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MS/MSシステムで最適化

アスピリン(アセチルサリチル酸)をMS/MSで測定は可能でしょうか? アスピリンは分子量180程度。 また、アスピリンをLC/MS/MSで定量してる方がいましたら、 最適化の方法をお教え下さい。 アスピリンを何で溶かし、移動相条件をどんなにして最適化を行ったか。 アスピリンの最適化がうまくいきません。 どなたかご教授お願いします。

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  • kasudako
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回答No.1

アドバイスがどなたからもないので,一つの解決策を提案します(←私ならこうするです) 今使っている装置メーカーのテクニカルサービスに相談します.その理由は,アセチルサリチル酸は技術資料によく登場するものの一つなので,メーカーは測定の経験があるかもしてません. もし経験がなくても,アドバイスはもらえるはずです. かりに使っているメーカ機器の対応が悪いようであれば,LCカラムのメーカーに相談しても良いです. 最後は競合メーカーに相談します.その場合は,ある目的で,アセチルサリチル酸の分析法を探しています.LC/MS/MSでアセチルサリチル酸の分析は可能ですか?,その条件はどんなものですか…程度でよいでしょう

pppmaxima
質問者

お礼

ありがとうございます。 確かに、色々な会社で参考資料や技術資料として 出てきたと思います。 メーカーに問い合わせることも考えようと思います。

その他の回答 (2)

  • DLIVE
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回答No.3

No.1です >ギ酸ではなく酢酸系の移動相をチョイスした理由 アスピリンのピークがテーリングするのを防止するのが 主な目的で加えていますので、ギ酸、酢酸のいずれでも 大丈夫です。 (酢酸の方が使い慣れているので、メタノール/水/酢酸 を紹介しました) >メタノールで希釈せずに、アセトニトリルならエステル化の >心配はいらないでしょうか?つまり多少は安定? 確かにアセトニトリルの方がエステル化の心配はなくなります。 しかし、測定試料を移動相希釈していれば、水が多量にあることですし、 試料調製から測定までの数時間くらいはエステル化に気を使う必要は ないと思います。 もちろん、試験方法のバリデーションとして測定試料の安定性を確認しておく 必要があります。といっても、同じサンプルをたくさん準備してオートサンプラーに セットして2~3時間置きに測定してピーク面積が変化しないことをみるだけですから 簡単です。

pppmaxima
質問者

お礼

ご丁寧にありがとうございます。 今後、実験の参考にさせて頂きます。 ありがとうございます。

  • DLIVE
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回答No.2

No.1のkasudakoさんと同様に、私ならこうする、で回答します。 アスピリンの構造を考えるとMS/MSの測定は可能だと思います。 移動相はアセトニトリル/水/酢酸 系を使いたいところですが、 ここのところ、アセトニトリルは入手が困難になってきています (いくらかは改善されましたが)ので、メタノール/水/酢酸 系で 検討します。 メタノールとのエステル化が気になりますので、試料調製後の安定性を 経時変化で確認する必要があるでしょう。 アスピリンを溶解する溶媒は、最初はメタノールを用いて、 多段希釈で指定濃度まで希釈していき、最後の希釈の段階で 移動相希釈します。 定量についてですが、試料中の濃度が検出限界に対して十分に 余裕があればMS/MSではなく、分解能を上げてSIMで検討します。 (既に検討済みかもしれませんが) ルーチンで使う手順でしたら、しっかりとバリデーションをとる必要が あるでしょうが、今回だけ測定出来ればよいという程度でしたら、 添加回収試験だけ行えば十分でしょう。 私はGC/MSの方が得意ですので次の方法を試してみます。 試料をCH2Cl2で抽出→抽出液を濃縮→TMS誘導体化→GC/MS測定

pppmaxima
質問者

お礼

ありがとうございます。 化学の知識が不足しているもので・・・ アセトニトリルまたはメタノールを有機溶媒の移動相として 考えるのは分かりますが、ギ酸ではなく酢酸系の移動相を チョイスした理由なんかはやはりpKaなど考慮してですか? メタノールで希釈せずに、アセトニトリルならエステル化の 心配はいらないでしょうか?つまり多少は安定? 抽出方法のレクチャーありがとうございます。 参考にさせてもらいます。