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双極I型について
医師から躁鬱病、恐らく双極I型と診断されました。 薬をやめたらだめだとか、よくなってきたらやめたほうがいいとか、情報自体少ないのに、混在しています。 これって、実際のところ、治るんでしょうか。 医師からは治ると言われましたが、16年近くこんな状態で、最近のこの診断です。本当に治るのかどうか不安です。再発率も85~95%とあるし…。 どなたか双極I型についてお詳しい方いらっしゃったら、教えてください。
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- usabou
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ANo.4 usabou あまりにもいい加減な回答が多いので、あえて双極性障害の権威者である加藤忠史先生のHPから引用します。 僕は医学博士で薬剤師の双極性障害患者です。 http://square.umin.ac.jp/tadafumi/ 双極性障害では最初のうちは、ストレスでうつ状態になることが数年に1回あるという程度ですが、次第に回数が増え、ついには特にストレスがなくても1年に4回以上病気を繰り返す状態(ラピッドサイクリング)になってしまいます。 双極性障害には予防薬があるので、これをしっかりのめばたいてい再発は防げるか再発しても軽くすみます。しかし、一生薬を飲むのは並大抵のことではなく、ほとんどの場合薬をやめてしまい、再発します。躁状態、うつ状態はいずれ治りますから、自殺さえしなければ、それ自体で命を落とすことはありません。しかし、躁状態、うつ状態を繰り返したまま治療もせず放っておくと、離婚、失職など、社会的には相当のハンディキャップを背負うことになってしまいます。 6 治療 双極性障害 躁状態の患者さんは、本人はとても調子が良いと思っている一方、周りの人を困らせていることが多いので、なかなか治療に結びつけにくいという問題があります。何とか本人の訴え(眠れない、いらいらする、など)を引き出して受診に結びつけたり、上司から指示してもらうなどして、受診につなげます。躁状態の患者さんを治療せずに放っておくと、社会的信用や家族との信頼関係を失ってしまうので、早期の治療が必要です。外来治療を拒否する場合は、入院が必要となります。意に反して入院させるには、医療保護入院といった強制的な入院が必要なこともあります。こうした場合は特に、抗精神病薬により十分に鎮静して休養できるようにすることが必要です。 躁状態では、子供扱いせず相手を立てるようにしながら対等に話す、根気よく説得し、相手の正常な部分を引き出して交渉する、しつこい場合は話をそらす、など対応を工夫しながら、薬物療法による改善を待ちます。躁状態は、治療すればたいてい2、3カ月以内に治ります。 双極性障害の治療で最も大切なのは、再発予防です。患者さんの人生を脅かすのは、再発を繰り返すことによる二次的な社会的ハンディキャップです。そのためには、長期間、ほぼ生涯にわたる薬物療法が必要となります。 予防薬には、主としてリチウム、カルバマゼピン、バルプロ酸の3つがあります。リチウムは、手がふるえる、のどが渇くなどの副作用があり、中毒になりやすい薬なので、医師の指示を守りながら服薬する必要があります。これらの薬を効果的に使えば、ほとんどの患者さんでは薬を飲んでいる限り病相(躁状態、うつ状態)が全くなくなるか、軽い病相ですみます。 僕は当初マスコミで有名な聖路加国際病院のO先生に5年かかりスルピリドを投与されたが一向に改善せず逆に錐体外路系障害を呈し、職場の病院に転院しました。抗鬱剤のSSRIでは躁転し、3年間も躁状態が続きすっかり信用をなくしました。 現在では血中濃度を年数回調べながらリ-マス(炭酸リチウム)で躁鬱を抑えています。後リボトリ-ル、眠剤を用いています。 基本的に双極性障害患者に抗鬱剤を用いるべきではない。躁転を防ぐために抗鬱剤は不要と考えます。
- usabou
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ANo.4 usabou あまりにもいい加減な回答が多いので、あえて双極性障害の権威者である加藤忠史先生のHPから引用します。 僕は医学博士で薬剤師の双極性障害患者です。 http://square.umin.ac.jp/tadafumi/ 双極性障害では最初のうちは、ストレスでうつ状態になることが数年に1回あるという程度ですが、次第に回数が増え、ついには特にストレスがなくても1年に4回以上病気を繰り返す状態(ラピッドサイクリング)になってしまいます。 双極性障害には予防薬があるので、これをしっかりのめばたいてい再発は防げるか再発しても軽くすみます。しかし、一生薬を飲むのは並大抵のことではなく、ほとんどの場合薬をやめてしまい、再発します。躁状態、うつ状態はいずれ治りますから、自殺さえしなければ、それ自体で命を落とすことはありません。しかし、躁状態、うつ状態を繰り返したまま治療もせず放っておくと、離婚、失職など、社会的には相当のハンディキャップを背負うことになってしまいます。 6 治療 双極性障害 躁状態の患者さんは、本人はとても調子が良いと思っている一方、周りの人を困らせていることが多いので、なかなか治療に結びつけにくいという問題があります。何とか本人の訴え(眠れない、いらいらする、など)を引き出して受診に結びつけたり、上司から指示してもらうなどして、受診につなげます。躁状態の患者さんを治療せずに放っておくと、社会的信用や家族との信頼関係を失ってしまうので、早期の治療が必要です。外来治療を拒否する場合は、入院が必要となります。意に反して入院させるには、医療保護入院といった強制的な入院が必要なこともあります。こうした場合は特に、抗精神病薬により十分に鎮静して休養できるようにすることが必要です。 躁状態では、子供扱いせず相手を立てるようにしながら対等に話す、根気よく説得し、相手の正常な部分を引き出して交渉する、しつこい場合は話をそらす、など対応を工夫しながら、薬物療法による改善を待ちます。躁状態は、治療すればたいてい2、3カ月以内に治ります。 双極性障害の治療で最も大切なのは、再発予防です。患者さんの人生を脅かすのは、再発を繰り返すことによる二次的な社会的ハンディキャップです。そのためには、長期間、ほぼ生涯にわたる薬物療法が必要となります。 予防薬には、主としてリチウム、カルバマゼピン、バルプロ酸の3つがあります。リチウムは、手がふるえる、のどが渇くなどの副作用があり、中毒になりやすい薬なので、医師の指示を守りながら服薬する必要があります。これらの薬を効果的に使えば、ほとんどの患者さんでは薬を飲んでいる限り病相(躁状態、うつ状態)が全くなくなるか、軽い病相ですみます。 僕は当初マスコミで有名な聖路加国際病院のO先生に5年かかりスルピリドを投与されたが一向に改善せず逆に錐体外路系障害を呈し、職場の病院に転院しました。抗鬱剤のSSRIでは躁転し、3年間も躁状態が続きすっかり信用をなくしました。 現在では血中濃度を年数回調べながらリ-マス(炭酸リチウム)で躁鬱を抑えています。後リボトリ-ル、眠剤を用いています。 基本的に双極性障害患者に抗鬱剤を用いるべきではない。躁転を防ぐために抗鬱剤は不要と考えます。
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双極性障害I型の身内を看ています。 (身内は、25年以上になり入退院を4回繰り返しています) 正直に言いますと、初めて発症した時に適切な治療と薬の服用をしたのならば、治る可能性はあります。 これが、長年患っていると脳内伝達物質の適切な量に関して、調整できなくなります。 そのため、服用されている薬の種類や量を調整しながら、生活をしていく感じになります。 なので、薬を服用している状態でしたら、見た目にも正常な人に見えますが、自己判断で断薬をすると閉鎖病棟へ保護入院になります。 治るのか?治らないのか?と言う事ですと、微妙な所です。 この“微妙”と言うのは、治るとは言えますが加齢とともに身体能力と脳の機能低下が進むので、実際のところ何とも言えない状況です。(身内を看ていて) >薬をやめたらだめだとか、よくなってきたらやめたほうがいい に関して言うと、主治医の指示通り服薬することが、治すための近道です。 なので、自己判断や家族・親族の判断で断薬をしてはダメです。 服薬時に気を付けなければならないのが、既に承知しているかもしれませんが“カフェイン”と“ニコチン”に関して気にしてください。 ニコチンに関しては、禁煙者であっても“パチンコ店”に行かれる方ですと、受動喫煙をしてしまいますので、服用している薬の効果が薄れてしまいますし、カフェインの場合は、尿と共に流してしまうのと脳の活性化を促してしまうので、コーヒーで言いますと1日1~2杯(150mlを1~2杯)を限度としてみてください。 服用されている薬が、10種類(朝・昼・晩・寝る前のすべて含めて)以上飲まれていても、時間は掛かりますが2~3種類になります。 この時に、自己判断での断薬をしてしまう傾向があるので、忘れずに飲み続ける事です。 あまり参考にならないと思いますが、ご参考にどうぞ