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重量が85トンの10式戦車の防御力

上からA10に三十ミリ機銃掃射されても1000ポンド爆弾が真上で炸裂してもなんともない。 203ミリ榴弾砲が何十発も飛んできて周囲が月面のクレーターのようになっても10式戦車の陰にいれば大丈夫。 対戦車地雷の真上を通過しても行動不能になるだけで死にはしない。 RPGや歩兵の携行出来る対戦車兵器なんて当然なんともない。 橋だってある程度大きな橋なら85トン程度では落ちない。 戦地のど真ん中に居座り敵の攻撃を一切回避せず戦いつづける弁慶のような戦車。 何より世界で一番重い10式戦車がいれば絶対大丈夫という自軍に共有される圧倒的な安心感。 仮に85とんだったとして運用上何か問題はありますか。 燃費が悪くても防御力が高いなら動く必要ないですよね? また重く作ったとしてあのサイズで85は可能ですか。 よろしくお願いします。

みんなの回答

回答No.3

基本情報が根本から間違ってます。 そんな不死身の戦車、世界中さがしてもありません。

  • kagakusuki
  • ベストアンサー率51% (2610/5101)
回答No.2

 戦車は重量が過大になりますと機動性が失われますし、橋を渡れなくなるといった運用上の問題が発生するため、総重量を50~60t程度に抑えねばならならず、主力戦車であっても装甲が厚いのは敵に相対する砲塔部と車体前面だけであり、側面装甲は前面ほど厚くはありませんし、敵と相対する事が殆ど無い後面や上面、底面の装甲は薄くなっています。  それに対し、質問者様が空想しておられる戦車(10式とは言えない)では、どの方向から攻撃されても同様の防御力が発揮される様にしなければなりませんから、全面が装甲で被われている事が要求されます。  つまりは砲塔や車体前面に装甲を集中させるのではなく、全面を同じ厚さの装甲で被うという事になります。  通常の戦車では、車体の表面装甲の大半をあまり厚くせずに済ませているというのに、全面の装甲厚を均等にしてしまうというのですから、総重量が決まっていて、その中で装甲に割く事が出来る重量に限度がある以上、全面に薄く延ばした装甲にしてしまう事になり、それでは総重量の制限を多少緩くした処で焼け石に水で、現実の主力戦車の前面装甲よりも薄い装甲になってしまいます。  下記の参考URLを御覧下さい。 【参考URL】  M1A2戦車の全周の装甲防御能力の推定   http://sus3041.sakura.ne.jp/contents/calcula/mbt_m1a2_arm.htm  M1A2戦車の総重量は約65.5tで、その内の約半分にあたる32.6tが装甲の重量だと推測されています。  この総重量を85tにまで増やし、それによって生じる重量増加分の全てを装甲の重量に当てたとしましても、装甲重量は52.1tと約6割程度しか増えません。  これを総表面積63.1m^2で割りますとたった857kg/m^2に過ぎず、M1A2戦車の砲塔部前面装甲の2066kg/m^2の約4割程でしかなく、砲塔部側面の1033kg/m^2や車体前面の1034kg/m^2にも劣っています。  10式戦車はM1A2戦車よりも小型ではありますが、M1A2戦車のサイズが全長9.83m×全幅3.66m×全高2.37mであるのに対し、10式戦車は全長9.42m×全幅3.24m×全高2.30mなのですから、大雑把に計算しますと10式戦車の表面積はM1A2戦車の88%程度とさほど大きな違いがある訳ではありません。  従って、質問者様の85t戦車は、対戦車戦において現実の10式戦車やM1A2戦車よりも防御力が劣る上に、重量過大で通過出来る橋やルートが限られているため使い勝手が悪く、速度や加速性能も貧弱という事になります。 >橋だってある程度大きな橋なら85トン程度では落ちない。  敵の陸上部隊が60tの車両までしか渡れない橋を通って移動した場合には、一体どうやって追いかけるというのでしょうか?  85tでも渡る事が出来る橋がある所まで遠回りをしている間に、敵は都市等の目的地に到達して攻撃を始めてしまいます。  又、85t戦車がいる所と戦地とを結ぶ最短ルートには85tでも渡る事が出来る様な橋が無かった場合にはどうするのでしょうか?  85tでも渡る事が出来る橋がある所まで遠回りをしている間に、戦闘は終わってしまい、味方が負けてしまうかも知れません。 >戦地のど真ん中に居座り敵の攻撃を一切回避せず戦いつづける弁慶のような戦車。  鈍重で小回りが利かず、橋を渡る事も出来ない戦車など、敵にとっては相手にせずに迂回するだけで、85t戦車に邪魔される事無く目的地に向かう事が出来ますから、85t戦車は役立たずという事になります。

  • mpascal
  • ベストアンサー率21% (1136/5195)
回答No.1

ご参考まで。 http://ja.wikipedia.org/wiki/10%E5%BC%8F%E6%88%A6%E8%BB%8A 「90式戦車は北海道での運用を考慮して開発されたために重量が約50トンあり、橋梁や路面の許容重量と活荷重の面で北海道以外での平時における配備・運用が難しいとされている[注 4]。このため、10式戦車の開発においては本州、四国、九州など全国的な配備運用に適した能力、砲塔・車体一体でのトレーラー輸送など戦略機動性の向上が求められた。その結果、90式と比べて全長で約38cm、全幅で約16cm小型化され、全備重量は約6トン軽い約44トンとされている。 全国的な道路交通網の整備がなされ、61式戦車が開発された頃に比べると鉄道に頼らずに済むようになったため、陸上自衛隊では74式戦車の開発以降、鉄道輸送は事実上断念している。90式の場合、専用のトランスポーターによる輸送を行えば、道路の許容重量によって走行できるルートが限られてしまう可能性が存在し[注 5]、長距離を自走させた場合に足回りを傷める可能性[注 6]があったが、小型の40t級車輌とすることで車体と路面へのダメージ低減に成功した。 全国の主要国道の橋梁17,920ヶ所の橋梁通過率は10式(約44トン)が84%、90式(約50トン)が65%、海外主力戦車(約62-65トン)は約40%とされる[27]。 74式をトランスポーターで輸送する場合、73式特大型セミトレーラで砲塔と車体が一体の状態で輸送できる。一方、90式の場合は最大積載量50トンの特大型運搬車であれば砲塔と車体が一体の状態で輸送できるが、最大積載量40トンの73式特大型セミトレーラでは砲塔と車体を分離して別々に輸送する必要があった。 10式は74式と同じ輸送インフラを利用できるよう小型軽量化され、全備重量は約44トンとし、約4トン分の装甲などを取り外すことで73式特大型セミトレーラの最大積載量に収めている。2010年12月までに73式特大型セミトレーラに10式を乗せ、砲塔と車体が一体の状態で輸送しているところが目撃されており、その際には東名高速道路および国道を走行している[28]。なお、輸送時の写真を見る限りでは、10式の装甲などにおける外見上の変化は確認されていない。」

noname#207752
質問者

お礼

回答ありがとうございます 鉄道の許容重量や橋梁通過率が本当のことを書いてるとすると85トンの10式は基地から自力以外で移動できないみたいですね。

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