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放射線の問題について

解き方がわからないので、 解き方または、参考URLをおしえてください。 (1)金属コバルト1gを熱中性子束密度8.0×10の13乗の原子炉で1時間照射したとき、生成する60Coの放射能はいくら か。ただし60Coの半減期は5.2年、59Co(n、γ)60Coの核反応面積は37バーンとする。 (2)1.0gの銅板を熱中性子束密度3×10の12乗で1時間照射するとき、63Cu(n、γ)64Cuの核反応で生成する64Cu (半減期12.7h)の放射能はいくらか。ただし63Cuの存在比69.17%、熱中性子による63Cu(n、γ)64Cuの核反応 断面積は4.5バーンとする。

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  • ere_Elba
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回答No.1

(1) 金属コバルト1gに含まれるコバルト原子の数は 1(g)/59(g/mol)×6.02・10^23(個/mol)、 これをN(個)とする。 放射化されて生成される60Coの原子の数をNc(個)とすると dNc/dt=N・σ・φ-λ・Nc → Nc=(N・σ・φ/λ)・{1-e^(-λ・t)}≒(N・σ・φ・t) Nc=N(個)×37(バ-ン)×10^(-24)(cm2/バーン)×8.0・10^13(個/cm2/sec) ×1(時間)×3600(sec/時間) その放射能Ac(Bq)は、 Ac(Bq)=[ln(2)/{5.2(年)×365(日/年)×86400(sec/日)}]×Nc(個) []内の式は崩壊定数。上の式で現れたが、照射時間が半減期に比し非常に短い ので近似ではキャンセルできた。    答え:4.60×10^8(Bq) (2) 銅板の放射化放射能についても同様に計算すればよい。 ただ、63Cuの存在比が69.17(%)であるので、銅板1g全体が 64Cuになるのではなく、63Cuの重量を求め、それだけが放射化されると すればよい。 また、この銅の放射化の場合、半減期は照射時間に比し長くないので、 近似できないとする。    答え:4.71×10^9(Bq) :(近似では、4.85×10^9(Bq)となる)