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内燃機関の熱効率について
ガソリンエンジンとディーゼルエンジンの燃費の話の中で、 ガソリンエンジンの熱効率は20%程度、ディーゼルエンジンの熱効率は30%程度でディーゼルエンジンの方が燃費がよい という話を聞くんですが、このことについて質問です。 この熱効率の話は、エンジンの構造に由来するものなのでしょうか?それは物理的に説明できる物なのでしょうか?(例えばディーゼルは点火の必要がない→熱効率が高い。とか) もしくは逆に、それぞれのエンジンを使ってみたらディーゼルの方が燃費がよかった→ディーゼルの方が熱効率がいい。ということなのでしょうか? 教えてください。
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#1さんに補足します。 ボイルシャルルの法則 pV=nRTと 熱効率 η=1-√(T2/T1)を用いて 理想気体の断熱圧縮の体積-温度変化 T2/T1=(V1/V2)^(γ-1) ただしγ=Cp/Cv を考えると解けるのではないかと思います。 いま、ガソリン又は軽油のγは知りませんが、7/5と仮定すると 圧縮比V1/V2が1/20(ディーゼルエンジン)だとすると η=0.45 V1/V2が1/10(ガソリンエンジン)だとすると η=0.37 でご質問より高めですが効率の考え方は理解できると思います。 あとは混合気のγ、圧縮比などを正確に代入すれば求まるのではないでしょうか。
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ディーゼルエンジンの熱効率が高いのは圧縮比が高いからです。 ガソリンエンジンでも圧縮比を上げれば熱効率が上がりますが、ガソリンエンジンはノッキングするので圧縮比をディーゼルほどは上げられません。 高出力のガソリンエンジンは、圧縮比が高いためハイオク指定だったりしますね。 オクタン価とはノッキングのし難さをあらわす数値だからです。 なぜ圧縮比が高いと熱効率が高くなるかということについては、忘却の彼方。 燃焼温度が高くなるからだっけな? 低温と高温の温度差が大きい方が大きな力が出せるというのは、熱力学の第2法則・・・だっけな?
お礼
ありがとうございます。 圧縮比にカギがあるということですね。
お礼
ありがとうございます。 熱効率を実際に計算してみると良さそうですね。