- ベストアンサー
銅合金鋳物の表面の模様再投稿
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
ANo.4です。追加します。 この模様が現れた理由を推察します。この模様がマクロ組織と一致した場合のことです。材料の組織ごとに硬さが多少異なります。そこに工具が当たり、工具が逃げ去った後に変形のしやすかった領域としにくかった領域とで異なる変形の痕跡が残ります。それがこの模様なのでしょう。もしこの推察の通りならば、マクロ腐食の後で同一の模様が見えることになるはずです。
その他の回答 (4)
- freulein
- ベストアンサー率39% (94/237)
どのような加工法か不明ですが、よほどきれいな研削面が出てきたもののようです。以下のようにテストして確認できるでしょう。 濃硝酸を水で2倍に薄めたものを用意し、脱脂綿に付けて材料表面を軟らかくこすります。泡が出てきます。これを2~3分続けます。始めに見えていた模様がくっきり見えてくるとします。マクロ腐食成功!さもなければさらに長時間続けます。このようにして見える景色・様相を「マクロ組織」といいます。腐食を続けることで見えていた景色・様相が変化して行くならば、その様相は材料本来の組織を示しているのではなく、局所の様相(多分欠陥)を示していることになります。鋳造の欠陥部は虫眼鏡で見てもそれと判るスキマ・介在物(ゴミ)を持っているでしょう。 この材料の本来のマクロ組織には二種類の「相(領域)」が認められるでしょう。それらの相だけが入り組んで現れているならば「マクロな欠陥はない」と判断します。 素材の一部を加熱(都市ガスでよい)して徐冷、あるいは加熱後急冷してマクロな腐食をしてみることではっきりとした組織変化が認められます。その経験を「よいカメラ」で蓄積すればこの材料について理解が進むでしょう。お楽しみください。
- gtx456gtx
- ベストアンサー率18% (194/1035)
>分析、組織確認等やった結果を、ご存知の方がいないかと思ったものですから...。 >こういう現象を、精査したことのある方とか、いらっしゃるといいのですが。 大学で金属を習って熱分析や組織検査を嫌になるほどしましたが・・・一緒にあるスケールの目盛りも読めない写真の組織を判別できる人は絶対にいません m(_ _)m 卒業論文の組織写真でさえ、些細な傷が1本でもあると研磨からやり直しを指示されますよ
お礼
添付写真で組織を見てほしいなど言ってませんし、確認方法を尋ねている わけでもありません。 見ずらい写真を見て、このような状態を経験調査したことがある方がいれば その結果とか、理論的に状態を説明してくださる方がいればそのご意見とかを、 お聞きしたいのです。 写真で判断付かない方の、ご意見は申し訳ありませんが、必要ありません。
- gtx456gtx
- ベストアンサー率18% (194/1035)
>外表面異常なかったものを、2mmほど切削した状態での写真なのですが、 画像は不鮮明過ぎて全然判断できませんが、上記の写真で模様があるなら鋳物に使った銅合金自体に問題があると思います。 技術研究所など公的な検査機関か大学で組織検査などを行っては如何でしょうか? 組織検査と言っても大学生の学生実験程度の、熱分析や顕微鏡で組織を見ればある程度は状態を推測できると思います。 その結果で、X線解析など高度な検査が必要になるかもしれませんが・・・
お礼
解答ありがとうございます。 分析、組織確認等やった結果を、ご存知の方がいないかと思ったものですから...。 こういう現象を、精査したことのある方とか、いらっしゃるといいのですが。
画像のシミになっているように見える部分なら、酸化しているのではないでしょうか? 胴はかなり酸化しやすい金属ですし..。
お礼
ご回答ありがとうございます。 外表面異常なかったものを、2mmほど切削した状態での写真なのですが、 内面から酸化することとかもあり得るのでしょうか。
お礼
皆さま、色々な御回答いただきありがとうございました。 No.3さんに申しましたように、試験方法、鋳物疵、結晶粒界であること等は 理解していて、異常に成長した結晶、それが目認出来る事。 それが、銅合金として正常なのかどうかを知りたかったのですが、 説明不足もあり、解決にはいたりませんでした。 この質問への解答は、締め切らせていただきたいと思います。 御協力くださった皆様ありがとうございました。