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航空自衛隊で使用している爆弾のサイズについて
航空自衛隊で使用している爆弾のサイズについて質問です。 私の知る限りでは、航空自衛隊で使用している爆弾は誘導/無誘導とも 500ポンドサイズのみのようです。(クラスター爆弾は除きます。) 米軍は1000ポンド以上のサイズも運用していますが、専守防衛という 観点からすると、500ポンドでも打撃力は十分なのでしょうか。 たとえば・・・ 接近する艦船などの大型目標に対してはASM-2などの対艦ミサイルで対応し、 爆弾は使用しない。 上陸した小型目標(せいぜい戦車クラス)に対してだけ爆弾を使用するので、 1000ポンドという大型爆弾は必要としない・・・とか? 500ポンドサイズしか運用していない理由、ご存知の方がいらっしゃいましたら 教えてください。 また、もしも500ポンド以上のサイズを運用しているのでしたら、 間違いのご指摘をお願いします。
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- mk57pvls
- ベストアンサー率58% (428/728)
こんにちは 実は、つい最近まで空自の戦術には"対地攻撃"という概念が ほとんどありませんでした。 つまり邀撃戦闘(主にF-15が担当)と航空阻止のうちの対水上 戦闘(F-2が担当)の2つが空自の主な航空作戦であり、それ 以外の作戦、例えば対地への航空阻止攻撃や、近接支援など の対地攻撃能力は、ほとんど必要としていなかった、と申しても 過言では無いと思います。 しかしながら、9.11以後、対テロ戦争に代表される"不正規戦" 勃発の可能性が高くなると、さすがにそうもいってられず、 2003年頃からJDAMを試験導入して、テストを繰り返しており、 (確か)09年度予算で正式に購入が決定されたと思います。 (JDAM導入にあたっては、他にもクラスター爆弾が禁止された という事情も影響していますが・・・) とは言うものの、例えば島嶼部へ侵攻した敵勢力に対する着 上陸阻止、つまり近接支援があくまでもその主目的であり、 固定硬目標への攻撃を含む戦略爆撃などは、想定していない 為、大型爆弾の装備化は不要と判断されたのだろうと思われ ます。
- AVENGER
- ベストアンサー率21% (2219/10376)
No.1です。以下も参考に。 空自の対地攻撃装備は340キロ普通爆弾(JM117,750lb爆弾)が最大の物と されていますが、何故1000lb、2000lb爆弾は装備しないのでしょうか? http://www6.atwiki.jp/army2ch/pages/67.html#id_c7b87847
お礼
簡潔にわかりやすく書かれているサイトを紹介していただき、 ありがとうございます。 「敵上陸部隊が短時間で堅牢な建造物を構築するとは 考えられません。」と書かれている点、妙に納得してしまいました。
- AVENGER
- ベストアンサー率21% (2219/10376)
JM117通常爆弾(誘導弾もあり)は750ポンドですが。
お礼
さっそくの回答、ありがとうございます。 JM117の存在は知っていたのですが、航空自衛隊での運用は すでに終わっていると思っていました。 ご指摘、ありがとうございます。
お礼
回答ありがとうございます。 F-4EJが採用されたとき、周辺国に対して脅威となるため、 爆撃に関するコンピュータは外された仕様になった・・・ と聞いたことがあります。 (あとで詳しく調べてみようと思います。) 現在は多少は状況が違ってきてるのでしょうが、 やはり爆撃よりも対水上戦により、上陸される前に 敵を叩くことを優先していたのですね。 専守防衛を身上とする島国独自の理論で面白いです。