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最近の医療問題について
最近の医療問題について、レポートを書くために調べています。 具体的な問題などを教えていただきたいです。
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1.医療の専門家としての医師の権威の失墜 ここの書き込みを読んでもらうとわかりますが、とんでもない意見を平気で素人が記載しています。こういう人が病気の人を扇動したり、とんでもない医療を行うとんでもない医師への受診を勧めます。 そして適正な医療が行われているのに、結果が悪ければ中傷・避難がおこります。 合併症がおこりやすい外科系医師が少なくなって、適正な医療がおこなわれにくくなっています。 2.医師の偏在 とにかく地方の勤務医が減少しています。僻地でも開業医はわんさかいますが、勤務医が減少しています。 特に地方の公立病院は勤務医が特に減少しています。どうしてこうなったかは自分で調べてください。 3.老人医療 普通なら90歳寝たきりの人が食べなくなったら、ちょろちょろ点滴して終わり..でしたが、今は胃瘻から中心静脈栄養からと、とんでもない金額が老人医療に行われています。100歳近いのに、悪化したら人工呼吸器管理を要求する家族も少なくありません。これからどんどん働き手が少なくなって、一人あたりの生産可能人が養う老人の数自体も多くなっていくのに、老人一人当たりの医療費もどんどん増加している状態です。よって、生産可能な人の医療費負担はどんどん天文学的に増えています。 消費税を上げるのもしょうがないのかもしれませんが、このような無駄にしか思えない垂れ流しの老人医療にもメスをいれるべきと思います。 4.高額医療 心臓移植などは一回だけですが、リウマチ、喘息などへの生物製剤などは長期投与が必要で1バイアルが11万円します。そういう生物製剤をきちんとしたガイドラインにのっといて投与するならいいですが、効きがいいからとガイドライン無視で投与して名医として評判の医師がいます。狭心症のPCIなども意味のないPCIが多い(患者を脅してPCI)が現実です。このようにガイドラインにしたがわない高額医療をどうするのか、このまま許すのか? 5.専門医 専門医としてとんでもない医師ができています。私の勤務先にも"循環器専門医"がいますが、心電図を読めず、緊急時の一時ペースメーカーすらいれられません。大病院で初期・後期研修して専門医をとったけど、スタッフとして残れなかった医師は大抵、このタイプです。また、高齢の医師だと、経過処置として無試験で専門医をとっています。専門医制度が学会の人集め、金集めの手段でしかなくない状態がこのような事態を招いています。
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医療問題は今に始まった事ではありません。実質、オペは密室で行われる訳ですから、中で何がおきてるのか分からない。カルテはドイツ語で書かれるから一般患者には分からない。本当にこの治療法で間違いないのか?それも分からない。手術ミスがあって患者が死亡しても本当に医療ミスなのか、それさえも分からない。 患者、患者の家族は分からない事だらけなんです。医学部を出たのならまだしも医学の素人に分かる訳がありません。もしかしたら助かった命が適切な処理が施されなかった為に助からなかった、という事例だって沢山あるでしょう。でも患者家族にはそれが分からない。 私は医療事故というのは、ある種の「完全犯罪」と常々考えています。医療訴訟を起こし、患者側が勝訴したという話は殆ど聞きません。もう施しようの無い状態で救急救命センターに運ばれたのか、否か。それは携わった医者で無ければ分からない事。運ばれた時点ではまだ心臓も鼓動してたのに「病院に着いた時はもう心肺停止状態でした」と言われてしまえば遺族は信じるでしょう。故に「完全犯罪」なんです。 他の設備がもっと整った大病院に転院させればどうにかなった病気も、元々入院してた病院側が転院しても同じ、と言ってしまえば、大病院で1ヶ月でも2ヶ月でも伸びた寿命が、早々と尽きてしまう事だってある訳です。 しかし、これまで私が書いて来た事は、全て「医者」にしか分からない事。患者は医師の指示に従うよりないんです。これが「医療事故」に繋がる大きな要因であると考えます。無論世の中の医者の殆どは良識ある医師の方が圧倒的に多いです。でも中には悲しいかな、適当な医者もいる。「医者は何の為にいるのか」「命の重さをどこまで認識してるのか」「医師にとって医師とは何か」、この3点は是非現場の医師に聞いて見たい。 何だか持論を展開してしまい、回答にならない回答になってしまい済みません。
お礼
ありがとうございます。考えさせられました。参考の一つとさせていただきます。
お礼
とても参考になりました。ありがとうございます。