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SSC(スペクトラム拡散)対応可否の見極め方

いつも御世話になっております。 ある半導体デバイスがSATA規格に適応可能かどうか見極める必要があります。 SATAには-5000ppm@33kHzといったSSC規格があり、 検討中のデバイスにはSSC対応可能とはあるものの、 参考になりそうな数字としては、SJ toleranceしかなく、 低周波における追従性をみると1UIを超えており、 楽勝のようです。 このSJ tolerance性能をもって対応可能かどうか判断して良いものでしょうか。 よろしくお願い致します。

みんなの回答

  • KEN_2
  • ベストアンサー率59% (930/1576)
回答No.2

一部途中で誤解をしていました。 CDR(Clock Data Recovery) のCDRですね。 昔はPLL回路でデータのエッジタイミングを検出して同期する手法が主でしたが、現在はデジタル処理で位相補間方式(インタポレータ)で再生クロックのジッタを低減でき、精密な同期制御が可能になっています。 半導体の微細加工が可能な現在、検討中のデバィスも位相補間方式を採用していると考えられます。 『0 to -5000ppmというダウンスプレッド』もジッタを低減と同様に、PLL方式より精度が格段に向上しており、-5000ppm(-0.5%)は位相補間方式の再生クロックの補間範囲としては妥当な範囲です。 デバイスのSJ toleranceを比較して、余裕があれば問題無いのではないですか。 デバイスの内部処理はブラック・ボックスで、記載されている仕様の優劣を評価するのがデバイスの選択基準ですよね。 昨年の何回かの質問を拝見させていただきましたが、デバイスの仕様に記載されておれば信頼できる数値仕様ですから、制御の応用(使用)者側の問題のデバッグに労力を費やすべきでは・・・・・

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  • KEN_2
  • ベストアンサー率59% (930/1576)
回答No.1

>このSJ tolerance性能をもって対応可能かどうか判断して良いものでしょうか。 先の回答した者です。 『SJ tolerance性能』のソースが不明ですが、利用環境に対して余裕があれば対応可能でしょう。 >SATAには-5000ppm@33kHzといったSSC規格があり、 >検討中のデバイスにはSSC対応可能とはあるものの、 >参考になりそうな数字としては、SJ toleranceしかなく、・・・ 検討中のデバイスのカタログ仕様で、『SSC対応可能』と謳っておれば可能ですが、この手のデバイスでは、相性問題が市場で発生する場合があります。 通信経路での限界においての挙動で、予期せぬ症状が発生したり、CDRメディアとの相性問題が考えられます。 1)送・受信での通信データの伝送経路でのBER特性評価 2)CDRのドライブ性能を含めた性能評価・・・・など これらの総合評価を吟味してデバイスの採用を検討されるのが、常道手法と考えられます。  

jugemu1234
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 ”SJ tolerance性能”とは、 興味のある半導体デバイスのCDR特性を示す目的でsinusoidal jitterを低周波から 通常100MHz程度まで印加・掃引した際の特性です。 こういった指標が与えられている場合、 これを以てSSC耐性があるかどうかを判断できるかどうか、 というのが質問意図となります。 可能ではなかろうか、と思う一方で、 0 to -5000ppmというダウンスプレッドは問題にはならないだろうか、 SJに対しSSCは三角波であることは問題にはならないだろうか、 と疑問視しております。 宜しくお願いいたします。

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