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養護施設の事業について
児童養護施設において2006年から始まった大学進学のために退所する子どもに向けた自立生活支度費と2009年から設置された中学生が学習塾に通うための費用が支給されるっていう制度の事業名がわかるかたいらっしゃいませんか?
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どちらも、児童入所施設措置費等国庫負担金が法的根拠です。 措置費は児童入所施設の運営費となるもので、施設の運営や職員雇用等に使われる事務的経費である「事務費」と、入所児童の処遇や日常生活に使われる事業用経費である「事業費」から成ります。 厚生事務次官通知「児童福祉法による児童入所施設措置費等国庫負担金について」(平成11年4月30日付け/発児第86号通知)の中で、非常に細かく定められています。 また、これを「要綱」といいます。 要綱はたびたび改正されますし、実際の運用は都道府県ごとに定められる支弁基準でさらに細かく定められます。 一例は以下のとおりです(埼玉県の例)が、国の要綱と同じ内容ですから、これを参考にして下さい。 http://www.pref.saitama.lg.jp/uploaded/attachment/403250.doc ごらんになっていただくとわかるとは思いますが、事業費の中に、大学進学等自立生活支度費と教育費があるのがわかると思います。 これが支出根拠です。 教育費に、学習塾の費用が加算される場合があるのがわかるでしょうか? 以上のように、特別な事業名が別途に設けられているわけではなく、措置費の中で工面されています。 冬期の暖房費にあたる採暖費などというものさえありますよ。調べてみると、おもしろいしくみだと感じられるかと思います。 ちなみに、平成15年度に支援費制度(現・障害者自立支援法)に移行するまでは、成人の知的障害者施設なども同じしくみでしたし、介護保険制度に移行するまでの高齢者施設も同じしくみでした。 措置費によって運営されていたわけですね。これを「措置制度」と言います。
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- takuranke
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大学進学はこちらだと思います、 23年度の募集はまだアナウンスされていないようです。 社会福祉協議会経由のようです。 「JOMO児童養護施設・母子生活支援施設・里親家庭奨学助成事業」 >中学生が学習塾に通うための費用 申し訳ありませんが正式な名称はわかりません。