだから、文否定にはならないんだな」ということがわかるはずです。 じゃあ、一方「文否定」というのは何なのか?それは先ほど説明したとおり、「not」で文否定が出来ますね。ただ、これは「語否定」でも使えます。それは「部分否定」の時に使うことが出来るのです。たとえば「Not all people participated in the meeting.」(すべての人がその会議に参加したわけではなかった)というようにね。これも文否定?と思うかもしれませんが、違います。もしこれが文否定ならば、こうなるはず・・・ 「All people did not participate in the meeting.」 となります。この場合、訳はさっきといっしょ?と思うかもしれませんが、違います。これば「全否定」という用法になり「すべての人がその会議に参加しなかった」という訳になります。難しいですね。つまり対比すると、こんな感じ。 Not all people participated in the meeting.←部分否定 (すべての人がその会議に参加したというわけではなかった。) All people did not participate in the meeting.←全否定 (すべての人がその会議に参加しなかった。) という風になります。では、なぜこんなことがおこるのか?さっきの「no」や「few」や「little」とは何が違うのか?もしかしたら感がよければ気づくかもしれませんが・・・そう、ここも「品詞」が違うことに気づいたでしょうか?「not」は形容詞ではなく「副詞」です。じゃあ、「副詞」って一体何?これは日本語の勉強ですよ~(^O^)「副詞」というのは「体言以外」の語句を修飾するもの。つまり、「名詞以外」=「動詞や形容詞(まれに副詞)」を修飾する語句なのです。 そう考えながら、先ほど僕が出した「no」と「not」の例文を比較しながら見ていきましょう。 例:<no>の場合・・・ There is no possibility for him to come back. 例:<not>の場合・・・ It is not possible for him to come back. さぁ、さきほど「no」は「形容詞」、一方「not」は「副詞」といいました。ではここで見てみると、「no」というのは形容詞なんだから、名詞にかかるはず。そこで見ると、「possibility」にかかっているのがわかりますよね?つまりここでの述語動詞である「is」にはかかっていない。よって、ここでは「語否定」となるのです。述語動詞である「is」にかかっていない以上、「文否定」ではありません。 一方「not」は副詞なんだから、述語動詞か形容詞にかかるはず。じゃあ、ここでは「possible」にかかっているの?と思うかもしれませんが、それもやはり違います。ここは「not」の特性で、先ほどの部分否定と全否定の部分でやったとおり、こいつには「語否定」と「文否定」二つをとることができます。とくに、「主語+述語+not」となるとこいつは優先的に「文否定」の形をとると決まっているのです。よって、ここでは「is」という述語動詞にかかっているわけだから、全体を否定している「文否定」となる。というわけです。 わかっていただけたでしょうか?もしわからないところがあれば、また言ってください。暇なときにかけつけますから。
補足
ありがとうございます!だいたい分かりました! 疑問に思ったのですが、notは副詞であるのにも関わらず、何故名詞も修飾できるのですが? 例えば、英文法書に書いてあったnotの語否定の例として以下のものがありました。 He hit jake,not Judy(彼がぶったのはジェイクであって、ジュディではない) これは、明らかにnotはJudyを否定しています。何故こんなことが可能なのでしょうか?