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ニホンカモシカが保護されても増えないのはどうして?
ニホンカモシカが特別天然記念物に指定されて長期間経ちます。 なのに頭数があまり増えないのはどうしてでしょうか? イリオモテヤマネコのように狭い範囲にしか生息しないわけではなく、 日本中が生息区域のはずです。 シカやイノシシなどは一部の地域で害獣と呼ばれるほど増えています。
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積雪の多い地域ではない、九州、四国、紀伊山地、鈴鹿山地などカモシカの生息地のうち、南部にあたる地域では、生息密度を減らしていたり、生息範囲が縮小しているところもあります。いずれの地域もニホンジカが急増しており、それにともなって森の中に食べられる植物が極端に減少していることが大きな理由と考えられています。 ●紀伊山地カモシカ報告書 http://www.bunka.pref.mie.lg.jp/bunkazai/news/2010/20100410.htm ●鈴鹿山地カモシカ報告書 http://www.bunka.pref.mie.lg.jp/bunkazai/tennen/pdfs/SuzukaSerowReserch2008.pdf
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- suiran2
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回答No.1
各都道府県でニホンカモシカ保護対策費なるものが計上されています。これはニホンカモシカを保護するためのものではなく、増えすぎまたニホンカモシカによる食害対策費です。現在はニホンカモシカの駆除も盛んに行われ毛皮の販売もされています。有害鳥獣に指定するような嘆願も出されているはずです。シカやイノシシの食害も大問題になりつつありますが、それらの肉が売れるようになればもう少し駆除が進むのではないかといった悩みも聴きます。そのうちカモシカ肉も販売されるかも知れません。美味しいかどうか知らないのですが…