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ローンの指定期元金計算方法
Excelに、PPMT関数がありますよね。元利均等ローンにおいて、 指定した期の元金がいくらになるかを、算出してくれる関数ですが、 この計算を通常(普通の電卓など)で計算するための、計算式を どなたか教えて頂けませんか? わけあってEXEELを使用できないので、計算式を知りたいのです。 よろしくお願いします。
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回答No4のものです。 失礼しました。 すでに数値はご提示いただいているのですね。 「借入金8,600000円を、年利3%で、40年ローン」 これを使って計算してみます。 <カシオの電卓の場合> 0.03÷12+1 ×=×=××== ×=×=×=××==== -1÷÷8600000=×0.03÷12[M+] 【答 9286.66】 この9286.66が返済1回目の元金充当分です。 これに目的の返済期まで1+rをかけてゆきます。 0.03÷12+1××[MCR]===… ←(返済期-1)回分イコールキーを押します。 目的の返済期が決まっていれば、この操作の省力化ができる場合があります。 <カシオ以外の電卓の場合> 0.03÷12+1 ×=×=×== ×=×=×=×==== -1÷=×8600000×0.03÷12[M+] 【答 9286.66】 これに目的の返済期数分だけ1+rをかけてゆきます。 0.03÷12+1×[CRM]===… ←(返済期-1)回分イコールキーを押します。 目的の返済期が決まっていれば、この操作の省力化ができる場合があります。 操作前にはメモリのクリアをお忘れなく。
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- xexstyle
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元利均等返済の毎期の返済額は次のようになります。 Q = P × r × (1+r)^n ÷ ( (1+r)^n-1) ここで、 Q:毎期の返済額 P:借入額 r:1期あたりの利率 n:返済回数 ご存じとおり、毎期の返済額には利息分と元金充当分が含まれており、そのバランスは毎回変化し、返済が進むにつれ利息分が減ってゆき、元金充当分が増えてゆきます。 最初の返済において元金充当分がどのくらいを占めるかというと、返済額Qの(1+r)^n分の1となります。 すなわちQ/(1+r)^nということです。残りのQ-Q/(1+r)^nが利息分となります。 この元金充当分が返済毎にどのように増えてゆくかというと、1+r倍の割合で増えてゆきます。 2回目の返済での元金充当分は、 (1+r)×1回目の元金充当分 =(1+r)× Q/(1+r)^n = Q/(1+r)^(n-1) であり、3回目は、 (1+r)×2回目の元金充当分 =Q/(1+r)^(n-2) と、1+r倍の割合で増えてゆき、最終回の返済での元金充当分はQ/(1+r)となります。 ですの、目的の返済回の元金充当分は、その回をiとすると、Q/(1+r)^(n-i+1)となります。 最初にあげたQの式と合成すると、次のとおりとなります。 第i期目の元金充当額: P × r × (1+r)^n ÷ ( (1+r)^n-1) ÷ (1+r)^(n-i+1) = P × r × (1+r)^(i-1) ÷ ( (1+r)^n-1) これを普通の電卓でできるかというと頑張ればできます。 ただ、べき乗(るい乗)の部分の操作が何乗するかによって操作が異なることと、また電卓のメーカーによってその操作が異なりますので、具体的な数値をお知らせいだたければ、操作方法をお伝えいたします。 でも面倒ですよ。 関数電卓をお使いになることをお勧めします。
- okormazd
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A(1+r)^nr/((1+r)^n-1) - (A(1+r)^(i-1)r-a((1+r)^(i-1)-1)) 引き算の( )を忘れているんじゃないか。
お礼
失礼しました。 こちらの単純ミスでした。
- okormazd
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#1です。 ミスがありましたね。 「また、均等返済額は、 Pp=A(1+r)^n-a((1+r)^n-1)/r n:返済期間 です。これは、PMT関数と同等です。」 の部分の、 Pp=A(1+r)^n-a((1+r)^n-1)/r の式は、 a=A(1+r)^nr/((1+r)^n-1) でした。 訂正してください。
補足
#1様 丁寧な回答をいただき、大変ありがとうございました。 お礼が遅くなり、申し訳ありません。 質問文で、用語の使い方を間違っていました。 おっしゃる通り、「指定した期の返済額のうち、元金 部分がいくらになるか」を計算する方法を、知りたかった のです。 実際に計算してみたのですが、エクセルと関数電卓で、 結果にズレが出てしまいました。 借入金8,600000円を、年利3%もしくは6%で、40年ローンを 組むとします。 ○金利3%のとき 1期 関数電卓:9,287 エクセル:9,287 2期 関数電卓:9156.2825 エクセル:9,310 3期 関数電卓:9,025.23820625001 エクセル:9,333 4期 関数電卓:8,893.866301765633 エクセル:9,356 ○金利6%のとき 1期 関数電卓:4,318 エクセル:4,318 2期 関数電卓:3,866.41 エクセル:4,340 3期 関数電卓:3,412.562050000023 エクセル:4,362 4期 関数電卓:2956.4448602500324 エクセル:4,383 エクセルのPPMT関数を使って計算した結果は、 期が先になるにつれて、金額が増えていますが、 関数電卓で計算した結果は、逆に減って行って います。 計算式に勘違いがあるのでしょうか? A(1+r)^nr/((1+r)^n-1) - A(1+r)^(i-1)r-a((1+r)^(i-1)-1) A:借入金 n:返済期間 i:期 r:利率 もし勘違いがありましたら、ご指摘くだされば幸いです。
- okormazd
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PPMT関数は、「指定した期の元金がいくらになるかを、算出してくれる関数」とは違います。 「その期に返済する金額のうち、元金返済分を計算する」ものです。 直接、「指定した期の元金残高がいくらになるかを、算出してくれる関数」は、私は知りません(Excel2003の場合です) ので、次のように計算します。 元金残高=借入額+CUMPRINC(利率,期間,借入額,1,その期,0) です。ただし、この関数を使うには分析ツールアドインを組み込みます。 さて、計算式ですが、指定した期の元金残高がいくらになるかは次式です。 P_p=A(1+r)^i-a((1+r)^i-1)/r ここで、 P_p:i期終了時点での元金残高 A:借入金 a:均等返済額 r:利率 i:期 です。 また、均等返済額は、 Pp=A(1+r)^n-a((1+r)^n-1)/r n:返済期間 です。これは、PMT関数と同等です。 ある期の金利返済分は、 a_r=A(1+r)^(i-1)r-a((1+r)^(i-1)-1) a_r:金利返済分 です。これは、IPMT関数と同等です。 したがって、PPMT関数と同等な式は、 a_p=a-a_r です。 注意として、PPMT関数などでユーザーが支払う金額は負で表示されることです。 なお、これらの計算は「普通の電卓」では計算できません。関数電卓が必要です。
補足
#1様 丁寧な回答をいただき、大変ありがとうございました。 お礼が遅くなり、申し訳ありません。 質問文で、用語の使い方を間違っていました。 おっしゃる通り、「指定した期の返済額のうち、元金 部分がいくらになるか」を計算する方法を、知りたかった のです。 実際に計算してみたのですが、エクセルと関数電卓で、 結果にズレが出てしまいました。 借入金8,600000円を、年利3%もしくは6%で、40年ローンを 組むとします。 ○金利3%のとき 1期 関数電卓:9,287 エクセル:9,287 2期 関数電卓:9156.2825 エクセル:9,310 3期 関数電卓:9,025.23820625001 エクセル:9,333 4期 関数電卓:8,893.866301765633 エクセル:9,356 ○金利6%のとき 1期 関数電卓:4,318 エクセル:4,318 2期 関数電卓:3,866.41 エクセル:4,340 3期 関数電卓:3,412.562050000023 エクセル:4,362 4期 関数電卓:2956.4448602500324 エクセル:4,383 エクセルのPPMT関数を使って計算した結果は、 期が先になるにつれて、金額が増えていますが、 関数電卓で計算した結果は、逆に減って行って います。 計算式に勘違いがあるのでしょうか? A(1+r)^nr/((1+r)^n-1) - A(1+r)^(i-1)r-a((1+r)^(i-1)-1) A:借入金 n:返済期間 i:期 r:利率 もし勘違いがありましたら、ご指摘くだされば幸いです。
お礼
分かりやすい回答ありがとうございました! 無事電卓で計算することができました!